(今朝のウイリアム・モーリス)
こんにちは~♫
先日、日本橋三越 屋上にある、
『チェルシーガーデン』 主催の、
《8月のバラのお手入れ講座》に行ってきました♪
今回も、新館9階の、
カルチャーサロンで行われたので、
冷房が効いている中で、
涼しくお話を聞くことが出来ましたよ♪
講師は、いつものように、
ローズアドバイザーの有島薫先生です。
今回の講座の前半は、
プロジェクターを使って、
スライド写真を見ながらのお話で、
今年、7月に、先生が行かれたフランスの話。
ニューローズの玉置さんや、
大野耕生さん、村田さん?、まつおさんなど、
何人かの、バラの先生方と
いっしょに行かれた、
フランスの、デルバールや、ギョー、ドリューなどの、
ナーサリーのお話でした♪
ブログに書くと、、
また長~くなるので・・・(笑)
そちらの話は、違う機会にして~、
今回の講座のテーマは、
『秋のバラを美しく咲かせるために』
●夏剪定のやり方
●夏のバラの管理
(水遣りのやり方など)
●剪定前後の肥料について
●病害虫について
●質問コーナー(クロロシスについての質問)等、
だったかな?
(チェルシーガーデンで咲く、夏顔のヴァグレット)↑
夏(秋)剪定は、どうしてやるの?
という話等は、
もうとっくに、わかっている方も多いので、
そちらも、また違う機会に書きますね。
秋の花をきれいに咲かせるために、
枝をととのえ、整枝をする、
夏(秋)剪定。
今日は、剪定の時期と、
カットする位置についてだけ書きます。
次回、9月の講座は、9月8日にあるので、
もしかしたら、その時にも、
また、秋剪定について、
お聞きできるかもしれませんが、
9月では、遅い話もありますしね♪
今回も、カルチャーサロンには、
屋上から、バラの鉢を何鉢も持ち込んでありました。
夏剪定のやり方は、
スライド写真を見ながらの説明もありましたが、
いつものように、先生が実際に鉢のバラを、
カットして、皆に見せてくださいました♪
この講座は、チェルシーガーデンのある、
東京周辺が、基準の講座ですが、
東京周辺の、今年の剪定の時期は、
9月5日が標準だそうです。
秋の花が咲くのは、
剪定をしてから、
早く咲くバラで、45日、
長くかかるもので、60日前後です。
これは、冬剪定をしたあと、
春に、早く咲いたバラが早咲き、
遅かったのが、遅咲きです。
春に咲いた時期を覚えておかなければ、
いけませんね(;´▽`A``
夏剪定は、遅咲きのバラから、早く切っていきます。
8月末ごろからです。
45日で咲いてしまうバラは、
9月10日頃までに切ればいいそうです。
早咲きのハイブリッドティーは、
9月初め頃だそう。
庭で、秋のローズパティーなどを、
予定している方は、
夏剪定は、同じ日に、
いっぺんに切るのでは無く、
遅咲き、早咲きのバラに合わせて、
ずらして、剪定すると、
10月半ばに、一斉に咲き、
いらした方に、綺麗な庭を、見ていただけます♪
(夏は、こんな風に咲くの?アンリ・マチス)↑
でも、「バラは、必ず夏剪定をしなくてはいけない」と、
いう、決まりはなくて、
自宅の庭のガーデンローズの場合は、
「花が咲いた枝の真ん中でカットする」
というやり方を、
春の1番花から、ずっと続けていくと、
ポツポツだけれど、
冬まで、エンドレスに咲いてくれて、
常に庭のどこかで花が咲いているので、
フェースブック、や、ブログに、
バラの花を、いつもアップしたい方には、
この剪定方法は、良いそうです。
先生は、
このやり方を、『エンドレス剪定』と名付けていて、
最近、お勧めのやり方らしいです♪
寒さに強いバラを、
時期を、60日逆算して、秋遅くにカットすると、
クリスマスにバラを咲かせる事もできるそう♪
これが、ほんとの「クリスマスローズ♪」だそうです(笑)
(クリスマスローズの話は、最近は、他の先生方にも、
広まっているみたいですね♪)
と言っても、先生も、ハイブリッドティーだけは、
夏(秋)剪定をするそうですよ。
(チェルシーガーデンのヤマホロシ)↑
剪定するのに、どの位置で切るのか、というと?
株全体の形を見ながら、
今咲いている3番花の枝ではなく、
その下の枝まで切り戻して切るそうです。
今咲いているで枝は、細くて、
そこからは、良い枝は出ないので、
一つ下のしっかりした枝のところで切る。
だけど、あまりにも太い所で切ると、
秋は咲かない場合があるそうです。
そんな場合は、
一つ上の枝でいいみたいです。
(なかなか難しいです~)
葉はなくなっていても、(元気なら)
大丈夫だそう。
弱っているバラの場合は、
浅く切るのよね。
去年、夏剪定した時の写真が、
先生のブログに載っていましたので、
そちらをチェックしてみてくださいね。
とても分かり易かったです♪
↓
http://arisima.blog10.fc2.com/blog-date-20130825.html
Fragrance World、
2013、8月23、25日に書いてあります。
でも、剪定する9月5日前後まで、
まだしばらく日にちがあります。
今は、丁度3番花が咲いている頃ですよね。
(摘蕾をしていたら、咲いてはいないけど)
3番花が咲いている枝は、
今、(8月中旬)どうしたら良いか、
というと、
今から、夏(秋)剪定する時までは、
花が咲いた枝は、深く切ってはいけません。
花殻だけを、カットしておきます。
(葉を残して、光合成させる為)
そこから芽が出てきても、気にしないで、
そのままにしておく。
そして、
8月末~9月10日の、
夏剪定時期になったら、
所定の位置で、剪定する。
それまでは、
葉を残して、光合成をさせて、
株を充実させる、ということなのかな?
うちのバラは、今、背が高く成り過ぎているので、
3番花が咲いた枝を、今、
少しカットしようかと、思っていたのですが、
この講座に行って、習ってきたので、
花殻だけを摘んで、そのままにしました。
9月5日、前後まで我慢ですよね♪
結構伸びていて、気になるけど、
もう少し、がまん、がまんです。
秋に、良い花を見たいですもの~♪
でも、去年の今頃、どうしていたのか?
まったく覚えていないのですが、
もしかしたら、3番花の枝は、
強剪定していたのかも・・・
なお、イングリッシュローズについては、
夏剪定をすると、咲きにくくなる品種も多いので、
以前書いた、
〈イングリッシュローズの夏剪定〉という記事を、
読んでみてね →★
では、今日はこの辺で。
これからの時期に、
やらなければいけない肥料の事などは、
次回に書きますね。
今日は、ご訪問有難うございました*:..。o○☆゚