こんばんは☆好きで似合う色と

形でアラサー・アラフォー女性の
魅力アップを応援しています、

女神カラーコンサルタント
華田真実です(^^)>

今でこそ、「ステキな笑顔ですね」

などと第一印象をおほめいただき、

さらに色や形による魅力アップを

お仕事にさせていただいている

ワタシですが…

 

30代の前半までは、
それはそれはヒドイもので、

ズタボロのビリビリでした(><)

そこで、自分の棚卸も兼ねまして、

恥をさらしまくる覚悟でこれから、

大好きな映画

 

「嫌われ松子の一生」 をもじり、
 

「憎まれまみおの半生」

 

を長編になりますが、お届けして
いこうと思いまーーす(^^)>

これを読まれたあなたが、

 

「なーんや!こんな人でも何とか

なるもんなんや。そんなら私だって

全然大丈夫やん」

 

と元気になってもらえれば、

ワタシもとってもうれしいです(^^)


それでは第4話どーぞー☆彡

(文体は小説調になってます♪)

 

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6年生になった春、大阪の学校へ。

 

先生は明るくキレイな女の人で、

クラスの女子も次々に話しかけて

きてくれて、まみおは

 

「よかった。これから新しくがんばろう」

 

と思った。ところが…

先生が教室を出たとたん、男女が

いきなり机を離し、分かれてケンカを

しはじめてビックリした。

 

さらに、女子のボスが弱い男子や

女子に、休み時間に変な踊りを

させたり変なことを言わせ取り巻きと

大笑いするのを見て、またまた驚愕!

 

 そんなある日、弱い男子の

シロシくんから、手紙が来た。


「きみが好きです。つきあってください。

 

今日、校庭の鉄棒の横の桜の

木の下で待っています。」

と、汚い字で書いてあった。

まみおはつきあう気はないが、

とにかく返事をしなければ!と

放課後待ち合わせ場所へ。

 

すると…。

 

そこにシロシくんはおらず、クラスの

男子と女子のボスがニヤニヤ笑って

こっちを見ていた。

 

「シロシくんはもう帰ったのかな?」

とそのまま帰宅。

 

次の日、弱い女子のウッチさんが

これまた弱い男子のクニくんから

手紙をもらい、それが発覚して

先生が激怒していた。

 

というのは、その手紙は女子のボス、

ウメがクニくんにムリヤリ書かせた

ものだったからだ。

 

弱い男女二人をムリヤリひっつけ

陰湿に面白がっていたのだ。

文面が、まみおがもらったものと

まったく同じだった!!!

それで桜の下のナゾがすべてとけた。

 

まみおは、つかつかと歩み寄り、
無言で先生に昨日の手紙を見せた。

 

先生はより怒り狂っていたが、

そんなことはどうでもよかった。

 

まみおは、もうこの人たちを相手に

するのはやめようと決めた。

あまりにもくだらなすぎるからだ。

それくらいなら、本を読んで
いたほうがずっとずっと面白い。

それからまみおは誰とも必要以上に

話をしなくなり、テストや自習を授業中に

さっさと切り上げ、ひたすら学級文庫の

偉人の話シリーズを読んでいた。

 

くだらない人たちと話すヒマがあるなら、

すばらしい人々の物語にひたっている

ほうがずっと楽しかった。

しばらく平穏無事に日々は過ぎていった。

 

ところがある日、なぜか女子のボスを

はじめクラスでいばっている女子数名が

突然うちに来て、まみおが大切にして

いる本やマンガをあさり、とっ散らかした

まま、嵐のように去っていった。

 

「一体なんだったんだ?」

と不思議に思っていたところ、先生が

 

「あの子はいつも一人でかわいそう

だから遊びに行ってあげて」

 

と頼んでいたことが判明。

 

「ふざけんな!!!」

 

とまみおは心の中で叫んだ。

 

「私は自分で選択して一人でいるのだ。

ああそれなのに、勝手にかわいそうな子に

仕立て上げるんじゃねーよ!」

 

と、心の中で激しく憤った。

 

この瞬間から、まみおの中で、

先生は勘違いで大きなお世話の

大人に変わったのだった。

 

 

それから1学期の二者面談が

終わって帰ってきた母が、

 

「先生がね、勉強はまったく心配

ないけど、まみおさんは先生や

クラスのみんなを、いつも虫を見る

ような目でじーっと観察してて、

その目がものすごく冷めてて

怖いって言ってたよ。

 

いつも一人で本ばかり読んで友達と

全然遊ばないし、何を考えているか

全然わからないって。」

と言った。

 

そりゃそうさ。先生なんかにわかって

たまるか!と思ったまみおは

 

「フーン。先生がそう言うなら、

そうなんじゃないの?」

とだけ答えた。
 

母も先生に似て活発な友達が

多いタイプで

 

「あんたはお父さんそっくりで、

何考えてるかわからん」

 

とよくぼやいていたので、

まみおの気持ちなどわかるまいと

それしか言わなかったのだ。

 

 

夏休みに入り、登校日の水やり

当番でたまたま、弱い女子の

ウッチさんと一緒になり話をした。

 

彼女はまみおに、

 

「いつもみんなにイジワルされて

本当にいやだ。

一度キッパリやめてと言いたい。

だから助けてほしい」

 

と打明けた。

 

まみおは、

 

「わかった。二学期になって

そういう場面を見たら助けるから、

がんばろうよ。」

 

と言って別れた。

 

 

二学期。さっそく女子のボス、

ウメとその取り巻きに囲まれ

ふるえる彼女を見たまみおは

 

「ウッチさんイヤなんじゃないの?」
と言ってみた。

 

するとウメが、

 

「えっ?ウッチ、イヤなん?
それやったらハッキリ言いーな。」

とすごんた。

 

彼女は目をものすごい速さで

バチバチさせながら、こう言った。

 

 「私は別に…。あの子が勝手に…。」

 

それを聞いた瞬間、まみおはもう

弱い人にも関わるのはやめよう。

と思った。

 

なめられる人にもやっぱりそれなりの

理由があるんだ。

すっかりバカバカしくなってしまった。

 

まみおだって、巻き込まれるかもしれ

ないリスクを背負って言ったのに、

 

「あの子が勝手に」

なんて言われたら、もうお手上げだ。 

 

「金輪際、他人のいざこざなど

知ったことか」

と、まみおは思った。

 

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小学6年は、子ども時代のどん底!!

~小6後半:危機一髪の秋冬!~に

続きます☆どうぞオタノシミニ~(^^)>