映画でひといき~時々、本、音楽とTVでもひといき~

ちなみにMONTY PYTHON関連はHPでやってます。

少しずつこちらにも書いていきます。

カテゴリーの説明はこちら です。

足跡はこちら にお願いします!

(携帯からご覧の方は↑リンクしませんが

「はじめまして」のタイトルが足跡帳になってます)


 



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お久しぶりに来てみたら

以前のテーマ:ひとこと(「映画でひといき」)

書いた日:2006-11-11 23:54:34


  なぜかランクが少し上がっていたことにビックリ。だって、映画に至っては一年更新してないですし(^^ゞ


 なにげなくケータイから自分のブログを見てみようと接続、使い勝手がとっても良くなっていることが分かり、他所で作ってほぼ放置だった日記blogもこちらに作成することに決め、で、久々に見たのですけれども、こんなにも更新していないサイトでも読者様が付いてくれるのだなぁということに感心しました。

 アフィリエイトをやっていらっしゃる方が大半なので、別段、私のサイトが放置状態でありながらも良かった、というわけでないのは承知ですが、こういうシステムは嬉しいもので、その点も日記をこちらへ引越しする決め手でした。


 6月30日からあとドリュー・バリモアのスキンにしていましたが、久々に来たので変更してみました。以前にso-netにあったSNSで友人になった主婦の方が、お子さんに買ったというおもちゃだなぁというのと、単純に可愛かったから選んでみました。


 日記のほうのblogも早いこと整えてこちら共々もっとバリバリ更新せねば、とは思っているんですが、時間がないんですよねぇ。特に感想は、当時のメモを見てももういっぺん見返さないと細部が不安なんです。映画以外の項目も、早く書かねばと思っているし、本邸で書いているものをもう少し膨らませてこちらにも書かねばとも思っているし、という具合です。


ご案内所という名のチラシの裏

  管理人以外の人には、まさしくチラシの裏的な一種の読み物だと思って下さいませ。でも書きたかったので(笑)


<共通>


●日々の記録

 文字通りの日記。

 携帯から更新出来るんだし、なんてことを思ってたクセに、ここに引っ越す前の日記の携帯からの記事って、ほぼ携帯で撮った写真を添付したい時ぐらいだったんですけどもね。

 そもそもここの更新が出来てないから日記の移動してこようと考えたので、もっとマメになれるようにしたいです。


<映画でひといき>


●MONTY PYTHON関連


 数年前、なんの知識もないくせに、当時の職場のバイトさんにHTMLについてを聞いたりタグ辞典を買ってきて、『Lovely Day, Isn't It ?』 というサイトを立ち上げたのは、彼らのことが好きで好きでたまらないので、とにかく彼らについてまとめてみようという一心でした。

 管理人、好きなこと以外は全く出来ないし好きなことでもなかなか出来ないダメ人間なので、あの時の頑張り、頑張ったからというわけではなく今も定期的に彼らの作品を見返していることを鑑みて、他のカテゴリーとは分けてみました。

 ちなみにすでにホームページビルダー(古くなって安いやつ)を購入しているのになかなかTOPの改装すらもやらないでいるので、本当、あの時は頑張ったなぁ、なんて。


●コメディ


 一番好きなジャンルです。

 ただ、コメディのようでコメディではない作品とか、コメディだけど他のジャンルのほうが相応しいかな、というものも多いから、どう分けようかな、と悩みもしますけど。


●人間ドラマ

 わたしのジャンル分けはTSUTAYAの棚っぽいです。つか、ほぼTSUTAYAの棚と同じ分類だと思います。

 このジャンルは大雑把といえば大雑把、コメディとは逆に、分類する時になんでも入れられてしまいそうなジャンルですよね。

 わりとアバウトな分けかたしてるかも、です。 

 

●恋愛・青春


 しかし三十路女のわりに、ラブコメは結構見ててもシリアスな恋愛ものをあまり見ていない管理人。

 マンガですら、恋愛主体のものをほとんど読んでいないですからね、管理人。

 乙女チックな人ではないのかといえば、そうでもないんですけど。

  

●ファンタジー・SF


 ドリュー・バリモアが大好きだといいつつ、『E.T.』をテレビでしか見たことのない管理人の見ているSFは、そう多くないです。

 ファンタジーも、有名どころをあまり押えていないかも・・・。


●ミステリー・ホラー


 ミステリーはね、まだ映画館に行ったことのなかったころから、『土曜ワイド劇場』の再放送だの、性描写が出てくると子供にはドラマよりもさらにチンプンカンプンだった推理小説だの、大好きでしたから。

 なにそれ?みたいなのも見ているんですが、そういうのってメモを残してなかったりするんですよね・・・。まあ、感動した映画のメモも結構無くしてますけど。

 見てはいるけどネタバレせずに書くのは難しいですよね、このジャンル。

 実は管理人は、小学校二年生の頃に読んだ子供向けのシャーロック・ホームズを読んで以来、ホームズが理想の人ですからね、まったく頭のわいた話ですけど。

 ホラー、子供時代の夏休みの思い出に『あなたの知らない世界』が含まれているわりに、『妖怪人間ベム』の怖いシーンを思いだして身震いしていた子供だっただけに、たいして見てないです。

