【旅の轍 ~タビノワダチ~】
2005年
07月07日 Anchorage, Alaska 出発
12月20日 Los Angeles, California 到着
8,216km (A)
2006年
(01/06 日本へ一時帰国)
06月27日 Los Angeles, California 再出発
12月22日 Mexico City, Mexico
2007年
02月12日 Mexico City, Mexico
09月15日 Sanpedro La Laguna, Guatemara 到着
12,668km (B)
総走行距離: 20,884km (A+B)
現在はこの辺り (←クリックで地図表示) を走っているハズです
一晩に一度は外界へ出る
生理現象にさいなまれ
安らぎの場所をはなれて
LEDが照らす弱い光の裏側で
無限に広がるブッシュがうごめく
深い闇の向こう側に恐怖を見出す
夜を支配する闇が
ひたひたとするすると
心の深部を侵食する
有機物の循環を手早く済ませ
人工的に閉じられた空間へ帰る
闇の影から逃れるように
安らぎの場所を取り戻し
闇の及ばない膜に包まれ
夢の続きに満たされる
体臭のしみついたシュラフにもぐりこみ
一畳にも満たない閉じられた空間で
胎児のように手足をのばす
薄いナイロンを隔て世界を二分し
漆黒の闇に飲まれたブッシュで
深い安らぎを得る
文明の利器に火をともし
明日の行程を確認し終えると
ロシアの文豪やドイツの詩人
日本の作家の言葉をむさぼる
月は沈黙を保ち
星々がささやく
草木はざわめき
動物達が徘徊する
外界のつぶやきに耳をすませ
紙のすきまから啓示を読み取り
無意識の井戸へゆっくりと落ちてゆく
そしてブッシュが静まりかえる頃
とろとろと深い眠りがおとずれる
無限に続く大地を手繰り寄せる
自分が信じた目的地に向けて
ただ自分の体力を頼りに
青く高い空の下で
広い大地を感じながら
淡い喜びが湧き上がる
一人きりでペダルを踏みしめながら
目的地の正しさを祈りながら
完璧に孤独な道の上で
深い自由を感じながら
心からの安らぎがあった
精神は安らぎ肉体は高揚していた
生まれて初めてからだを感じ心に触れた
孤独は認識でしかないことに気が付いた
意識の底にあるちいさな扉がひらいた
光を心に浴び
水でからだを潤し
食べ物を肉体に代え
風の唄に耳を澄まし
大地の偉大さを知った
そしてこのままずっと
呼吸が止まってしまうまで
一生旅を続けたいと思った
またもやミクシイもブログもサボっていたのだけれど、今僕はサンペドロラグーナの対岸に位置するパナハッチェルで沈没している。泊まっている宿は日本食がおいしいことで有名な『村岡亭』だ。
村岡のお父さんとお母さんにわがままを言って、庭にテントを張らせてもらい、キャンピングストーブで自炊をしながら、新しい宿(1月中旬にオープン予定)を作る手伝いをさせてもらっている。村岡のお父さんもお母さんも、僕と同郷の広島出身ということもあり、ものすごくかわいがってもらっている。ありがたい限りだ。
本当ならば、長期旅行者の間で評判の『村岡亭のマグロ丼』を食べたら2泊ぐらいでパナハチェルを出発して、アンティグアで待っている3人の欧米人サイクリストと合流し、彼らと4人パーティで中米を南下する予定だった。
が、僕のいつもの癖で、欧米人サイクリスト達には悪いのだけれども、また、しばらくパナハッチェルで沈没しようと思う。自分の大好きな場所が見つかったので。
こんなすばらしい場所を2泊で出発するのはあまりにもったいないことだ。
今、日本人サイクリストがメキシコから南下中なので、2月ごろパナハチェルで彼と合流し、2人パーティで中米の南下を再開させることになるかもしれない。
実は今、夢の先に続く大きな夢を本気で練っている。
それを練りに練り、本当にそれで自分自身が納得できるのか考える時間が必要だ、と思っている。なので、サンペドロの2ヶ月半に続き、またもや沈没をしたい。
だけど、有意義な沈没になること間違いない。村岡亭での生活のすべてが、夢の先の大きな夢に続いていると信じているから。
んなカンジで、もう少しこのアティトラン湖を満喫するつもりだ。
ノスベモスマスタルデアミーゴス!!!!!!
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ちなみに今日はサンペドロで2回目のフルムーンパーティ(本当はクリスマスイブの24日がフルムーンなのだけれど、、、さすがに2日早めにするらしい)に行くために、ランチャでサンペドロに来ている。2ヶ月半の沈没の間にできた、ガテマラ、欧米、日本のサイコーにピースフルな混合アミーゴスで楽しんでくるつもりだ。今からわくわくしている。うひっ。
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