
「写真映えしそう」と書いた、砂中鉱物の顕微鏡写真です。
綺麗に洗浄されていることは判別できますが、写真としては、残念ながら、イマイイチでした。
倍率150倍で9ショット撮影し、合成しています。
問題は、鉱物が思いの他、光を通さず、黒いシルエットしか見えないことにあります。1段階低い倍率(60倍)で見ると、画面内に鉱物がたくさん見えるので「うわぁ、キレイ」と思うのですが、冷静に観察すると、大半が黒いシルエットで、ごく一部にしか色味がありません。
そこで、少しでも色がある鉱物を探して、倍率を上げて撮影しましたが、深度合成しても、どうしてもピントのあまい写真になってしまいました。
150倍で9ショットですから、ハイポ(60倍で15ショット)に比べると被写体がずっと薄いことが分かります。
何故、ピントが甘くなるのか分かりません。画面内に散らばった被写体を合成することが、合成ソフトは苦手なのかもしれません。