
5/1に自宅の水槽で孵化して6日目のミナミヌマエビです。全長はわずか3mm程度、顕微鏡の倍率は60倍です。
ミナミヌマエビは、幼生期を卵の中で過ごすので、卵から出た段階で既に稚エビだそうです。環境に合わせて体色が変化します。殻は透明で、体内に紅葉と金粉をまいたような斑点が見えます。この稚エビは、見ると赤っぽく見えますが、自宅のミナミヌマエビは、やや黒っぽい色をしています。
顕微鏡についている透過光源で撮影するよりも、外部照明を使った方が、色の再現性が高いように思います。
生きたままだとエビが動いてしまうので、理科実験教室の解剖で使った麻酔薬で眠らせ、顕微鏡のピントを変えながら撮影した10枚を合成しています。