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夏がきた。といっても時間のお話。
3月11日(日)をもってアメリカは早くもサマータイムとなりました。
今年からサマータイムの期間が延長されて、
今まで4月の第1日曜からだったのが、3月の第2日曜に、
終わりも10月の最終日曜だったのが、11月の第一日曜までになりました。
これによってまたどのくらいのエネルギーが節約できるんでしょうねー。
日本もちょっと前、夏時間の話があったような気がするんですけど
どうなったのかな?
ちなみに日本との時差はこれで13時間。
いっきに日も長くなったこのごろです。
お粥のことを英語では"Congee"とか"Porridge"とかいいます。
この二つの違いを私はしりません。
もし誰か知っていたら教えてくださーい。
もう今はだいぶ、暖かくなっちゃったけど、
さむ~い冬、カゼなぞひきかけたら
暖かいお粥がいちばん。
チャイナタウンでふたつのお店を食べ比べてみました。
◇◇◇
まずは「利口福」。
こちら、麺専門店なので、
汁もの系、焼きそば系など
いろんな種類の麺がチープなお値段で
いただける、ありがたい一店。
でもこの日はお粥にチャレンジ。
カゼ気味だったんで。
これが・・・んん~~っ、うまいっ。
私がオーダーしたのは海鮮粥だったんですが
もう大きいエビやらイカやらホタテがごろごろ。
お味はショウガがきいたヘルシーなお味。
体が芯から温まって癒されるようなお粥でした~。
そして2件目は、その名も「粥之家(Congee Villege)」。
いつも込み合ってるこの有名店、
チャイニーズ元旦に行ったせいもあり、
着席までかなり待たされました。
もっとこぢんまりしたお店かと思ってたら
「お粥やさん」っていうよりは、
ちゃんとチャイニーズレストラン。
そして肝心のお粥は・・・
これまた美味~♪
比較のためにこの日も海鮮粥。
使い込まれた土鍋にぐつぐつと登場。
お味はしかっりめ。
こちらもショウガをきかせた
お粥にしてはちょっとパンチのある(?)一品です。
一緒に試したこちらもおいしかった!↓
これはまさに、釜飯!
久しぶりに味わうほっとするお味。
これまた海鮮バージョンなのですが、
具が・・・・・あふれんばかりです。^^;
◇◇◇
で、結果。
私の好みで言うと・・・・「利口福」に軍配!
あの、なんともやさし~味がヤミツキなりそうでっす♪
利口福
(Great NY Noodle Town)
28 1/2 Bowery St.
(near Bayard St.)
212-349-2690
http://nymag.com/listings/restaurant/ny_noodle_town/
Congee Village Restaurant & Bar
100 Allen Street
New York City - NY 10002
tel. (212) 941-1818
207 Bowery
New York City - NY 10002
tel. (212) 766-2828
http://www.sunsungroup.com/congeevillage/
New Yorkはきまぐれだ。
にこにこと陽気で、快活な笑顔にいっぱい出会える日もあれば、
理不尽なほどそっけない態度をとられて、凹む日もある。
笑顔いっぱいな一日は本当にシアワセな気分になる。
理不尽な一日は、気分がローになりながらも、
「仕方ない。これがNYだ。」と思ってしまう。
あるとき気づいた。
周りの態度って、自分ココロに比例してるかも・・・っ。
ココロがオープンなときは、すべてがうまくいく。
ココロが閉じちゃってるときは、すべてが空回りぎみ。
なんか昔、そんな風なキムタクのCMがあったなぁ。
優しくされて、調子に乗り、
冷たくされて、それでもなお、
結局、New Yorkがすきなんだなぁ、わたし。
今日は・・・フレンドリーないい一日でした♪
ついに、アカデミー賞が発表になりましたね!
各賞、結構下馬評どおりだったかと思いますが、
助演男優賞と作品賞には少々驚きました~。
エディ・マーフィー、悔しかったでしょうねー。
それにしてもマーティン・スコセッシ監督、よかったですねぇ。
やっと、ホントやっとオスカーを手にできて・・・。
でも、私的には"The Departed"じゃなくて
もっと前に獲得していてもよかったのではないかと・・。
これが彼の最高傑作ってわけじゃあ、ない気がするんですが・・。
これまでの功績をひっくるめて、
誰もが納得の今回の受賞だったんでしょう。
と、まぁ、以上素人考えです。
レオさまも本当に嬉しそうでした。
でもこの映画でマット・デイモンがまったく目立ってないのはなぜ?
彼の演技がレオさまに劣っていたとは決して思えないんですが~?
