日曜日の午後から、山梨の八ヶ岳南麓へきています!

こちらに、別宅を借りていて(マナは、本当は別荘が欲しかったけど、”この土地が本当にスキか、本当にここでいいか、っていう判断はすぐにできないでしょ?それなら、まずはアパートを借りて、拠点にして、ここ!という場所が決まるまで暮らしてみる?”と言うダンナの助言のもと、賃貸アパートを借りて、休日を過ごしているんです)、今年の11月が次回更新!だそうで、現在6年目、11月からは7年目に突入?!です。

わービックリ!改めて考えると、長いこと通っているんだな~~

スピリチュアルな仕事を始めてから、エネルギーに敏感になったようで、東京のバタバタしたところにいるのがちょっとしんどくなり、田舎暮らしをしたくなったのが始まりです。

旅行に何度か出かけている途中、高速道路を運転中に、空気が変わるのがわかり、ここ、いいなー!!って思ってから、2度程、ペンションへ泊まったりして周りをリサーチ。

ゆっくり過ごすのが目的なので、ペンション1泊では物足りず・・
午後チェックイン、夜ゴハンを食べる、あっという間に朝になり、またゴハンを食べてチェックアウト、、、
結局、ゆっくりできず、カフェ難民と化していたんです。。

で、アパートを借りて今に至る、んですが、

ちょうどダンナの仕事が忙しかったのもあり、4月末から来れず、その後、マナの病気の発覚~入院手術~自宅療養を経て、ようやく来れました!!実に4ヶ月ぶり!です!!

退院してから、いつ行こう、いつ行こう!とワクワクしたキモチがあったのと同時に、長距離(といっても2時間程度ですが、、)運転するのに不安があったり(うちのドライバーはワタシだけなんですよ~)、次の更新前に解約も考えようか?。。っていう話もちらほら出始めたところでした。

が、、、いざきてみたら、やっぱり、落ち着きます・・・

借りているアパートは、お部屋から富士山も望めます。
(山梨側からみる富士山は、黒いんですよ~~!)

背後には八ヶ岳、左右も山々に囲まれていて(南アルプスなど)、とても良い所なんです。

更新せずに解約する?って考え始めたのは、、

・温泉宿で上膳据膳してもらうほうが良い?
・毎月どこかへ1泊くらい(いろんな場所へ行ける)が、今の私達にはちょうどいいかも?と思ったんですが、

やっぱり、ここ、いいです。。!

テレビや洗濯機をおいてなくて、雑音となるものがありません。
お野菜は産直で新鮮で美味しいものが買えるので(冷蔵庫と調理器具は揃えてあります)、しっかり自炊できるようにしてあるんです。

元々、ここを借りようと決めた理由は、お宿の食事だと、量が多すぎたり、口に合わなかったり。。(特にペンション)、自炊できるのは、便利だったんです。

(たまにめんどくさい時もありますが・・

他にも、ここは普通のアパートなので、周りは普通に生活している方たち。
防犯上の問題(別荘の留守宅を狙われる心配)もなし、
庭の掃除やら、お手入れを考える必要もなく、とってもお手軽。

もうすでに涼しくて、クーラー不要はもちろんのこと、夜はお布団を掛けて眠れるくらい。。虫の音はすっかり秋の気配です。

前置きが長くなっちゃいましたね・・

到着した日曜日は、お友達のご主人(末期のガンだったそう)の訃報を受け、落ち込みました。
春先にお会いした時はお元気そうだったのにな、、まだ若いのにな、、と思うと、辛さ倍増・・

先日も大切な方を亡くしたばかり、
相次ぐ訃報に、ココロが痛みます。。。。

日・月と、とっても落ち込んでいました。

気虚という状態だって漢方カウンセラーさんに言われたばかりだし、
気を満たすことをしたいな~、と思い(こちらにきて、いい空気を吸って、だいぶ元気にはなってきましたが。。)、気になっていた温泉(同じく罹患されている方のブログで知った増富の湯)へ出かけてみました!

いろんな慢性病に効き、気も高める温泉!だそう!!

なんと、別宅から車で30分ほどの場所だったんです!

