出産の記録、その2
7日の朝、階段を降りていたら何かが「出た」感があり、トイレに行くと、朱色っぽいおりもの。
「噂のおしるしでは…!!」とトイレで色めき立つ。
7日夜~10日まで前駆陣痛。
10分間隔で痛むも、時々30分~1時間程間隔があく。
10日夕方、間隔が5~10分程になり、病院に電話。
入院バッグを持って夫と産院へ。
たしか入院したのが20時頃。
診察後、そのまま分娩室待機になり、分娩監視装置をつけてゴロ寝。
この時点では、「イタタタタ…」っていう程度。
子宮口3センチ開大。
深夜2時頃
いきみたくなるも、子宮口8センチ開大。
「いきみたくなったら呼んでくださいね~」と助産師さん。
いや、もう既にめちゃくちゃいきみたい。
出したい。
けど、まだ理性が働いていたので「わかりましたー(^^;;)と、出て行く助産師さんを見送り、まだまだ長引きそうなので、立会い希望の夫には入院する個室で寝ててもらう事に。
朝7時半頃
ここまでに何回か助産師さんを呼ぶも、なかなか子宮口が開ききらず、耐えていたけどいよいよ耐えられなくなり、助産師さんに来てもらう。
…と、産まれそうだということで、夫を起こしてきてもらう。
助産師さんが慌ただしく準備し始める音を聞きながら、「あー、いよいよ産まれるんだ!」なんて思いながら、ひたすら痛みに耐える。
頭が出きるまでがほんとに長く感じた。
頭の出始めに、羊水で濡れたゴワゴワした髪の毛に触らせてもらったのが、すごく印象に残ってる。
何度目かのいきみで頭が出て、体はにゅるんと出て…。
8:49
息子誕生。
臍の緒を切ってもらった瞬間、産声が聞こえて、私も夫も号泣でした。
カンガルーケアで胸に乗せてもらったら、もう何もかもが小さくて、頼りなくて、でもちゃんと温かくてほっとしました。
どこから本陣痛としてカウントされてるのかわからないけど、分娩所要時間は16時間。
陣痛も出産も、痛くて痛くて。
痛すぎて「痛い」なんて言葉で片付けられるもんじゃなかったけど、本当産んで良かったと思います。
それと、夫に立ち会ってもらって良かった。
側にいてくれてるだけで、安心感があったし、生まれた瞬間の感動を共有できて本人も立ち会って良かったって思えたみたいで
(私があまりに痛がる上に、分娩監視装置の痛みレベルみたいなのが常に100を振り切るので無事出産できるのか本当にこわかったと、後日聞きましたが(^▽^;))
初出産のため、安産に向けて色々試したけど、私が良かったかなと思えるのはカレンデュラオイルを使った会陰マッサージだけでした。笑
(※試さなかった場合との比較は勿論できないので、真実は神のみぞ知ります。)
バースプランに「会陰切開はなるべくしたくないです。」って書いたから助産師さんが頑張ってくれたっていうのもあると思うけど、切らないで済んだ。裂けもしませんでした(・∀・)
その他、試していたこと。
ラズベリーリーフティー→軽いお産だとは思えなかった。
ソフロロジー分娩法→ガチガチにソフロロジー取り入れた産院ではなかったため、音楽は流さず、呼吸だけだったからかもしれないけど、普通に痛い。痛すぎた。(助産師さんや先生には、「パニックにならずに静かに産んだねー」って言われたけど)
まぁでも、どんなに強がっても楽だったとは言えないお産でしたが、母子共に健康なのだから、安産で間違いないと思います。
ありがたや。
そして、本当の戦いは育児中の今だと毎日思う