 解剖図とか見るの好きで変な図鑑まで持ってますが、解剖されるとこを見るのが好きなわけじゃないんで。

 管理人の中では、解剖図はなんかロマンがあるんですが、意味もなく虐殺されてるとことかってなんのロマンもないですから。


●ドキュメンタリー


 映画でよりもTVでのほうが、こういうのは沢山見てるんだけどもね、とは思うものの。

 TVでならばドキュメンタリーはかなり見てます。好きだから。でもあまり、そういう映画って貸し出しの棚には無いですよね。

 ちなみに、最近は生活が不規則であまり見てはいない「NHKアーカイブス」ですが、これの60年代や70年代のドキュメントは本気で面白いです。


●邦画


 これより上記は洋画です。

 差別してるわけではなくむしろ、邦画はあまり見ていないので混ぜちゃうと埋もれるな、というので分けました。

 最近は邦画も復興してきているのだからもっと見ればいいし、やたらと左翼風味の人の多かった専門学校時代、わたしはむしろ右翼よりだとさえ思われてたし、昭和天皇が御崩御された時には一生をまとめたマンガまで買って、日本大好きの愛国者のハズなんですけども、どういうわけか子供の頃から、映画に限らず絵本やドラマまでも、洋ものを好んでます。


●TV(放映中)


 最近、そんなにTVって見ないんですが、なんといっても昔は自他共に認めるテレビっ子でしたし。


●洋ドラマ


 DVDで見たものも放映されてたものも含みます。


●邦ドラマ


 同じく、DVDで見たものも放映されてたものも含みます。

 これね、多分、ほとんど水谷豊さんの出てたものばかりになるかもですよ。


●俳優・女優


 以前にブログの期間限定スキンに、ドリュー・バリモアの『2番目のキス』があったんです。

 ドリュー大好きなので使ったのですが、その時にそれを書くためにこの項目を作りました。


●洋楽(アルバム)

 

 管理人は中学時代からほとんど洋楽ばかり聞いていて、英語は分からなくても勧めることは出来るしね、と。

 当時の洋楽雑誌と来たらもう、邦楽を聞いたらいけないかのような雰囲気だったので、一時期は本当に、テレビっ子じゃなかったらあやうくその頃の流行り歌なぞ知らずにいたかもしれない感じでした。

 ものすごーく、同年代で洋楽聴いてたよ、という人たちの中でも、あんまりディープなところへは行かなかった人々と同じような軌跡を辿ってるんじゃなかろうかと思います。


●洋楽(曲)


 英語分からないクセに、今、一番好きなバンドは公式に歌詞を発表しないKoЯnだったりするんですけどもね。

 でも今って、便利で素敵なことにファンのかたが歌詞を聞き取って訳して載せているサイトさんなんかもあるので、わたしのようなものでも、なるほど、こういうことを歌ってたからああいう感じなのかというような感想も持てるんですよね。有難いことです。

 なんといっても、聴くだけは昔から聴いているので、そりゃ、好きな曲についても少しは語れるハズかな、と。


●邦楽(アルバム)


 ほとんど持ってませんケド、言うなればそれは、かなり好きだから買いました、ということで。

 ある意味ずっと聴いている洋楽よりも、ちょっとだけマニアックな世界に足を踏み込もうかな、と思ったけど、深くは突っ込みませんでした風味なのかも。「ザ・ベストテン」がやってたとしても、あんまり出て来ないんじゃない?というような。

 いや、物凄く売れた人のも持ってますけどね。

 妹の所持するものもいくつか聞いてるから、そこからも書けるかしら、と。


●邦楽(曲)


 これは日本国に生まれ日本国で育ち(ついでに言うなら国外へいったことないし(^^ゞ)、普通に生活していれば、必ず、心に残る曲、というものがあるわけで。

 むしろ邦楽は、言葉がダイレクトに分かるだけに、アルバムよりもこっちを書くことが多くなるかな、とも思います。

 

●本(海外長編)

●本(海外短編)

●本(国内長編)

●本(国内短編)

●本(小説以外)


 実は管理人にとって唯一の自慢ですが、字を読めるようになるのが物凄く早かったので、人生のかなり初期からものを読むことが大好きだったのです。つかTVの教育番組のおかげで、二歳の頃には簡単な漢字ぐらいまで読めていたんですよね・・・どうしてその後、ほかになんの才能も発揮出来ず、きらめきなどないまま成長したんでしょう。

 字を早く読めるようになったのは、多分、その時に物凄くハマっていたからであって、当時もバカだったんだろうな・・・。

 字を読むことが好きなのは今でも残っていて、どうせ感想ブログ書くなら、映像だけではなく本についても書くべきだ、と。


●少年マンガ

●少女マンガ

●その他マンガ


 小学校の高学年になるまで、ほとんどマンガを読まなかったんです。

 それ以前にも親の買ってくる『小学●年生』シリーズに載っているものの一部や、学校で時々見せて貰う『ジャンプ』のいくつかは読んでましたが、字だけしかない本よりも、字と絵のある漫画は読むのに時間が掛かるし疲れる、と思っていたんです。

 それがいい歳こいた三十路女になっても、漫画雑誌を買うようになるなんて。

 しかもちなみに、いい歳こいてるのに、ほとんど少年マンガと少女マンガしか読まないですからね・・・「その他」の分類なんて、『ゴルゴ13』とか『ルパン三世』とか、人に勧められて読んだ感動できる大人ものが数冊だけかもです。