別宅を借りている山梨県北杜市は、市営の温泉がいくつもあり、いつも行く場所は決まっていたんです(そこは車で15分程、2箇所あります)が、そこと比べるとちょっと遠いので、存在を知ってはいたものの、いままで行ってませんでした。
それを悔やむくらい、良いお湯の温泉でした~



起きてから人参りんごジュースだけで出掛けたので、まずは、お食事処へ。。!
ランチに麦とろ定食を頂きました。
ゆ~っくり味わって、美味しく頂いたあとは、30分くらい休憩。

いざ!温泉へ温泉

外からは想像つかないくらい、中は広くて、お風呂の種類が多くてびっくりしました!
25度、30度、35度、37度、42度のお風呂と、歩行浴、打たせ湯、スチームサウナがありました。
*日替わり男女入れ替え制だそうで、ダンナ情報によると、今日の男性湯は、サウナはスチームではなく遠赤外線、歩行浴はなし、だったそう。

あんまりちゃんと調べてなかったのですが、温泉の効果的な入り方、が書かれた紙がちゃんとあったのを、上がった時に気付きました
(でも、結果として、あとで見た、で良かったです~!!)

温度が分かれている温泉の中から、30分気持よく入れるお湯を選んでゆったり入るというのだけを前情報としてネットで読んでいたので、その通り入ろうと思っていました。

結構混んでいて、、お目当ての35度はけっこうな人。。。

次に目に入ったのが30度、先に入っている人は2人だけだったので、入ってみました。
30度のお湯ってどんなだろう?って思ったけど、意外と、あたたかい。
寒くはない、って感じかな??
10分すぎたくらいから、ほんのり、カラダが温まってきている気がしてきて、15分まで入りました。

が、、、心地よくリラックスできるお湯で、って書いてあったな~~と思い出し、心地よく、はないかも?と、他のお風呂を試してみることに。

相変わらず35度は人気!なので、37度へ行くと、お!かなり温かい・・・
(普段、家で半身浴をしている時は38度なので、ほぼ変わらず、、のハズですが、最初に低い温度に入っていたからか?かなりあたたかく感じました)

ここでしっかり30分、リラ~~ックスしながら温まりました。。

茶色いお湯をみながら、セドナの赤土を思い出しました。
今年2月にも訪れたセドナ、罹患していなければ、6月末に行くはずだったセドナ、、
早く行きたいな~ 
から、なんで、そんなに惹かれるんだろう・・
あそこのエネルギーのなにとそんなに反応するんだろう・・?と考えたり、

他にもいろいろな感情が沸き上がってきて、

今まで、見てこなかったネガティブな感情もあったりして、
それらも、味わいつくしました。

ココロに波風が立たないように、
穏やかに暮らしていけるように、
感じたこと、思ったことのうち、”ネガティブな感情”には、
これまで、気付かないうちに蓋をしてきちゃっていたんですが、

そういう感情も、一度味わい尽くさないと、無理やりキモチを押し込めているだけだ!、とわかったつもりだったけど、これまで長い間かけて育んできちゃった性格は、そう簡単には治らない・・

で、焦っていたみたいです、、、、
(焦るな危険!っていう手書きのPOPでも貼っておこうかな~~というくらい、ワタシはいつも何かにつけて焦っているみたいですね、、(苦笑))


たとえ辛く、苦しいというキモチだったとしても、、、
蓋をせず、ちゃんと味わい尽くして、感じ尽くす事以外、それらのキモチを開放して、解き放たれることはないのではないか?

と感じました。


相次ぐ訃報で、より、”死”というものを身近に感じ、
いろいろと考えちゃった、っていのもあります。

ワタシが通っている病院は、ガンに特化した病院なんですが、ホテルみたいなロビーだったり、開放感にあふれていて、とても病院とは思えない雰囲気なんです。
それも、この病院を選んだキッカケの一つでもあるんですが、病院にきている人のほとんどがガン患者さん(もちろん付き添いやお見舞いの方もいらっしゃるでしょうが・・)なのに、病院=イヤな(気の)場所、というのが当てはまらない場所だったんです。

それも手伝ってか?、あまり、罹患したことを深く考えていなかったのかなぁ、、、?!