そして主演男優賞のフォレスト・ウィタカーの
受賞スピーチにはちょっぴりジーンときてしまいました。
◇◇◇
そして!オスカー授賞式といえばなんといってもドレス!
みなさん、いち年で一番頑張るシーンとあって、
目の保養、目の保養♪
プロによると今回の注目点はふたつ。
色とネックラインだそう。
定番のブラックは影を潜め、
ペールカラーが目立ってました。
そしてワンショルダーなどネックラインのデザインに凝ったドレスが
目立ちました。そのデザイン性を生かすべくアクセは控えめ傾向。
ほぉ。
今年の私のBEST3↓(あくまで私の好みでーす♪)
でもこのドレス、かなり重いらしく、ケイト本人が
「エクササイズしてるみたよ・・・」ともらしてた。(笑
とにかく「今輝いてます!」オーラでまくりのペネロペ。
いまやアントニオ・バンデラスに代わってスペインの星!ですもんね。
今回ひときわ目立ってました。
(dress:Versace)
後、リース・ウィザースプーンのドレスも素敵でした。
彼女、離婚してきれいになった?(笑
受賞した去年のヴィンテージドレスもかわいかったけど、
今年のニナリッチの黒?紫?のシンプルなドレスに
控えめアクセ&ストレートヘアの姿には
潔さが感じられて、好感度大でした。
"Little Miss Sunshine"のアビゲイル・ブレスリンちゃんも
かわいらしいドレス姿♪と、思ったら、
靴はジミー・チュウ、アクセはハリー・ウィンストン・・。
恐れ入りました~。
当然のことでしょうが、
レッドカーペットに登場するみなさん、
「私を見て!」オーラーむんむん。
あんなに美しければ、そうだよなー、見てもらいたいよなーと
納得しつつ、そこには一生たどり着けないと分かっていながら、
ひそかにダイエットをココロに誓う私なのでありました。。。
◇◇◇
今回、リンコ・キクチとケン・ワタナベも参加してて、(あえてカタカナ名で。笑)
日本人としてはやっぱり嬉しかったです。
しかし、英語という壁は日本人にとってやっぱり大きいものですね。
英語が流暢にこなせないってことに、どうしても引け目を感じてしまうもんです。
ふたりともがんばってたと思うけど。
ハリウッドではたくさんの英語圏以外の国の人が活躍中。
チャン・ツィーだって、ペネロペ・クルスだって。
下手な英語でも堂々としてるんですよねー。
(スペイン人にとって英語の習得は簡単なものじゃないって
前のスペイン滞在の時に知ったから、想像するに、
ペネロペもかなり苦労&努力したんだろうな。
トム時代にかなり鍛えられた?笑)
日本人だって!
世界で活躍するには英語は欠かせないけど、それは単なるツール。
実力勝負でもっともっと世界で輝いてほしいです。
自分のフィールドで努力に裏打ちされた自信があれば、
英語がまだ発展途上でもきっと世界に認められることってありますよね?
英語がうまくなくても堂々としていられる、
ある意味の「ふてぶてしさ」って大切な気がします。
「英語は話せないの。通訳つき。それが何か?」ってくらいね。(笑
でもまぁ、英語話せると世界が広がるのは確か。
だって世界共通語ですもんね。
そんな勝手なこと考えながらも
今日も英語に苦しめられる私なのでありました・・・。(苦笑
◇◇◇
華やかなshowを堪能しつつ、
いろんなことを考えつつ、途中居眠りもしつつ・・(笑
更けていったオスカー・ナイトでありました。
◇◇◇◇◇◇
街角で額がうっすら黒い人を見かけて怪訝に思っていたら
今日21日(水)はASH WEDNESDAYという日だったようです。
ASH WEDNESDAY(灰の水曜日)は
キリスト教(特にカトリック)のイベントで、
四旬節が始まる水曜(=イースターの46日前)と決まっています。
キリストの受難を身をもって感じるため、
昔は頭に灰をかぶったり、断食していましたが
今は灰をかぶる代わりに、
額に灰で十字を書くんだそう。
ちなみにヨーロッパなどこの時期にカーニバルがあるのは
この四旬節(受難節)の断食前に、
食べ物に感謝しつつ
食べ収め(?)するためのお祭りだからなんだって。
なるほどねー。
そして、こういって断食に入るのだと。
「カーロ・ヴァーレ(肉よさらば)」
うちには一生、縁がなさそうな言葉ですこと。ぷぷ。
◇◇◇
しかし当然ながら、
まだまだ知らないことってたくさんあるもんですねー。
またひとつ、勉強になりましたっ。
◆写真は週末のタイムズスクエアー。
次の日曜日(25日)はいよいよアカデミー賞の発表。
今年は主演男優は"The Last King of Scotland"のフォレスト・ウィテカー、
主演女優は"The Queen"のヘレン・ミレン、
助演男優と助演女優はともに"Dream Girls"のエディ・マーフィーとジェニファー・ハドソンが
各賞総なめの勢いで大本命。
作品賞の行方が気になるところです。
今から楽しみ!