●ゲーム


 ファミコンが出た頃、金持ちの友人宅ではじめてインベーダーを見た時には、本当、心底仰天したものでした。

 『ドンキーコング』や『アイスクライマー』、『ロードランナー』、『スパルタンX』、タイトルは忘れたケド、定規をビョンビョンと指で弾きながらボタンを押して記録を伸ばそうとしたオリンピックもの、コースを作れるレースものなどは、友人宅でよくやった懐かしいゲーム。

 うちはあたしが中学になるまでファミコン買ってくれなかったから。

 そういえばうちに、『さんまの名探偵』はともかく(という気がする)、『たけしの挑戦状』と『所さんの守るも攻めるも』というのがあったけど、あれ、どうなんでしょうね。

  『沙羅曼蛇』、一生懸命やってました。『ポートピア殺人事件』、すっごく面白かったものの、元々方向音痴なので、迷路に物凄く腹を立ててました。で、アプリで見つけて懐かしいと思ったのに、手を出していないという(笑)。

 やけに静かに進む『ミシシッピー殺人事件』、なにげにかなり気に入ってました。なんか、あと一歩のところまでいって罠に掛かったりして、セーブとか出来なかったから腹立ててましたけど。

 そういえばうちにワンダースワンって携帯ゲーム機があるんですが、あれ、中古でも見かけないんですが・・・。


<三十路・独身・介護職(♀)の日々>

●免許をとろう!

 

 この歳になって免許取りにいってますからね・・・。


●語るほどのものはないんだけど


 介護職、と謳ってるから、どんなお勉強をしたんでしょう、みたいな。

 わたしの場合、ちゃんとした学校に行ってるわけではなく、店員職の傍らに数ヶ月通ったスクールで資格取りました。

 しかしまあでも、トランスをしたこともほとんどゼロに近く、おむつ交換も両手の指で数えるほどしかしたことがないのに、いきなり施設に派遣職員で行って、どうにか仕事を覚えなければと焦った日々のこととかは書けるかな、と。


◎以前の日記(以前のカテゴリー)

 

 という項目を立てて、コピペで引っ越してきます。


更新のためのメモ書き

 あまりにも更新しないこのお部屋。

 以前は毎週のようにTSUTAYAでレンタルしていたケド(まあ、その頃もそれほど更新してないケド)、交通事情でそれが面倒になり、なんか放置しちゃってます。

 

 が。

 持っているDVDやビデオの感想を書いていけば、もう少し更新出来るんではないか、などと。

 ここにメモをしておいて、増えたらまた足して、書いたものはリンク貼って、というようにしていければいいんじゃないかなぁ、なんて、書いてみることにしました。


 とにかく目に付いたところから棚のタイトルを打っていくので、すでにアップしてあるものも書くと思いますが

 棚の整理時に押入れにしまったものとかは、なんかもう、あとまわしです。

 輸入ものは英語分からなくて感想書けないので、日本語字幕付きが手に入るまで書きません。

 

結構、ネタ続くべと思ってたケド、どうなんでしょうね。


<洋画>

『アンド・ナウ』

『ホーリー・グレイル』

『ライフ・オブ・ブライアン』

『ライブ・アット・ザ・ハリウッドボウル』

『モンティ・パイソンの人生狂騒曲』

『未来世紀ブラジル』

『ラスベガスをやっつけろ』

『フィッシャーキング』

『バロン』

『ブラザーズ・グリム』

『ワンダとダイヤと優しい奴ら』

『危険な動物たち』

『ラットレース』

『ダドリーの大冒険』

『102』

『魔法の剣キャメロット』

『サウスパーク無修正映画版』

『ハリー・ポッターと賢者の石』

『ハリーポッターと秘密の部屋』

『チャーリーズ・エンジェル』

『チャーリーズ・エンジェル~フルスロットル』

『50回目のファーストキス』

『2番目のキス』

『25年目のキス』

『ボーイズ・オン・ザ・サイド』

『バッド・ガールズ』

『博士の異常な愛情』

『チャンス』

『カジノロワイヤル』(ピーター・セラーズやウディ・アレンの出ているほう)

『マンハッタン』

『スリーパー』

『ウディ・アレンの誰もが知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXについて教えましょう』

『アニー・ホール』

『マンハッタン殺人ミステリー』

『メリンダとメリンダ』

『マルクス兄弟~オペラの夜』

『みんなのうた』

『ポーリー』

『グーニーズ』

『ベティ・サイズモア』

『バス男』

『時計じかけのオレンジ』

『サテリコン』

『フェリーニのローマ』

『地獄に堕ちた勇者ども』

『ベニスに死す』

『ワイルド・パーティー』

『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』

『ジャッカス・ザ・ムービー』

『ラブ・アクチュアリー』

『恋愛小説家』

『眺めのいい部屋』

『死の接吻』

『ザ・ビーチ』

『キリマンジャロの雪』

『市民ケーン』

『風と共に去りぬ』

『紳士は金髪がお好き』

『グランド・ホテル』

『ウッドストック』

『ザ・コミットメンツ』

『オズの魔法使い』

『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』

『クイーン・オブ・サ・バンパイア』

『ムーラン・ルージュ』

『ロッキー・ホラー・ショー』

『ファントム・オブ・パラダイス』

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

『チームアメリカ☆ワールドポリス』

『ボーリング・フォー・コロンバイン』

『サロメ』

『ゴシック』

『ジョニー・ハンサム』

『インタヴュー・ウィズ・バンパイア』

『トゥエンティー・セブン』

『おかしな二人・2』

『ブルース・ブラザース2000』

『イグジステンズ』

『タンゴ』

『ホテル・スプレンディッド』

『ナチュラル・ボーン・キラーズ』

『ダロウェイ夫人』(これはドラマだったかも・・・)