人間、生まれてきたらいつかは”死”を迎えます。

罹患したから、身近に感じるようになったけど、どこかで、そんなこと考えちゃいけない!(引き寄せの法則があるから、引き寄せちゃう!!)と、思っていたみたい。

でも、一度ちゃんと向き合っておこう!!って思いました。

いつ、事故に合うかもわからない。
(地下鉄サリン事件の時、通常ならあの電車での通学でした。あの日は卒業式で、会場が通っていた学校ではなく渋谷公会堂だったので、命拾いしました)

納得のいく人生にしたい、と思って一度考えておくのは、悪いことでなく、むしろ、良いことだと思っています。

死を考える事 ≠ 死を引き寄せること

なのにな、、、
タブーと思ってきてしまっただけ、だったのかも。。


前の晩、いまある不安を口に出したら、涙が止まらなくって、ボロボロ泣いちゃったんですが、

今までなら、ダンナは ”泣かないで・・” って言うのに、
昨日は、涙がとまるまで、思う存分泣かせてくれました
(といっても、胸を貸してくれる、とかではなかったのが、ちょっとザンネン、、

ポロポロ流れる涙を、そのまま流させてくれました

昨日の涙は、、、自分の決断で、寿命を短くしちゃうかもしれないと思うと、どうしたらいいのかわからなくて辛い!!っていう涙でした。


久しぶりに、別宅へ来ることができたけど、
来れなかった間の怒涛の日々を思い返したりして、

罹患して、手術がおわり、無事成功して、退院もしたけど、療養の身。

術後3ヶ月は腸の状態を注意しないといけないから、食べ物に多少の制限はあるけれど、、それ以外はあまり禁止されていることもなく、意外と自由の身。

だけど、だからこそ、

自分の行動の一つ一つ、

何を食べる、

何を食べない、

何をする、

何をしない、

を、全部自分で決め、自分の責任である、ということが、重くて重くて、苦しかったんです。。

誰かに、コレでいいよ!こうして!って言われたかった、、のかな。


5年間は、常に次の診察の日があるわけで、ある意味、恐怖との戦い、というか・・


なにが正しいかわからない、
どうしたら良いのかわからない、

っていう不安なキモチを今まで無視して、

きっとこれで大丈夫!って思えるようなことをしたかったけど、

きっとこれで大丈夫!って思えることなんて、きっと、ないんだな、、って気付きました。


だって、絶対に正しい答え、なんて、無いもん。。。


ワタシは、自分が出す決断に、自信がなかったのかなぁ、、、、とうっすら気付き、

今度は、新しい疑問「自分に自信を持つって、どういうことだろう・・?!」が湧いてきちゃいました。


温泉からの帰り道、今日感じたこと(↑に書いたあれこれ)をダンナに話すと、

”悟ったね” だって。。。(笑)

悟ってないよ~~ ただ、そう思っただけだもん、、、


自分とちゃんと対話ができるようになってきた、のかな?!

だとしたら、ちょっと嬉しい。。


夜は、久々に、ビールと日本酒をちょっとだけ呑んじゃいました。
ビールは、350mlの半分くらい、日本酒も、おちょこに半分くらいに。
美味しかったな~~

退院するときにしてもらった健康指導の栄養士さんには、一日500mlくらいのアルコールはOKです、と言われていたけど、罹患しちゃったし、、禁酒状態を続けていました。

でも、これまで人生の楽しみだと思っていたことを全部なしにしているストレスが、逢ったんです。

食べ歩くのも、飲み歩くのも大好きだったのに、、、それらを全部なしにしたら、ワタシの人生寂しくなっちゃうな、と感じたのです。

どこまでOKにするか、本当に難しいけれど、、、、

誰かにOKしてもらいたいっていうのは、許可を求めているっていうのと同じだよな、、、


自分の人生に、自分で責任をもって、

自暴自棄、ではなく、

楽しみを持って生活していきたいな~と思った夜、でした。
(UPし忘れていたので、一日前の日記です)