【身近な科学:月の魔力】 | 市原市「マナビオ」のブログ

市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


地球照

 同名の著書を読んだことがあります。満月の日は事件・事故が多いという事実を基に、月が人の行動に影響を与えることを述べた読み物でした。

「月を撮影したい!」

という衝動は、満月に限らずおとずれるので、別の病かもしれません(笑)。


 昨夜は三日月でした。月の影になった部分がうっすら光って見えます。太陽と地球の間にある月に、地球の昼間の部分で反射した太陽光が反射して月面の暗部を照らす、このような現象を地球照(ちきゅうしょう)と言います。ちょうど、地球がレフ版のような働きをしていることになります。


 月に日が当たる面積が小さい方が地球照は観測し易いと言われますが、肉眼では分かりませんでした。


 撮影してみると、月の日が当たる部分がとても明るいことに気づかされます。表面温度を調べると月の赤道付近で120度だそうです。日中は、時期外れの暑さでしたが、大気ってありがたいですね。