ほぼ月イチで開催している、世界で最も非生産的な会議「高等遊民会議」。いつもは都内で開催しているのですが、今回は少し足を伸ばして、メンバーのひとりU氏の自宅がある、千葉県流山市での開催となりました。もちろん観光とセットです(笑)。
11時ごろ、まずは南流山駅で3人が集合。U氏の車で市立博物館へ。縄文〜現代にわたる流山の歴史を学び、昭和の頃のなつかしい暮らしを再現した部屋や道具などにもふれました。この博物館、入場無料なのに恐るべき充実度。 流山は「みりん」が有名なんですねー。
流山市立博物館
そこから、またも昭和の風情ただよう大衆割烹「日本」でランチを楽しみ、続いて街の史跡探訪へ。新撰組の近藤勇陣屋跡、閻魔堂、浅間神社と富士塚、オシャレな和紙の照明屋さんなどを巡りました。富士塚は十条とは比べものにならない険しさで、登頂感がハンパなかったです。とはいえ所要時間は30秒ほどでしょうか(笑)。
かなり険しい道のりの富士塚(十条富士塚比)
山頂。これで富士山に登ったのと同じご利益ゲット!
そして14時ごろ、再び南流山駅でもう一人のメンバーと合流、総員4名に。そこから一茶双樹記念館へ向かいました。小林一茶は、ここ流山へ50回ほど訪れたそう。この記念館がまた見事な江戸末期の木造屋敷。美しい庭を眺められる縁側で、おいしいお茶と水ようかんを楽しみながら、時間を忘れてゆったり語らいました。平日の昼間ということで他にお客さんは全くおらず、みんなまるで我が家のようなくつろぎ具合でした(笑)。
屋敷を出たあとは、江戸川の河川敷の景色を堪能。
そこから、「OB」というウッディーなカフェへ。店に入ると、金魚鉢のような瓶で紅茶を飲んでいるお客さんがいて、すでに嫌な予感はしていたのです(笑)。案の定、みんなが頼んだアイスコーヒーはビールの大ジョッキをもう一回り大きくしたようなカップで出てきて、僕が頼んだメロンソーダパフェは想像をはるかに超えるデカさで、一堂驚愕いたしました。デカい花瓶にメロンソーダを入れて、その上にパフェがのっかってる感じ……? 店名の「OB」は、きっと「大きすぎてビックリ」の略だと結論づけました。
夕方になって涼しくなってきた頃、スーパーで買い出しをしてからU氏邸へ。世界各国から集められたアンティーク雑貨と、高層階からの眺めは実に壮観。
みんなそれぞれ作りたい料理を作り、想像以上に豪華な食卓になりました。みんな料理上手すぎです……。お酒を飲みながら、幸福とは何か、結婚とは何かなど、非生産的な高等遊民談義に花を咲かせたのでした。
数ある料理の中で、一番最初に出てきたサラダ。
……とまあそんな感じで、流山の1日は楽しく過ぎていき、今回も無事に非生産的な集いとなりました。みなさまおつかれさまでした。まったくどうでもいい内容のうえに長文となってしまいましたが(笑)、流山観光気分をちょっとだけでも共有できたら幸いです。