手作りできます!保冷ランチバッグの作り方 | 100円ショップの材料で作る!子どものための手作りおもちゃとおままごと

100円ショップの材料で作る!子どものための手作りおもちゃとおままごと

材料費は安く!
作り方は簡単に!

…に情熱を注ぐ、子どものためのおままごと手作りブログです^^

こんにちは、さやぞうです!

先日、某ノベルティでもらった保温・保冷ランチバッグを眺めていて気付きました。

あれ…これって…

ただのバッグの内側にアルミシート貼ってあるだけじゃね???

てことは

自分で作れるんじゃね???


というわけで、お弁当の機会が増えた長女の保温・保冷ランチバッグを作りました!!
{5DC29695-83DE-4EC5-8720-118AB01E4A74}

今までは100均のお弁当用保冷バッグを使っていたんですが、小さいし可愛くないしでどうも好きになれなかったんですよね。

自作できるってことは、好きなように作れるってことですから!

子どもも喜びます!!

では、以下に作り方を紹介します!


● 材料 (出来上がりサイズ幅27×高さ20×マチ10cm)
 
※布は縫い代1cm込みのサイズです
・表地 本体側面29×18cmを2枚、本体底29×20cmを1枚、
 ポケット13×12cm(バイアステープを使わない場合は入れ口部分に3cmほど縫い代を足してください)
 ファスナー留め4×8cm

・裏地29×52cm(なくても作れます)
・ファスナー30cm
・アルミシート29×52cm(100均)
・取っ手用アクリルテープ64cm×2本(100均、布で作成してもOK)
・接着芯27×18cm(100均)
・バイアステープ(100均、ポケットの布端処理に必要なら)

{1770D957-6DD5-4814-92F1-3A904673B126}

今回利用させて頂いた100均材料は、全てダイソーさんで調達させて頂きました。

100均のファスナーは概ね20cmが最長サイズなのですが、セリアさんで長さ調整できるコイルファスナーの取り扱いがありますので(確か全長50だか60cmくらい、好きな長さで切って2本ファスナーが作れる)安く済ませたい方はそちらを使ってみるのもありだと思います。

私は子どもが使いやすくて丈夫そうなビスロンファスナー(スポーツ用品に使われるようなプラスチックのファスナー)をこちらのネットショップ様で調達しました。

10cm単位でファスナーが注文できて、しかもお安い!
ビスロン以外にも色々な種類のファスナーが好きな長さで発注できてとても便利です。

ただ、オーダー制なので手元届くまでかなり時間がかかります(今回は3週間くらいかかりました;)

お急ぎでなければ(←重要)おすすめです!

表地は何でも良いですが、少し厚手の生地だとそれっぽいかなと思います。

今回はキルティングを使用しましたが、試作品を11号帆布で作ってみたらこちらも結構いい感じに仕上がりました。

ラミネート生地やエコバッグのようなポリエステル生地でも良いと思います。

裏地は無しでアルミシートむき出しでも作れますが、洗濯を重ねるとボロボロになりやすいので、裏地を付けた方が長持ちすると思います…たぶん…。


● 作り方

1、ポケット(つける場合)と取手(作る場合)の準備


必要ない場合はこの工程は飛ばしてOKです。

ポケットは入れ口部分を折り込むかバイアステープを使うかして布端の処理をします。

取っ手を布から作る場合は、厚めの布を使用します。

お好みの太さ×4幅で切り出し、布端を中に折り込んで両端にミシンをかけます。

今回は帆布で2cm幅の取っ手を作りました。
{C966B257-F018-4D8E-A80E-63A3D1D52869}

2、ポケットと取手を表地側面に付ける

{AFCDB546-C793-404D-B3B7-59982C9FF909}

本体とポケットの中心を合わせて待ち針で止めます…が、今回は手芸用の仮止めクリップを使用しています。

色々ありますが、クローバー社のものが一番おススメです。

コレは本当に買って良かったと思ってるので、また別記事で書きたいなーと思ってます。

ポケットの配置が終わったら、取っ手をポケットの両端1cmくらいずつ重なるよう、ねじれに注意して配置します。

取っ手の両端をミシンで本体に縫い留めて行くわけですが、袋入れ口部分(ファスナーを付ける部分)1cm程度は縫わないで残しておいてください!

ここは縫い代になります!

