(2014/6/13)



予約は17時半~だったので、それまでの間、候補の病院の施設・設備等を確認したり、ネットでの情報収集



お客様で外科医のAさんにも、おすすめのドクターがいないかどうか、確認していて、お返事もらえました



私が候補にしていた先生・病院についても、評判良いと教えてもらえていたので、一安心!

最初は14時だった予約・・・

その場合、ダンナは仕事でこれないので、一人で行くことになるところでした。


が、やっぱり、万が一、良くないお知らせだった場合・・・・

一人で大丈夫かな・・?と猛烈に不安になり、

ダンナが合流できる遅い時間に変更してもらっていました。


変更しておいて、本当に良かった。。。




17時半、クリニックに到着し、すぐにお部屋へ通される。




そして、先生から、すぐ、




”ガンです” 




と、なんともあっけなく、



なんの前触れもなく、



告知されてしまいました。





なんとなーーーく、そんな予感がしていたし、

だからこそ、いろいろ調べていたんだな、ワタシ、、、

あ、やっぱりそうなんだ、、、と、とても冷静に受け止めました。

(というか、人前で心を曝け出せなかった、というのが正しい表現かも????)



なんていうか、テレビドラマを見ているような、、


”これって、私の事・・?”という、あまり実感がない感じでした。


ポカーーんとする間もなく、すぐに希望の病院をきかれる。



昨日一生懸命調べて決めていた、病院名・先生の名前を答えた。

(他の闘病ブログの方から、紹介状を書いてもらう先は、病院名だけじゃなくて、ドクターも指名したほうが良い、と書かれているのを見て、そうさせてもらいました。)


このドクター、空気を読まないっていうか、

初回からそうだったけど(なんだかわからず怖いし、内視鏡なんていやだし、ドキドキしていったのに、

「検査しても、なにもわからないこともありますから」、なんて言われたし。。。


(話がちょっとそれたけど、、、)


立ち会ってくれた看護婦さんが、うんうん、って頷いてくれたのが、救い。

看護婦さんのほうが、うるうるしてくれていた。

それをみて、それまで気丈だった私だったけど、あ、、これ、現実なんだ、、、と感じた。


最後までもう一人の候補の先生を悩んでいたことも伝え、病院名・先生を伝えた。



手術の内容によって、術式がかわるということを本で読んでいたので、どの程度のがんなのか聞いてみたけど、いまはまだわからないと。

ただ、検査でみつかった5cmの腫瘍は、がんだった、ということだけがわかっている、という状況でした。


術式によっても、先生を変えようと思ったけど、


そんな話は全然できなかった。


ステージとかをきいてみるも、5cmあった腫瘍が悪性だった、ってことしかわからず、、


深さや転移具合などはわからないとのこと。


できるだけ早く、転院先へ行くことをすすめられた。



私の希望は、

もちろん、手術が上手で、
できれば、傷が小さくて、
回復が早くて、

そして、快適な入院生活をしたいこと


を伝えた。



そしたら、やっぱり、最初にだした病院が良いのでは?と。


そうだよね、やっぱり、そうだよね・・・・、ってことで、


すぐに紹介状を書いてもらった。



他にも、最悪の事態ばかり説明されて、ちょっと頭が痛くなった。。。。


(転移しているかどうかがわからないから、転院先へいっても手術できるかどうかわからない、とか)



え・・・・??? 転移してるかもしれない・・・????


え・・・・?? 手術できるかどうか、わからない・・・・・????




がーーーーーーーーーーーーーーん




頭では、、、

医師としては、説明責任があるんだよな、しかたない、と理解しようと思ったけど、

でもやっぱりヒドイ、、、、


もうちょっと、言い方ってないの・・????



相当なダメージをうけつつ、



紹介状を書いてもらっている間、待合室で待機。




ぼーーーーっと、おいてあった雑誌を眺めていると、



おとなの週末の焼き肉特集が目についた。。。




いつもはあまり肉食ではないんだけど(焼肉屋サンなんて、もう何年も行ってない・・・)、この時は無性に焼き肉が食べたくなった。



検査前から、味気ない食事だったし、内視鏡でポリープ切除したあから、引き続き、消化に良いもの&アルコールは4~5日厳禁だった。



さっきの看護婦が、紹介先の先生の確認に来てくれた。



その看護婦さんは、ワタシの第一候補の病院で勤務経験があったそう。



やっぱり、そこが安心だね、と確認して、安心する。



もう、お願いしよう。



ぼそっと、焼き肉食べたいな、言ってみたら、「良いですよ!」と


え・・?ほんとに・・ 


お酒は・・?と聞くと、良いですよ!と。


え・・・・??ほんとに・・・・


ちょっと嬉しい・・・



嬉しくなった反面、もしかして、もうヤバい状態だから、好きなモノ食べて良いよ、なの・・? だったりして。。。。


でも、とりあえず、今日はがっかりしてるし、ちょっと元気も付けたい!!!

と、美味しいビールを買って、家で焼き肉にすることに。



病院近くのデパ地下(池袋東武)のビール売り場(大好きなクラフトビールのラインナップが良いんです!)へ。

ここで、張り詰めていた糸が切れた。


大好きなビールがたくさん売ってるのを見て、、、どうせビールを呑むなら、行きつけのビアバーへ行きたいよ~~~~!!!!!!!って、売り場で、号泣しちゃいました。。



でも、今日はお家でゆっくりしたほうが良いに決まってる。


情緒、とっても不安定だもん。



少ししたら落ち着いたので、大好きなクラフトビール、アメリカのRedHookを購入しました。



車だったので、帰りも自分で運転。



運転しながら、涙がでてきた。。。。



自宅へ戻り、心配して日中にも電話をくれたおばちゃんへ報告の電話を、

前日、本を買ってきてくれたKちゃんには報告のメール。




決まっちゃったものはしょうがない、



報告を終えてから、ホットプレートで焼き肉&、ビールを1本

久々に、ちゃんと食事した~~って感じられて、嬉しかった。