【身近な問題:「議論」を学ぶにはどうすべきか】 | 市原市「マナビオ」のブログ

市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。

第1回子ども白熱会議

 人工知能についての課題記事を読んで自分の意見を述べる「第1回子ども白熱会議」が2016/10/16(日)、区立日比谷図書文化館にて開催されました。

 

 パネラー審査に通ったことを生徒達と一緒に喜びましたが、会議に備えて具体的に何を準備すべきなのかよく分かないまま当日を迎えました。本人(+保護者(?))たちも不安が大きかったと思います。しかし、子ども達は、パネリストの役割をそれぞれ立派にこなしてくれました。光の当たる檀上でマイクを持って発言する姿は、マナビオにいる時とは少し違ってみえました。「大したものだな」と関心しました。

 

 進行役の市川力先生は、5人いる子どもパネリストの性格を短時間に把握されていました。難しい問題を議論するため、子ども達に簡単な言葉で語りかけながら意見を引き出していく方法はとても見事でした。

 

 日本で教育を受けた人は、総じて議論が苦手です。それは大人になっても変わることはありません。問題は、自分の考えを述べたり、議論する機会が小学校で極めて少ないことにあります。優れた進行役を加え、議論する機会さえ増えれば、子ども達は能力をもっと伸ばすことができると強く感じました。