今日は、国立がん研究センターで開催されるシンポジウムに主人が登壇の機会をいただき、築地に来ています。
築地はお祭りが行われていて賑やか。
でも、がんセンターには、いろいろな思いの方がいっぱいいる。
建物の中と外。何となく象徴的に感じています。

昨日は、希望の会勉強会and交流会を名古屋で開催しました。
スキルス胃がんの話、腹膜播種の話を、いつも、わかりやすくしてくださる先生がいます。
どうしても、仲間に届けたい。
新幹線に乗り、打ち合わせに通い、やっと実現しました。

『やるなら、顔を見て話そう』
お忙しい日々の中、そう言って時間を割いてくださった先生。

昨日は、渾身の勉強会でした。
厳しい内容もありましたが、真っ直ぐな思い、みんなの疑問に答えたいという先生の熱意は、参加した仲間にちゃんと届きました。

初めて、自分の中で起きていることがわかったという声も多数。
病気を知ることは、納得した治療につながります。

がんは国民の2人に1人がなると言われています。
家族も含めたら、国民全体の問題。
『自分には関係ないと思っているほうが違うやろ』という先生の言葉。
そして、『僕は触診よりも、患者さんと話をする。世間話もする。その中に変化を見つけることができる。だから、たくさん話をする』とおっしゃった先生に、患者への思いを感じました。

再発を防ぐためにしていることにも、医療者の思いで差があるのは、切ないけれど現実です。

だからこそ、与えられるがままではなく、患者も『患者力』を持ち、自分の人生を納得して過ごしたい。

交流会も、話の輪が広がり、いい時間を過ごせたことに感謝しています。

私たちは、たくさんの方に支えられて歩んでいます。
与えていただいた機会に感謝して、患者家族当人だからこそ、出来ることをコツコツと、やっていきたいと思います。

11月には東京で勉強会。
誰でも参加可能です。
よろしかったら、希望の会に会いにいらしてください。