先日、ご依頼いただいた“枝折りmusic ”は、
その方をイメージするのではなく、その方のお仕事をイメージするもの。
その後、お電話でお話を聞かせていただき、
音楽が聞こえ始めたのですが、
お話をお聞きしたキーワードとイメージが合わないのです…。
でも、聞こえてきちゃっているのだから…と思って、
フレーズを五線にメモしていったのですが、
やっぱりイメージと合わない…。
お話をうかがうのも、
私の中で、うまくインタビューできなくて、
もう1段階深いところを引き出せなかった…という思いもあったので、
メールで2つほど質問をしました。
早速お返事をいただいたら、インタビューの点ではしっくりきたのですが、
音楽とはますます合わない…
どうしたものか…と思いながら、
夜帰宅する車の中で、聞こえている音楽と、うかがったお話を思い出していると…
(車の運転中と入浴中は、ふしぎと音楽の神様とつながりやすいのです)
私が、私自身のフィルターを通してイメージしてしまっていて、
その方のフィルターを通していないことに気づきました!
そのお仕事は、私がお世話になっていることで、
すでに私自身のイメージがあって、
お話をいただいたときに勝手に妄想が広がってしまいました。
(勝手な妄想は得意です)
「まっみちゃんの感じていることを入れていいから」とおっしゃってくださってはいたのですが、
これでは、私が感じたことだらけで、私の曲になっている
それで、私のフィルターを通したイメージは、
一旦、助手席に置いて
その方のフィルターを通して、おっしゃっていた言葉を思い出しました。
そしたら
あるベースの動きが聞こえてきました
でも、車の中では、それに乗るメロディーがイメージできなかったので、
帰宅後、「ご飯ちょうだ~い」と鳴くもんちゃん をなだめながらピアノ室に入り、
ベースを弾き始めると、するするメロディーがやってくる
とっても幸せ気分
別のフィルターを通すと見える景色がこんなにも変わるのか!と驚きました。
このご依頼と通して、大切なことに気づくことができました