『英国万歳!』

『if-もしも』

『マルホランド・ドライブ』

『スクリーム』

『スクリーム2』

『スクリーム3』

『最終絶叫計画』

『アナザー・カントリー』

『マイ・ビューティフル・ランドレット』

『ラリー・フリント』

『ゴースト・ワールド』

『マルコビッチの穴』

『ムッシュ・カステラの恋』

『ギャルソン』

『森の中の淑女たち』

『サムバディ・トゥ・ラブ』

『ダリ天才日記』

『アンディ・ウォーホルを撃った女』

『オーシャンズ11』

『奇跡の輝き』

『ブラス!』

『ヘンリー~ある殺人者の記録』


<洋ドラマ・TV・歌等>

『空飛ぶモンティ・パイソン』

『空飛ぶモンティ・パイソン~ドイツ版』

『アット・ラスト・ザ・1948ショウ』

『ドゥ・ノット・アジャスト・ユア・セット』

『ベスト・オブ・モンティ・パイソン』

『フォルティ・タワーズ』

『ラトルズ~4人もアイドル』

『モンティ・パイソン・アンソロジー』(TV番組三本収録)

『ローワン・アトキンソンinコメディ』

『24』

『サウスパーク』

『KoЯn』


<邦画>

『青春の殺人者』

『逃れの街』

『H-story』

『どつきどつかれ』


<邦ドラマ・お笑い・アニメ等>

『傷だらけの天使』

『熱中時代』

『熱中時代パート2』

『相棒』

『あんちゃん』

『事件記者チャボ』

『浅見光彦シリーズ』

『バンパイヤ』

『太陽にほえろ!マカロニ登場編』

『蘇る優作~探偵物語特別編』

『俺たちの勲章・5』

『ネプチューン』

『ネプチューン・コント’98』

『ネプチューン・コント’99』

『ネプチューン・コント’00』

『ネプチューン・コント’01』

『アンガールズ~ナタリー』

『アンガールズ~88』

『アンガールズ~チェルニー』

『極楽とんぼのテレビ不適合者・上/下』

『銀魂』


お久しぶりに来てみたら

 なぜかランクが少し上がっていたことにビックリ。だって、映画に至っては一年更新してないですし(^^ゞ


 なにげなくケータイから自分のブログを見てみようと接続、使い勝手がとっても良くなっていることが分かり、他所で作ってほぼ放置だった日記blogもこちらに作成することに決め、で、久々に見たのですけれども、こんなにも更新していないサイトでも読者様が付いてくれるのだなぁということに感心しました。

 アフィリエイトをやっていらっしゃる方が大半なので、別段、私のサイトが放置状態でありながらも良かった、というわけでないのは承知ですが、こういうシステムは嬉しいもので、その点も日記をこちらへ引越しする決め手でした。


 6月30日からあとドリュー・バリモアのスキンにしていましたが、久々に来たので変更してみました。以前にso-netにあったSNSで友人になった主婦の方が、お子さんに買ったというおもちゃだなぁというのと、単純に可愛かったから選んでみました。


 日記のほうのblogも早いこと整えてこちら共々もっとバリバリ更新せねば、とは思っているんですが、時間がないんですよねぇ。特に感想は、当時のメモを見てももういっぺん見返さないと細部が不安なんです。映画以外の項目も、早く書かねばと思っているし、本邸で書いているものをもう少し膨らませてこちらにも書かねばとも思っているし、という具合です。

ドリュー・バリモアヽ(^o^)丿

ドリューバリモア(Amazon検索結果)


 携帯からご覧の方にはなんのこっちゃですが、PCでのスキンをドリューの最新作、「2番目のキス」に変更いたしました。いえ、普段ならばスキンの変更をしたからといって、わざわざテーマを増やしてコメントを書こうとは思わないのですけれども、本邸HPではドリューファンのための同盟参加もしている私。

 実はほとんど恋愛もののカテゴリーに入る作品を見ない私ですが、ドリューが出ているのでこれには興味津々です。

 まあ、もうすぐテリー・ギリアム監督の最新作が公開するし、内容にはそれほど興味がない「2番目のキス」よりは、ギリアム作品を見に行くのだろうなぁ、とも思うのですが(^^ゞ


 小学生時代に「E.T.」公開があった世代の私、劇場へは行っていませんが、その時にも「なんて愛らしい女の子がこの世には存在するんだろう」と思ったものでした。


 というわけで、その後、どんどん転げ落ちて行くドリュー、復活してきたようだけれどもなぜか刺青だらけになっていたドリュー、しかしさらに復活したドリューの生き様を興味深く見ていたし、自伝も読んだのでした。


