伊勢佐木 かつ半 | 横浜・元町中華街近郊に住むナイスな日々

伊勢佐木 かつ半

丁度大岡川へ花見に行く前に、前々から店の前を何度か通っていたものの中々行けてなかった、伊勢佐木のかつ半へお伺いしました。


横浜・元町中華街近郊に住むナイスな日々


曙町1丁目交差点から伊勢佐木モール側少し入ったところにあり、この行灯が目印となります。


老舗の証である「横浜のれん会の店 」のロゴも光っています。


他には横浜フレンチの名店、ホテルニューグランドのル・ノルマンディや、創業は明治元年、近場伊勢佐木の太田なわのれんなどもそれに該当します。


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1Fも2Fも空いていましたが、ゆったりと2Fの座敷に座ることに。


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宴会場も兼ねていることもあり、意外と広い座敷。

ヒノキとスギがふんだんに使われている店内は、落ち着いた雰囲気を出しています。



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メニューはこんな感じで、揚げ物の項目には定番のメニューが並んでいます。

色々と何にしようかと迷った挙句、色々と食べてみたいなと思ったので、ミックスフライを定食で頂くことに。



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あとは週末の昼間とあり、やっぱりBeerです。



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10分ぐらいでしょうか、意外と早くミックスフライ定食が到着しました。

ラインナップは、エビ、ホタテ、串かつ、小さめのロースといったラインナップ。


ちなみにお箸は非常に贅沢で上品なスギの木で出来ていました。



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それぞれほどよいサイズで、お箸でもサクッと割って食べることが出来るサイズです。



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キャベツは盛りだくさん入っています。

キャベツに加え、ご飯もお代わり自由と、とんかつ屋さんの定番のサービスです。


キャベツは食べてみると、瑞々しさが残りながらもかなり繊細であり、きめ細かく料理人さんが切っているのが目に浮かびました。


ソースを掛ければ、ご飯のおかずにも十分になる一品でした。



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そして揚げ物類は、こちらのお店オリジナルのソースを掛けて頂きます。

これまで継ぎ足してきたオリジナルソースだとか。


まずはホタテから頂きました。

見た目からして衣がピチッと立っていることは分かっていましたが、それをさらに口に入れた時のサクサクした触感は、久しぶりに美味しいかつに巡り合えた触感そのものでした。

結構大き目のパン粉を上手く使って、高温の良い油でサッと揚げている感じが目に浮かびました。


お世辞抜きで、こんなに美味しいものが近場の伊勢佐木で楽しめるのか…という新たな驚きと、これまで近場であったにも関わらず、入らなかった悔しさすら感じた一瞬でした。



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そして味噌汁は赤だしのしじみ汁。

私が大好きなパターンです。


こちらも濃すぎずまた薄くも無く、丁度良い絶妙な味が、たかだか一杯の何気ない味噌汁ですが、老舗の暖簾を守る料理人の「経験と勘」みたいなものを感じてしまいました。



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久しぶりに充実した良い昼を過ごしました。


帰りにお上さんに聞いてみると、創業50年以上経っているとのことでした。

帰ってネットで調べてみたところ、いつなのか明確に記載はされていませんでしたが、先の「横浜のれん会」を調べてみると、現在3代目とのことでしたので、丁度それぐらいなのかな、と思いました。


ちなみに、「横浜のれん会」をYahoo!で調べると7番目に、またGoogleで調べると6番目に私の玉泉亭の記事が引っかかって来ました。


あわせてご参照ください。

かつ半 (とんかつ / 伊勢佐木長者町、日ノ出町、関内)
★★★★ 4.0


Tabelogの評価は何故か低めですが、絶対的に見ても少々評価低いと思います。

今回の評価をTabelogにも反映するので、少しでも評価が上がれば、今回書いた甲斐があると思っております。


とんかつの誕生―明治洋食事始め (講談社選書メチエ)/岡田 哲
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ちなみに…

とんかつの前身であるカツレツを考案したのは、銀座の煉瓦亭

http://ja.wikipedia.org/wiki/煉瓦亭

だそうです。