3月18日の卒業式の様子をお伝えしたいと思います
式は
なんと、最初の入場も皆と共にして
校歌
国歌
校長先生の挨拶
卒業証書の授与
そして
こっそり抜けました
と、約一時間の参加が出来ました
卒業式が終わり
他の生徒達は
中庭で先生や友達と別れを惜しみ
泣きながら抱き合ったり
仲間と写真撮影してました
もちろん
ミッキーには 別れを惜しむ仲間はいません
私は心が引きちぎられる思いで
集団をかき分け
ミッキーと2人支援クラスに
先生へお別れの挨拶に向かいました
支援担任
と
ミッキーの介助の先生が
起立して
「おめでとうございます」
と言って下さいました
支援担任は
2年間、ミッキーに ついて下さった介助の先生に
お礼を言いなさい
と
促します
介助の先生の前にミッキーが立ち
「え~~? なんて言えばいいの?」
とモジモジ
「2年間 ありがとうございます」
とお礼と 握手をしました
すかさず
私は
ミッキーに
支援担任にもお礼を言いなさいね
と促しました
ミッキーまた モジモジしてます
支援担任は
自分の思いを伝えます
「ミッキー君の事、最初は全然わかってあげられなくて
嫌な思いをさせたと思います
先生はミッキー君と出会えて 本当によかったと思ってます
先生はミッキー君の事、絶対に忘れないよ
ミッキー君は先生の事、覚えておくのは苦手かもしれないけど
ちょっぴりでも記憶に残ってくれたら嬉しいです
先生ね、もっともっと自閉症の勉強するね 」
と
涙ながらに3年間の思いがいっぱい詰まった言葉でした
ミッキーは
「うん うん」
と
ちょっぴり恥ずかしそうにうなづき
「僕、泣きたいけど、涙が出ないねん」
と言った後
トコトコと黒板の方に歩き出しました
黒板には
○○君
ミッキー君
ご卒業おめでとう
の文字と可愛い花の絵が書いてあります
ミッキーは
チョークを持って 落書きをし始めました
私も、先生も
ミッキーは何を書くのか不思議に思い
無言で見てました
そして
先生、私、大号泣になりまた
ミッキーが書いたのはこれ
親バカですが
素直に真っ直ぐ育っると思います
後でミッキーに 聞いたら
「僕は 上手く言葉で言えないから
書こうと決めていて、ずっと何を書くか 考えて
決めていたねん」
と 言いました
自己否定が強く 超マイナス思考で
他人を恨む事もあり
「学校が地獄だ」と言った 息子です
理解と適切な支援で こんなに成長させてもらいました
支援担任の努力の成果がここに現れたと思います
小学校入学した時は
笑顔で卒業できるなをて夢にも思えませんでした
今、
中学への不安が波のように襲ってきてます