「スクリーム」では話題づくりでしかないようだったわりにポスターでは主役級だったドリューも、「サンキュー、ボーイズ」で15で母親になる少女だったドリューも、「世界中がアイ・ラブ・ユー」(余談ですがウディ・アレン作品。監督の作品は大抵良いです)で出所したばかりのチンピラにひっかかってしまうドリューも、「ボーイズ・オン・ザ・サイド」で奔放な女の子だったドリューも、「25年目のキス」で奥手な女のドリューも、「チャーリーズエンジェル」でアクションするドリューも、「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」ではプロデューサーもこなしたドリューも、トークショーに呼ばれてなぜか司会者に向けてトップレスになって見せるドリューも、とにもかくにも「キュート」です。


 そんなに好きな割りには全作品を見ているわけでもないんですが、感想以外のこともちょこっと書きたいなと思ってもいた折なので、項目を立てて書いてみました。

 ちなみにとあるコミュニティサイトでもドリュー好きをアピールしてみた私ですが、やはりドリュー好きだと言ってくれた方は「サンキュー、ボーイズ」を押しておりました。

 いつか私も感想をアップします。

ブラザーズ・グリム

ハピネット・ピクチャーズ

ブラザーズ・グリム DTS プレミアム・エディション (限定生産)

2005年・アメリカ
監督:テリー・ギリアム
出演:マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ、ジョナサン・プライス

鑑賞形態:公開時に映画館&DVD購入

○あらすじ○
 フランス支配下のドイツ。
 悪魔祓いを称し仲間と組んで詐欺を繰り返しては、名声と金を得るグリム兄弟。
 兄のウィルは現実主義者で商売上手。弟のジェイコブは夢見がちで各地の御伽噺を収集しています。二人の性格の違いは子供時代のエピソードでも現れていますが、夢見がちな弟のせいで、妹が亡くなるという不幸な出来事がありました。兄はだから、そんな弟にイラつかされてもいます。
 しかしその頃、次々と起こっていた少女が行方不明になる事件には、ファンタジーの世界が絡んでいました。その事実を受け入れられないウィルと、ファンタジーを信じて疑わぬジェイコブ。
 さて、この事件の犯人としてグリム兄弟はフランスの将軍に捕まってしまい、その部下に監視されながら謎に挑みます。
 事件解決に向った村の、村人たちに呪われた存在として忌み嫌われる女性の協力を得ながら解明されて行く謎は?

○感想○
 昨秋、久々に映画館まで足を運んだ映画でもありますが、妙に忙しかったこともあってブログに書く期を逸しているうちに、DVDが発売しました。

 鬼才テリー・ギリアムの7年ぶりの新作、というわけで、TVで宣伝を見た方も多いのではないかと思いますが、圧倒される勢いの御伽の国の美しく妖しい画面、ファンタジーと現実の入り混じった世界に引き込まれます。


 ただし、史実のグリム兄弟の話が知りたい人や、御伽噺の美しい甘い部分を期待する人向きではありません。結構、分かり易い映画ながら、小さな子供向けでもありません。

 わたしが映画館へ見に行った時には、小学生を連れたお母さんがいましたけれども。


 赤頭巾やヘンデルとグレーテル、生姜パン小僧などが少し出てきますが、それらはこの壮大なファンタジックな世界の一部であって、決して中心となるわけではありません。しかし効果的に美しかったりグロかったりする御伽噺のシーンは、きっと印象に残ることでしょう。


 この映画でグリム兄弟は、あらすじにも書いた通りに悪魔祓いと称する詐欺師です。

 フランス支配下ドイツの各地で自作自演の魔物退治を繰り返して、名声と金を得ています。

 書店に並ぶグリム童話の裏側的なものを期待する人にとっては不満なものでしょうが、グロテスクな部分も持ち合わせる美しさや、現実主義者と夢見がちな人間の対立(これはグリム兄弟の間だけではなく、非常にクールなフランスの将軍と謎の世界に巻き込まれる人々の間にもあります)といったものに惹かれる人であれば、非常に楽しめる映画です。


 他のギリアム監督作品と比べた時に非常に分かり易い作りになっている部分が、他の作品を越える作品、とまでは言えない風味にしているようにも思えますが、例えばそれは、他の作品が非常に難解だというわけではなく、ハッピーエンドと割り切れることだけが全ての世界ではないという具合、なのだと思うのですけれども、『ブラザーズ・グリム』では登場人物の性格は非常に明確だし、くっきり明確とまでいかないかもしれないですが、ハッピーエンディングなのです。


 細かくコメディの要素も入っています。

 ファンタジーの伝達側であったはずのグリム兄弟を、ファンタジーの世界の主役に据えた世界を楽しめる一本です。

 


