自分の体感では、タンパク質を取りすぎると眠くなったり、湿疹が出やすかったり、むくみやすかったりです。
アミーチョサロンのKenさんのブログでは、特に病気のある人がタンパク質を取りすぎると腎臓に負担をかけるので勧めないと、たがしゅうブログにもタンパク質と言えども、食べれば消化機能を疲労させると書かれていました。
先日、購入したDave Asprey氏の本にも、タンパク質は、他の主要栄養素より消化しにくいせいで過剰摂取すると炎症を起こしうると書かれていました。うーん、そのシステムがもう少し詳しく知りたいのですが…。
また、肝臓がタンパク質を効率よく加工するためには、その燃料はブドウ糖や脂肪から得なくてはならない
とも書かれています。
ですので、たくさんのタンパク質を食べる場合、合わせて糖質か脂質をたっぷりとらなくてはいけないようです。
この方もタンパク質の量は体重1キロあたり0.72~1.65gで取るように推奨しています。
体重50kgなら36~82gです。
適当な量は、食欲や生活スタイルによって調整する必要があります。
まあ、そんなに厳密に計算して食べる必要もなく、MECの渡辺先生が推奨しておられる『牛肉200g、卵2~3個、チーズ120g』に相当します。
ただ、脂質を1日のカロリーのうち50~70%なので、牛肉は脂身の多いものを選ぶか、バターや牛脂、ラードなどの脂を追加すると満足感も高くなると思います。
わたしはこの感じで、朝はバターコーヒーとポーチドエッグ1個に天日塩をかけて食べます。
お昼には少しの野菜と肉を50g程度、ゆで卵1個、チーズ代わりにバターを肉に乗せて食べます。
夜はがっつりとお肉、牛脂などで焼いて、卵を1~2個、ブロッコリーなどの野菜をゆで、バターと天日塩を絡めて食べます。
その代わりバターをたくさん使い、卵を増やしています。
同じカロリーですが、こちらの方が満足感が高い気がします。
糖質制限を始めて、体調がよくならない、体重が減らない、数値がよくならないと言った人はタンパク質の取りすぎが原因かもしれません。
食べても満足できず、タンパク質の量を増やす前に、脂質(良質な動物脂質)がたっぷり取れているかチェックしましょう。