【身近な科学:竹の油抜き】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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竹の油抜き

 十分な水量が欲しかったので、8リットルの水を用意しました。


 油抜きのために強アルカリ性の薬剤を扱うので、取り扱いには注意します。薬剤は、まず十分量のお水に溶かし、その後、大なべに入れ、徐々に加熱していきます。沸騰状態で竹を投入し、20分ほど煮込みます。しばらくすると、竹から溶け出した油と薬剤が反応し、アクとなって水面を覆います。


 水量が多いと、油抜き後の廃水処理が大変です。用意した竹コップだけでは、中和に足りないと考え、竹コップ投入後10分後に筒状の端材(30cm)2本を投入しました。


 竹の上げ時が分からないので、とりあえず、20分後、火を止め、竹を取り出し、熱いうちに布で磨きます。お湯から取り出した直後の竹は、つや消しの濃い緑ですが、冷めるに従い、黄緑色になっていきます。


 ただ、冷めた竹が、まだらなのですが、失敗でしょうか?それとも日が経つと、消えるのでしょうか??