完全犯罪クラブ

ワーナー・ホーム・ビデオ
完全犯罪クラブ
2002年・アメリカ
監督:バーベット・シュローダー
出演:サンドラ・ブロック、マイケル・ピット、ライアン・ゴスリング、ベン・チャップリン
鑑賞形態:TSUTAYAでレンタル
○あらすじ○
 金持ちの子息で頭の回転も良いリチャードと、天才的頭脳を持つもののオタクでクラスに馴染んでいないジャスティンは、ハイスクールの同級生。 全く接点の無い二人だが、実は完全犯罪を目論む仲間だった。
 机上の空論で殺人を語るジャスティンに対し、実践をしようと持ち掛けるリチャード。異空間に身をおくことの出来る自由を崇高なものとして、二人は殺人を実行に移す。優秀さを誇示し、且つ退屈しのぎのために。
 一方、高校でいかさない日々を送り続けるジャスティンに、隣の席のキュートなリサが急接近してくる。淡い恋心に、普通の少年らしさを取り戻しかけるジャスティンへリチャードが打撃を与え、二人は犯罪に没頭していくこととなる。
 事件解決のために働く刑事は、ハイエナのあだ名を持つキャシーと相棒のサム。他の人間には気が付けなかったこと、感じ取れなかったことをキャシーは感じ、早い段階で二人を犯人とにらむ。
 しかしとあるトラウマがあり、事件にのめりこみすぎてしまう。
○感想○
 ヒッチコックが『ロープ』でモデルにしたのだという、実在する二人のティーンエイジャーで殺人者のローブとレオポルドを、この映画でもモデルにしています。ちなみに事件の2年後にも、映画化されているそうです。
 自分の優秀さを試すための犯罪、という、かなり異常な殺人です。
 ちなみに、実在の二人の関係性は興味深いものなので、少々、『マーダーケースブック』(デイアゴスティーニ刊)の78巻からも引用します。
 実在の二人は金持ちの子供で、頭も良いほうでした。レオポルドに至っては、15の言語を学び、五ヶ国語は流暢に操り、シカゴ大学を最年少で卒業するほどの頭脳の持ち主。一方のローブは、レオポルドほどの知性はありませんでしたが、試験はラクにパスできるだけの頭を持ち、どこのどんな人間の中にも溶け込むことが出来る快活な性格を持っていました。
 収監された刑務所内で二人が作成した囚人向けの数学の通信教育のテキストは、のちにそれが全米の刑務所で採用された、とのことです。
 さて、映画に出てくる二人も、どうも実在の二人ほどには見えないものの、優秀な頭脳を持っています。
 ジャスティンの設定は、ニーチェのような部分のある照れ屋のレオポルドをモデルに、リチャードの設定には、子供の頃から刺激のためだけに小さな犯罪を繰り返していたが快活だったというローブを使っているのだと思います。
  ニーチェ的だったレオポルドは、ニーチェが崇拝していた悪徳政治家/軍人のボルジアのようなローブに惹かれていきます。一方でローブも、世の中の常識にはとらわれないレオポルドの考えにハマっていきます。ニーチェの超人主義に心酔して、殺人を犯すに至るのです。ちなみに二人ともの家庭が、円満にしか見えないものだったようです。
 さて、映画に話を戻しましょう。
 ジャスティンは天才児ながら、学校では冴えない友達も彼女もいない生活で、それほど描写されてはいませんがそれなりにお金のある家の子供です。両親が離婚して、家庭でも孤独。リチャードのほうは、クラスの人気者でたいして勉強をしなくてもいい点数をとり、街のショッピングモールを所有する両親から、何でも与えて貰える少年です。
 物語の二人の繋がりはだから、リチャードが退屈しきっているところで見つけたジャスティンの持つ思想に興味を持ち、ジャスティンのほうでは振り返る人のいない自分に興味を示すリチャードが必要、といった感じです。
 リチャードにとっては、自分の知らない刺激的な知識を持ち、アブサンを作ることも出来、殺人に対して変った思想を持つジャスティンは大切ですが、しかしどちらかといえば、やっと自分を認める人間が現れたジャスティンにとってはもっと、リチャードは切実に必要だったはずです。
 二人の微妙な力関係が事件を引き起こしたといえます。
 リチャードにしか自分を認められていなかったはずのジャスティンに訪れた恋、すでに二人で犯罪を犯し、ジャスティン無しでは完全犯罪は有り得ないと、ジャスティンの心を自分の方へ向けさせるリチャード。
 犯人は分かっているもののミステリー要素もあるので詳しくは書けませんが、子供っぽい自己顕示欲やらに支配された異常な青春物語です。
 キャシーのトラウマですが、これのおかげでキャシーには、ジャスティンとリチャードの関係性を早いうちから掴むことが出来るのです。人の弱みに付け込むことの出来るリチャードは、キャシーの弱味にさえ漬け込んでこようとします。このトラウマも、物語を盛り上げる要素です。
 ただ、完全犯罪クラブ、と名乗っている割りには、二人にはやはり、机の前から飛び出しての犯罪は予想と違うもので、ジャスティンはみごとに、警察がプロファイリングするであろう犯人像を作りあげては見せますが、罪のない人間を殺し、別段、恨みのあるわけでもない人間を陥れるような犯罪です。
 これ、以前にTSUTAYAで借りようとした時には、レジに行ってからまだ3泊4日だと気が付いてやめて、その後、ずっと気になっていたくせに見ていなかったもので、賛否両論らしいとは気になって調べたので知っていましたが、私は面白かったです。
 ちなみにジャスティン役のマイケル・ピット、どこかで見たことがあるぞと思っていたら、『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』でヘドウィグの元恋人のロックスターのトミーと同じ役者さんでした。

時計じかけのオレンジ

ワーナー・ホーム・ビデオ
時計じかけのオレンジ

1971年・アメリカ

監督:スタンリー・キューブリック

出演:マルコム・マクダウェル

鑑賞形態:TSUTAYAでレンタル後、購入。

○あらすじ○

 不良少年のアレックスは、ピート、ジョージ、ディムという仲間のリーダ格。

 コロバミルクでたむろしたり、老いた浮浪者をいたぶったり、他の不良グループと喧嘩をしたりの日々を過ごしている。車を盗み、レイプをし、といった全て、心の底から湧きあがってくる「超暴力」を実行することで、気分が良くなるのだ。

