イチローはどうして忍者と呼ばれるのか

「イメージ記憶ライブラリ」

野球で打者が豪速球を打ち返したり、

バレーボールで強烈なスパイクをレシーブしたり、

ボクサーが目にもとまらぬパンチを紙一重でよけたり、

一流選手のプレーは、私たちを熱くさせます。

でも、これって、計算上は人の持つ反射スピードの能力とかを超えているのだそうです。

投手の手からボールが離れてから対処しても、

スパイクが打たれてから動いても、

パンチが繰り出されてからよけても、

本来は間に合わないのです。

ましてや、イチロー選手のようにワンバウンドのボールをヒットにするなんて、

できっこないわけです。

それが可能になっているのは、人には過去の体験を記憶しておいて、

それを応用して未来の出来事と重ねて活用する能力を持っているからです。

平たくいうなら「予測する力」です。

これを「イメージ記憶」といいますが、

私は、イメージ記憶のクオリティと、それをライブラリする方法と量によって、

一流のスポーツ選手は生み出されていると感じています。

そして、このことは、スポーツ選手に限らず、日常生活でも同じです。

私たちは、日常の出来事をイメージ記憶して、

それをもとに現在、そして未来の判断をして行動をしていますが、

この記憶に歪みや偏りがあると、スポーツ選手が上手なプレーをできないのと同様、

自信のある意思決定や行動ができないのです。

意識的にイメージ記憶の仕方に目を向けることがとても大切ですが、

それを具現化するためには、あなたのノートを進化させていくことが不可欠です。

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天才のノート術連想が連想を呼ぶマインドマップ(R)<内山式＞超思考法 (講談社+α新書)/内山雅人

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