昨日、めっちゃ天気の良い一日。
近鉄電車に乗って、吉野へ行ってまいりました。
お馴染み？まりあ&くくりんの二人連れ…
桜はほとんど散っていましたが、それでもこんな綺麗な桜を見れました。
この界隈は、観光ルートから外れているので、人も少なく、波動がとっても澄んでいてステキでした。まりあちゃんのお陰だなあーと感謝しています。
とっても楽しい一日…。
でもね、実は、山道を一体、何時間歩いたのだよ～ーーーー！
携帯の電波も途切れがち。GPSも働かず、まりあちゃん曰く、
「人がどうやって道に迷うのか、わかった気がする」
おいおい…
ガサガサっと音がして、ふと見ると野生の鹿が二頭。
私たちの目の前を飛ぶように通って行きました。
その動きの素速いこと。
真っ白な「おケツ」が今でもハッキリと脳裏に浮かびます。
そう言えば、鳥が思いっきり鳴いていました。
「(まりあたちが)きた、きたきたきた、きたきた～」
と、聞こえたなあ。
途中、熊に出会わないように、バッグに付けていた伊勢神宮の小さな鈴を一生懸命に鳴らしながら、なんとか標識のある地点まで辿り着き、ほっと一息。
そこは、まりあちゃんが、くくりんをできれば連れて行きたいなあーと思っていた、宮滝へと続く万葉の道。
標識の真ん前に腰を下ろし、リンゴをムシャムシャ食べるまりあちゃんの横顔を見ていました。
時間は午後4時。まだ明るかったけど、これからどっちに歩くのやら…
と、思っていたら、山道に入って二頭の鹿以後、初めて人と遭遇。
地元の方らしきご夫婦。
救いの神だあー！
そして、
「宮滝までは30分」
ご夫婦の言葉を信じて…結局は90分ほどかけて宮滝へ。
でもね、不思議と疲れないのです。
足は痛くなったけど、何でしょう、導きのまま、まりあちゃんと歩く道。
宮滝へ辿り着き、橋の上から川を眺めて話す時間。
ふーん、なんか懐かしい。
で、バス停を探して歩いていると、バスがやってきた。
バス停まで100m。
まりあ、走る！
あれは飛んでいたかのごとく速かった(笑)
半ば、諦めていたくくりんも、そうなれば全力ダッシュ。
バスは待ってくれ、無事に乗車。
大和上市駅で下車し、近鉄電車でそれぞれが帰路につきましたとさ。
家に帰る頃には日も暮れ、星が綺麗な夜空。
それを見上げて、あっと思い出しました。
あの、宮滝で、まりあちゃんと星空を見たことがあったなあって。
吉野山。西行庵。
万葉の道。
二頭の鹿。鳥の声。
澄んだ水。
地べたに座り話した時間。
そして辿り着いた宮滝。
かつて持統天皇が何十回も行幸された処。
前世からの誘い。
星空を見て思い出しました。
まりあちゃん、ありがとう。
命、輝かせ、今世での果たしたい夢を、今一度確認します。
吉野山に感謝。
西行法師に感謝。
桜の木々に感謝。
水に感謝。
鹿に、鳥に感謝。
光に土に風に感謝。
全てのご縁に感謝します。
ありがとうございます m(u_u)m