 ある日、ジョージが新体制を作り自分がボスになったを宣言し、頭にきたアレックスはジョージに見せしめを行う。その夜、押しいった家で人を殺し、仲間に裏切られて刑務所に入り、655321号と呼ばれることになる。

 刑務所に入った彼は、聖書の「暴力」と「性的」な面を気に入っていたから牧師の手伝いをするようになるが、そのおかげで熱心さを買われて模範的な囚人と思われるようになる。

 2年後。新式の犯罪者更正プログラムを政府は実行することとなったが、刑務所に視察に来た内務大臣に残酷さを気に入られ、政治の道具的に選ばれ、治療を受ける。

 2週間で外の世界へ戻ったアレックスを待ち受けていたものは、今まで犯してきたことのツケだった。

 そうしてさらに、政治的に利用されていく。

○感想○

 もう何回も見ている映画で、つい最近、やっと購入。

 何回見ても不快感の大きなものなのに、どうしても不定期に見返してしまう映画です。


 それは、美しいデザインやポップな道具立てのバックに流れるベートーベンのオシャレさが見たい、というようなことではなく、心の中を掻き回されるような不快さ、その後に残るザワザワとした感触をもう一度得たいから、なのではないかとさえ思うほど、不快さや虚しさを感じずにはいられないのです。


 ずっと滞っていた感想アップの再開にこの映画を選んだのは、私、HPの他にSo-netのミニホームというものもやっているのですが、購入時に話題にして、他にもこの映画を好きだという人や、私の書いたものを見て映画を見て感想をくれた人がいたからで、何回見ても感想をまとめられずにいたこれを書いてしまおう、と思い立ったから。


 心をなくすことは、案外、簡単に出来てしまうことなのかもしれません。


 アメリカの心理研究所かなにかでやったという、看守の格好と囚人の格好をした人間たちに自分たちの役割を演じさせるうちに、看守側に残酷さが現れていった、ということや、本当に普通の青年でしかない人たちも、「戦争」という背景さえあれば、戦士ではない人間を殺すことも出来るのだ、ということを考えれば、人の心なんて本当に弱く出来上がっているのだと思うし、同時に、自分を守るためにならばどのようなものにでもなれる場合があるのではないか、という気がします。


 アレックスは生まれつきに心に障害があったのか、そうなるにいたる背景があったのかは良く分からないですが、彼の虚無感ありきの話。超暴力をふるい、矯正されて暴力もセックスも無し、となってしまってからも、最後の最後で矯正前に戻った時にも、彼の中はただ、虚無的な乾いたものだけが支配をしていて、ツケが回ってきた時にも、両親に冷たくされた時にも、どこか淡々とした感じです。


 そうして、アレックスを矯正する側の残酷さや、政治的に利用しようとする人間たちの身勝手さもまた、気味の悪いものとして心に残ります。とはいえ、アレックスの傍若無人ぶりを思えば、アレックスが翻弄されることに対して同情心も湧きはしないのですけれどもね。

 その点でも、この吸引力に不思議さを感じます。


 先にも書いたように、デザインや音楽も秀逸。


 アレックス役のマルコム・マクダウェルは、決して美形だとは思わないのですが、とても美しく見える時もあり、色々な意味で魅力を持つ映画なのでしょう。ちなみに不良少年役ですが、当時の彼は28歳ぐらいだったようです。


 私には監督の素晴らしさを書けるだけの知識はありませんが、きっとこの話を映画化したのが彼だから、暴力と衝撃の映像に中毒性を持たせ得たのだろうと、監督の素晴らしさが分かる人たちに便乗するように思ってみたりして。


 ちなみに、脚本はキューブリックですが、原作があるのです。

 ハヤカワ文庫から出ています。小説のほうはアレックスの一人称となっています。

 出版されている映画とほぼ同じバージョンだけではなく、出版されていない最終章があるのですが、反逆に失敗した子供、ホールデン・コールフィールド的なものを髣髴とさせ、最終章がないことによって、この作品の独自性が高まっているようにも思います。


 ただし、彼がホールデンのようにならざるを得ない、という現実が、最終章がなくても見えてきそうな辺りに、吸引力があるのかもしれません。

 私、『ライ麦畑でつかまえて』は大好きですから。


 暴力描写は風刺だろうがなんだろうが全て拒否だ、という人には、不愉快さしか残さない映画かもしれませんが、頭から拒否する人でなければ、一度試す価値はあると思います。


 人間の持つ不愉快な面を見ることにハマるというのも、おかしな話ですけれども。

 

 

 




はじめまして☆

 こちらのブログはHPの映画感想用ページとしてお借りしたものです。

  

 さて、プロフィールにも書いたように、以前にも他のブログを借りて感想を書いていたのでしたが、アマゾンのアソシエイトプログラムに参加をしたので、アマゾンのその機能を簡単に使えるアメブロに乗り換えたのでしたが、というわけで記事は、以前のブログにアップしていたもの、以前のブログにアップするつもりでしていなかった、感想をメモに書いてあるもの、新たな感想の3種類を載せていきます。


 私は別段、コアな映画ファンではありませんから、本当に普通の感想でしかないのですけれども、宜しくお願いします!

