空気がきりっと冷え込んできましたね。
まなべの館では、そんな季節に心身とも暖めてくれる布たちの展示が始まりました。
sopo departmentさんとQuilt Moonさんによる、
パッチワークと北欧の生地展です。
パッチワーク展は、鯖江などで開催されているパッチワーク教室さんの作品展。
なのですが、ただ作品を並べるだけの展示ではありません。
作品や布をふんだんに使ったアイディアあふれる展示は、空間のパッチワーク。
布の樹木の合間をぬってパッチワーク作品の中を歩いていると、布の森に迷い込んだようです。
もちろん、作品の一つ一つは、出展者さん一人一人の集大成。
図柄を決め、布を決め、大きさを計算し………、と、たくさんの工程を経て制作された作品です。
北欧の布展は、sopo departmentさんが北欧の旅で出会った、1940~80年代のヴィンテージ生地です。
温かで大胆な色使いの生地の数々。その包み込まれそうな図柄も目を引きます。
他の地域の柄もそうなのですが、今回の展示も、布地を彩るのは植物モチーフが多いです。
やっぱり私達は、家の中に自然を感じる物を取り込みたくなるのですね。
暖房設備が今ほど整っていない時代の長く寒い冬の間、体も心も温めてきた布たち。
雪が多い地域に住む私達に、何か語りかけてくれているような気がします。
sopoさん手作りの天然ストローのヒンメリも必見です。
こんなに素敵な展示なのに開催は今日から4日(日)までの3日間
お見逃しなく!
パッチワーク展と北欧の生地展
12月2日(金)~4日(日)
9時17時(最終日は16時まで)
入場は無料です