虹色教室の記事で「教えないこと」がありましたが、これってつくづく難しいですね~~。

これって勉強だけでなく、生活習慣もそう。子供がもっと言うこと聞かなくなりますよね。

モンテの本にも、「教えるより、見本を見せる」が書かれてありますもんねぇ~~。

でも、ありがたいことに、ラッタの保育園には素敵な先生がいてはります。その先生がとっても参考になります。

もう幼児教育するために生まれてきたのでは?!というくらい熱心な先生で、子供のことばっかり考えてくれます。

教室内にも、それらの工夫がたくさんされてあり、とっても参考になるので、皆さんに紹介しますね。

まず小さい月齢のときから、子供たちが自分で自分のことができるように、引き出しにはすべて入ってるものが写真に貼られて分類されてます。上着入れには上着の写真、ブロック入れにはブロックの写真など。
これなら、場所がたまに入れ替わっても子供たちも混乱せずに整理できるようです。

朝の会では、まず今日行われるスケジュールを写真や先生の絵で紙芝居のように紹介して、やる順に上から張っていきます。そして、終わったら、裏返していきます。(子供たちから終わったら裏返して行ってくれるようです。)

先生いわく、「子供たちは、見通しをたててあげるととっても言うこと聞いてくれるんですよ。子供たちは何をするか、不安だったり、緊張してたりしているんですよ~」だそうです。

運動会前には去年の運動会のビデオを見せたり、やることを紙芝居仕立てで説明してくれたりします。

実際、これは私も家でさせてもらってて、スケジュールを行ってあげてます。といっても簡単なもので、園の帰りに、「一番手洗って、2番トイレして~、3番お着替えして~」といった具合です。でも、それだけで帰ったらこちらから何も言わなくてもしてくれるんですよ!!「1番は~??」と聞いたら、ゲームのように走ってやってくれます。

うがいの仕方や、お箸の持ち方も全て写真が紙芝居形式で貼られてます。

「うがいは子供たちに上を見てガラガラ~っていっても分らないから、あのアンパンマンのシール見てねって言ってます!」

とのことで、丁度鏡の上の方にシールが貼られてました。

ああ、すごいなぁととっても参考になりました。

あらゆるとこに写真で見本が示されてあり、子供たちは勝手に見てやっているようです。

つくづく子供に口で言ってもダメなんだよなぁ~~


先生には脱帽です。


そんな先生、子供たちの興味に合わせて、しょっちゅうお部屋を模様替えしておもちゃも取り替えてくれます。

「子供は、おもちゃにすぐ飽きるけど、ちょっと手を加えてあげるとまたするんですよ~。ブロックには見本帳をつけてあげたら、その通り作りたがる子がでてくるし~」

で、先生自ら作品を作って、見本集を作ってくださってます。

なかなか家ではそこまでできないけど、一緒になって遊び方をちょっと変えてあげると確かにまた熱中してくれたりしますもんねぇ。

ってな訳で、保育園の先生には本当にお世話になりっぱなしです。