今、滋賀では、森のようちえん、シュタイナー園、自主保育など、オルタナティブな保育の場が増えてきています。
小・中学校も、滋賀ではないけれどシュタイナー学校、きのくに子どもの村、いろいろ素晴らし
い学校があります。
でも住んでいるところから遠かったりして、すべての子どもが今すぐこういう教育を受けること
は難しいでしょう。
だから、学齢期になるとほとんどの子どもは公立小学校に行くのが普通だと思います。
幼稚園の年齢までは、子どもの自ら育つ力に寄りそって、その子の「いま」を大切にする子育
てをしてきたおとうさん、おかあさんの中には、学校での教科書中心の勉強や、暗記のためのくりかえし学習に疑問をもつ人も少なくないでしょう。
私自身、息子や、まわりの小中学生の姿を見ていて、ずっと悩んでいました。
学校で言われた通りに頑張る、素直で真面目な子(うちの子ではありません笑)ほど、ドリ
ルなどの単純な反復学習や教え込みによって思考力が制限され、その子本来の力が発揮で
きていないのでは…、と。
「どんぐり倶楽部」に興味をもったのは、まなぶくらすに来ているお子さんと接していて「あれ?この子すごく頭がいい…。」と感じたことがきっかけでした。
「頭がいい」とは、思考や発想がとても柔軟だ、という意味です。
最初は、もともと頭のいい子なんだろう、と思っていたのですが、どうもそれだけではないよう
なのです。
そこで、その子のおかあさんにいろいろ聞いてみると、学校から出される宿題を無理にさせていないことや、「どんぐり倶楽部」というのをやっている、ということがわかりました。
「どんぐり倶楽部」は、学校に行っていても、ホームスクーリングをしていてもできる教材です。
「どんぐり倶楽部」の教材は、おもに絵図を書いて考える算数の文章題で、考える力を身につ
けさせるもの。
正解や問題の解き方は教えません。「どんぐり倶楽部」では、学力を「人生を楽しむ力」ととら
え、その力を育てることを目指しています。
私は「どんぐり倶楽部」に出会ってまだ間もないですが、創設者の糸山泰三さんの考え方には共感するところが多くあります。
私も今後、塾などの形で、「どんぐり倶楽部」の教材を活用できたらいいなと思っています。
そこで、1月26日(木)に、「どんぐり倶楽部スタートの会」を開くことにしました。
スタートの会はどんぐり倶楽部がどんなものか知る会なので、始めるかどうかは各家庭におまかせします。
人数把握をしたいので、スタートの会に参加する方はきしだまで連絡ください。
☆「どんぐり倶楽部スタートの会」
・1月26日(木)10時~12時まで
・会場費とお茶代、資料代として500円いただきます。