《宇都宮けんじさんからのご回答》
Q1【築地市場の移転について、ご自身のお考えをお教え下さい】
反対です。基本的にこの問題は、石原、猪瀬都政の残した負債だと考えています。
Q2【築地市場の移転計画についての政策をお教え下さい】
消費者にとって安全で安心でき、中小の業者がこれまでのように営業を続けられるよう、築地市場を守り、豊洲移転を見直します。
・現行の施設設計、建設工事の入札・着工は凍結します。
・現在の築地市場については、直ちに予算を取り、補修の必要を感じます。東京都は築地市場の事業者の方々から施設使用料をいただいているのですから移転の問題とは別枠で「大家」としての責任を果たしたいとおもいます。
・その上で現場に足を運んで関係者・消費者の意見を聞き、移転計画の中止も視野に、早期に決断をいたします。先日参加した対話集会では、再整備について「昭和モダニズムの意匠を全面的に再現する」というアイデアも伺いました。弱肉強食の世の中がいつまでも続くとはおもいません。50年後、100年後に感謝されるような卸売市場として再整備をしたいとおもいます。
・中小企業は東京の地域経済を支える重要な存在です。築地市場は築地市場だけで独立しているわけではなく、東京中の商店街とのつながりの中にあります。中小企業、自営業が元気になり、商店街が元気になる都政を行うことが築地市場の活性化につながるとおもいます。
Q3【地下水モニタリング完了以前に着工することについて】
言語道断だと思います。そもそも私は、土壌汚染問題については解決していないと思います。
Q4【移転関連予算の膨張について】
早い時期に決断が必要だと思います。既に執行されてしまった予算もありますが、無理やり強行するより結果的に安上がりになる、ということもあります。
Q5【豊洲新市場の物流効率性について】
「効率的な物流」を言いながら、移転先の物流効率性が悪いというのは大きな問題だと思います。移転にしても、現在地にしても、関係者の意見を十分に聞くことが大切だと思います。
Q6【液状化対策について】
首都直下型地震への対策の必要性が言われる中、豊洲新市場の液状化対策」が震度5弱というのは、本気で移転するつもりがあるのか疑問に思ってしまいます。防災上明らかに問題です。
Q7【情報公開・説明責任について】
①情報の公開
実現します。十分な情報公開をお約束します。
②説明会の開催実現
はい、一般消費者でも参加できる説明会の開催の実現をお約束します。
Q8【当該実行委員会への回答について】
貴会よりの質問については、責任を持ってお答えいたします。また、貴会にかかわらず、あらゆる機会に意見交換を設けていきたいと思います。