 

 足跡お願いしますо(ж>▽<)y ☆

ハンナとその姉妹

(以前のブログで、05年2月27日に記入したものです)

タイトル: ハンナとその姉妹

1986年・アメリカ
監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、ミア・ファロー、マイケル・ケイン、ダイアン・ウィースト、マックス・フォン・シド

鑑賞形態:以前に鑑賞後、TSUTAYAでレンタル
☆第59回アカデミー賞(脚本賞、助演男優賞:マイケル・ケイン、助演女優賞:ダイアン・ウィースト)
☆第44回ゴールデングローブ賞(作品賞[ミュージカル/コメディ部門])
○あらすじ○
 ニューヨーク。
 女優のハンナにはエリオットという夫がいる。両親共に俳優という家庭で、両親はあまり子育てに関心がなかったが、長女ハンナはしっかりもの。
しっかりしすぎているハンナに辟易していたエリオットは、ハンナの妹で三女、歳上の画家と同棲生活をしている美しいリーに惹かれていく。
 ハンナのもうひとりの妹、次女ホリーは、女優だがオーディションに落ちまくっている。綺麗だが華がないのだと母に思われている彼女は、若い時にはヤク中、好きな時に好きなことをする生活を繰り返しているが、料理の腕があるので、ハンナにお金を用立てて貰ってケータリングサービスを始めた。ケータリングへ行った先で出会った建築家に一目惚れする。
 一方、ハンナの元夫ミッキーは、テレビ会社に勤めるユダヤ人。病気恐怖症にかかっているが、ある日、耳の調子が悪いと検査にいった病院で、思いがけず重病かも知れぬと告げられて、お先真っ暗な気分に。重篤な病ではなかったと分かったが、人生の意味を知るために会社を辞めて宗教を渡り歩く生活をしていた。

○感想○
 ウディ・アレンの「ミーニング・オブ・ライフ」なのかしら、などと。


 人生の意味は? 

 解答がはっきりとあるわけではないですけれども、結局、重病ではなかったことによって人生の意味を探したくなり、仕事を捨てて宗教に走ろうとしたミッキーの言うように、人はみんな、いつかは死ぬのです。
 ちなみにユダヤ人であるミッキーが、まずはカトリックに入ろうとするあたりの描写、面白いです。


 よくよく考えれば、夫がこともあろうか妻の妹と不倫に走るなんていうのは、かなり泥沼なはずなのですし、次女の生活ぶりも、よくよく考えれば落ち込むものなのですが、軽妙なテンポでユーモア溢れる描写で綴られます。


 さて、女性である私にも、エリオットが何においても優秀でしっかりしたハンナから、老人にさえみえるような画家に「教育」される生活を選んでいたリーのほうを選び取ってしまおうとした気持ちは分かります。

 ハンナにはひとつも非など無いのですが、エリオットの身勝手すぎる気持ち、分からなくはないのです。

 描写が上手いということもあるのでしょうが、ずるずる落ちてしまった落とし穴に心地良く嵌ってしまいましたとでもいう状況を続けてしまう、というのは、不倫に限らず、人生にはままあるものです。


 「教育」を受けるために画家と一緒に暮らし、籍を入れても貰えずにいたリーが、情熱的に求めて来るエリオットのほうを選ぶ、結局は自立とはいえない男選びも、なんとなく理解出来ます。

 やっと、庇護の元にいることを窮屈に思った彼女が選んだ男は、しっかり者の女に辟易していた、というあたり、妙に納得しました。


 ホリーが何をやってもものにならず、熱し易く覚め易い生活をし続けていることにしても、ああ、あるある、という感じ。

 ミッキーが生きる意味探しに目覚めてしまうのも、近頃、「自分探し」流行りですし、多くの人が心の中では感じているもののはず。

 まあ、彼ほど極端な人はあまりいない、というだけで。


 でも、重病だと思っていたらそうではなかったから逆に人生について考えた、とか、拳銃自殺を失敗して町を歩きまわって、映画館で大好きだった古いコメディを見ていたら、悩みが馬鹿らしくなった、なんてあたりも、理解出来る感覚。


 しっかりもののハンナの抱える不満でさえ、彼女のようではないあたしにも理解できます。ハンナは女優として成功しているし、家族のまとめ役も担ってはいますが、家庭的な女性であり、全てを一人で抱え込める女性ではないのです。


 エリオットは、リーを最初に手に入れた夜にすぐ後悔して、ハンナを愛していることを確認したのにもかかわらず、なんとなくリーとの関係を続けたのですから、リーが離れていったあとは、それなりにまた、家庭をやり過ごしていくのだろうと思います。


 ぶっ飛んだ設定だけれども、根本的なところは誰にでも思い当たるフシのあるせいか、非常に心に残る映画であるにもかかわらず、感想を書こうとなると感情を捕まえるのが難しいほど、ああ、分かるね、うん、そうよね、と、まるでハンナたちの家族を見守る何ものかにでもなった気分で見られます。


 最後の最後にミッキーに訪れた幸せは、一瞬、まさかまた一波乱!?と思わされましたが、大丈夫だったようで。


 皆が収まるべき場所へ収まりました、という、綺麗にまとまりすぎている気がしなくもないラストも嫌味がなくて、非常に楽しめる作品です。

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