victoryの『ちょっと聞いて貰えます?』

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なんてことない日常のヒトコマを紹介してます^^

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母の一周忌も終えたのに

 

 

 

昨年の9月22日 お昼12時2分に亡くなりましたおばあちゃん

 

 

 

本当に突然・・・・その日はやってきましたね

それまでに数回 吐き気や腹痛を訴えては

いたのですが透析の最中や終わったあとが

多かったし病院で起こっていることなので

先生や看護師におまかせ状態だったんです

 

その日も透析が終わって本当に辛そうだったので

看護師も『もう少しここにいる?』

でも母は頑として『帰る❕』

で、フラフラ状態をなんとか連れて帰り

 

ダイヤオレンジ当然ベッドから車椅子への移乗で

3階からエレベーターに乗り車へ移乗

🚙で10分ほどで自宅の駐車場へ

又車から車椅子への移乗で5階まで

エレベーターで移動

で玄関で自宅用の車椅子に又又移乗ダイヤオレンジ

 

普通ならそのままリビングへ行き

水分補給や軽い食事なんですが

しんどそうなので車椅子からベッドに

寝かせて様子をみました

5分もたたず腹痛を訴えたので

ベッドから車椅子へ

車椅子からトイレの便座へ移乗で

しばらく座って貰いましたが便意もなくおばあちゃん

透析中なので尿意もなく.....アセアセ

 

再びベッドで横になった母のお腹を温めたり

さすったりしても良くならず

痛みを訴える様子がいつもと違う気がして

病院に電話すると『連れてこれますか?』

 

ちょっとここで私の小さな堪忍袋が切れかけ

了承の返事をしてから思わず母に

『だからあの時様子みようって言ったやん』

母は『ごめん』って。。。。たぶん私は

この時のやりとりを一生後悔し続けると

思っています

 

 

 

 

そして病院に戻り検査が始まり

今日は入院と言われ私は自宅に戻り

入院の準備をしていたら電話があり

この病院では無理なので〇洲会病院へ

救急車で搬送しますと言われました

この時点ではまだ私は腎臓ではなく

他の病気がみつかったんだぐらいに

とらえていました・・・・が・・・・

 

 

〇洲会病院に搬送されてから6時間は

待ったと思う頃に医師から呼ばれ

部屋に入ると中国か台湾かの医師から

片言で『NOMIです』『はい?』

タブレットをみせながら

『非閉塞性腸間膜虚血NOMI』だと

片言なので本当に聞き取りにくかったですが

ようは助からないと言いたいようでした

『今すぐ手術してもたすかるかどうか

どうしますか?朝までもたないかも』

辛そうな顔をされながら話してくれますが

ちっとも頭に入らず『手術?手術しても

6割は助からずでも4割たすかるかと

言えばそうではない』

何言ってるの?この人?

 

『手術は先生が?』『。。。はい』

しない!手術しない!

心を決めて母を諦めた瞬間でした

 

ただただ明日一番に一番会いたいであろう

息子に一目会わせてやりたい

この時の私はこれだけを祈ってました

 

翌朝母の家から我が家に旦那と息子を

迎えに行き8時には病院に着いたのですが

すでに母の意識はなかったのです

 

コロナで面会は2人までと言われていましたが

ご厚意で個室に移して下さり3人無事に

顔を見ることが出来ました

『耳は聞こえていますからね』

荒い呼吸で目は閉じていましたが

今までの感謝を伝え手を握りしめました

少し握り返してくれたように感じたのは

そう願う気持ちがさせてくれたのか・・

 

12時2分でした

 

ここで改めてお礼を言わせて貰います

小笹先生 本当にありがとうございました

透析の手術から何度も詰まり

何度も手術の上心臓の血管まで広げて

あと何日かで検査日でしたね?

予約しても一時間待つのは当たり前の

忙しい先生が〇柩車を待っていたら

慌てて駆け込んで来られ

『びっくりしたわ・・なんで』

私もびっくりです先生!

患者さんたくさん待たせて良いんですか?

『いいねんいいねん!見送らせて』

救急病院ですがここの血管手術は日本有数だと

聞きました

小笹先生 心から ありがとうございました

母への最高の供養です

 

 

一周忌も終え毎日仏壇にむかって

『あちらでお父さんと仲良く美味しいもの

食べて楽しく愉快にすごしてね』

 

旦那や息子とは

『なんといっても米寿をすませて

大好きな蟹も食べたことがなぐさめよね』と

 

 

 

後悔はたくさんあります

こんなことなら透析の食事制限なんて!

美味しいもの好きなもの欲しいだけ

食べさせてあげたかった

 

一生後悔するような言葉

言わなきゃ良かった

 

本当に私が『ごめん』

 

 

 

介護は大変と言われますが

私は良いケアマネさん

良い先生

良い看護師さん

何より家族の理解があったので

辛いことより楽しいことの方が

多かったなぁ

 

お父さんお母さん

お世話させてくれて『ありがとう』