◇◇◇
そんなアカデミー気分盛り上がる中(?)
タイムズスクエアでは
"Meet the Oscars"なるイベントが開催されています。
ここではなんと、
本物のオスカー像を手にとって記念写真がとれるというもの。
ニューヨークで初の試みだそうです。
会場内には来年の授賞式で授与される50体のオスカー像とともに、
オスカー像も展示されています。
(ちなみにハリウッドでも同様のイベントが行われていて
そこに展示してあるオスカー像は実際に今年の授賞式に
使用されるものだそうです。)
もちろん私もオスカーを手にパチリ。
ミーハーですもの~。
しかし、オスカー像、結構ずっしり。
それもそのはず。
ブリタニア合金に銅、ニッケル、銀、24金でメッキが施された像は、
約3.5kg。高さは約34cmです。
プレジデントデイの祭日の今日、
どんなに賑わってるかと思いきや、
結構ひっそりと行われてるこのイベント。
あんまり皆知らないの・・・かな?
ご興味のあるかたはゼヒどうぞ。
授賞式前日の24日まで開催されているそうです。
《場所》 Times Square Studios:
1500 Broadway(bet. 43rd&44th st.)
《日時》 11AM-7PM(24日まで)
《入場》 無料
この看板を目印に♪→
http://www.keeschocolates.com/
◇◇◇
バレンタイデーということで
チョコのお店をご紹介します☆
最近、いろんな媒体でも話題のチョコレートショップ、
SOHOに小さなお店を構える、
オーナーのKee Ling Tongさんがココロをこめて
丁寧に丁寧に手作りするチョコレートは
彼女の暖かい人柄が感じられます。
ユズ、セサミ、グリーンティ、タイ・チリなど
アジアの感性から生み出されるフレーバーは
オリジナリティあふれるラインナップ。
私のお気に入りは’クレーム・ブリュレ’♪
チョコをカリッと割った瞬間、じゅわ~と口の中で
あふれるクリームは、チョコとの相性が抜群で
やさしい風味を楽しめます♪♪♪
お値段も3個で6ドル弱とお手ごろ。
自分用にもついつい買いたくなってしまう
貴重なチョコレートショップです。
まだ食してない方は、ゼヒゼヒお試しください!
前から行ってみたかったアメリカ自然史博物館 。
先週末、行ってきました。
入り口が分からずウロウロしてたら
見学を終えた見知らぬカップルからチケットをGET!
ラッキーなことに無料で入館できちゃいました♪
それでなくとも、ここもDonation(任意寄付金)可らしいです。
でもいつもDonationで1ドルとかで入場するのに
罪悪感を感じてしまう、気の弱い私。
◇◇◇
博物館のテーマは「自然と人間の対話」というだけあって
自然界にかかわる様々なもの、
人類の進化や各国の営み、宇宙など、
あらゆるフィールドを網羅する素晴らしい展示内容です。
でも自然史博物館といえば、まず恐竜!
ジュラシックパークで冒頭にでてくる
あの巨大なスケルトンがインパクトありましたよね。
実際、たくさんの巨大な恐竜が迫力たっぷりに展示してあって
見ごたえがあります。
子供だけじゃなく、大人もワクワク。
恐竜って本当に実在してたんだなぁ~~~って
妙に実感がわいてきたりします。
1階のヒトの進化コーナーもかなりの人で混み合ってました。
(脳の仕組みを説明するコーナーなど、
じっくり見たらかなりおもしろいかも。)
同じく1階の宝石館(世界最大563カラット(!)のブルー・サファイアが目玉)や
3階のローズ宇宙センターなども見逃せません。
◇◇◇
この日も博物館は子供たちで賑わっていました。
皆、目を輝かせていて、
館内は、子供たちの鮮やかなエネルギーで溢れています。
いろんなもの(しかも本物!)に
気軽に楽しみながら触れて、学べて、
興味が湧くものはさらに深めていける、
そんなきっかけを与えてくれる素晴らしい環境が、
すぐ手の届くところにいつもある。
NYの子供たちは本当に恵まれていると思います。
ここから未来の生物学者、天文学者、考古学者たちが
生まれ、育っていくんでしょうねー。
私もまた、今度はテーマを決めて、じっくり見に行きたいです。
さすがにもう学者にはなれないけどね。(笑