ポケット側の取っ手付けが終わったら、もう1つの側面も同じ位置に取っ手を付けます。


3、表地底に接着芯を貼り、本体側面と縫い合わせる

{B2CFDD37-9B79-4125-9253-D9D0E3B4DE96}

接着芯の写真がなくて申し訳ないのですが、底の裏部分に接着芯が貼ってあります。

接着芯とは、アイロン接着などで生地裏面に張り合わせ、生地にハリを持たせたり強度を上げるための副資材です。

なくてもモノは作れますが、使うとより完成度が上がります。

接着芯を貼ったら、写真の様に表地を縫い合わせて本体表側を完成させます。

最後に縫い代を底の方に倒してアイロンをかけておくと、仕上がりがキレイになります。

まあ私はサボりましたけどね←


4、アルミシートと裏地を縫い合わせる

アルミシートの銀色の方の面に裏地を置き、ファスナー取付位置となる部分(2か所)を縫い合わせます。
{B97DA28D-B613-4BF9-87D7-3310E6DCC621}

これは、アルミシートのズレ対策のしつけ縫いです。

縫い代を大きく取ると、ファスナーを付けた時に縫い目が見えてしまうので、縫い代は5mmくらいにしておきます。

アルミシート裏面はミシンが滑らなくてうまく縫えないので、写真の様にトレーシングペーパーを置いて一緒に縫い合わせます。

トレーシングペーパーは縫い終わったらミシン目で一度折って引っ張ると簡単に破けて取れます。

薄い紙ならOKなので、私は結構娘の落書き帳で代用したりしてますww

ズレなきゃいいだけなので、手縫いで適当に縫っても大丈夫です。


5、表地・裏地それぞれを中表で袋状に縫い合わせる。

すみません、写真撮り忘れました…orz

表地は表地で、裏地は裏地で両脇を縫い合わせます。

だいぶ完成品に近付きました。


6、マチを作る


写真の様にマチを作って縫います。
{405B71FD-8051-42FC-A34F-29A2904D655E}

袋の底両端をそれぞれ折り紙の「袋をつぶす」要領で三角に折り、三角の底辺が10cmになるように調整したら、底辺を縫います。

袋を潰すときは、過程5で縫った縫い線と底の中心線が合うように折ります。

マチが縫えたら、縫い代1cm程度を残して三角部分を切り取ります。

何か分かりにくいですかね;すみません;

裏地(アルミシート)の方も同じように処理します。

アルミシートをミシンで縫う時は、トレーシングペーパーを忘れずに!


7、ファスナーを取付けます

まず、表地にファスナーをしつけ縫いします。
{1015EE76-F484-46B5-A440-AB3AC8092FF6}

両端1cmくらいずつ縫わずに開けておきます。

縫い代は5~8mmくらいでいいと思います。

ファスナーをミシン付けする場合はファスナー押さえを使うとキレイにに縫えます。

普通の押さえだとファスナーのでこぼこ(ムシと言う)に押さえが引っかかってしまい、キレイに縫うのが難しいのです。

メーカーによって適応押さえは違うので、購入する場合はお手持ちのミシンで使えるかどうかちゃんと調べてからにしましょう。

手縫いでも問題ないので、ミシンで上手につかない場合はチクチクやってみてください。


表地にファスナーが付いたら、裏地もファスナーに取り付けます。

アルミシートがしっかりしているので、↓の写真の様に縫い代分を折り返しておくと作業がしやすいです。
{C8D0A967-C7A9-450B-8760-D5CED5019510}

アルミシートを本体の中に入れて、端とファスナーを縫い合わせます。
{5B4CDBD5-7035-437A-9334-E4536D696BBC}

ミシンで縫い合わせましたが、そのまま縫うとズレやすいため、最初に手縫いでしつけ縫いをしました。

片方のファスナー止まりの部分は写真のように処理しました。

(もう片方のファスナー止まりは、長さが合わずに飛び出ている状態だと思います)

正しい処理の方法は分かりません。

面倒になって来たので、なんかコレでいいかなって…

特に問題ないので、私の中ではコレで十分です。

さて、あと一息です!


8、ファスナー端の処理をする

ファスナー留めを作ります。

キルティング生地だと分厚過ぎるので、キルトの縫い目を解いて分解し、表地だけにしました。
{65F4A238-F496-4199-8289-DA05C6AC9650}

まず写真左上のように真ん中に合わせて折り、次に写真左下のようにまた真ん中に織り込みます。

アイロンでしっかり折り目を付けてください。

飛び出たファスナーの左右を少し折って細くしたら、作ったファスナー止めで挟んでミシンを4辺にかけます。

…なんて言いつつ、もう面倒になった私は裁縫用ボンドを使用しました。

ほんとこれめっちゃ便利です。

ヘビーユーザーです。

主に仕上げの隠し縫い部分とかに活用しています。

ボンドを塗ったら、乾くまでクリップなどで止めて固定しておきます。


完成~~~~!!!!!!!!!
{05EB0A84-8734-41C2-82A9-50D2159AFB30}

バッチリできました!!

もしファスナーと本体の間に隙間ができてしまっているようなら、手縫いで閉じてあげてください。

密閉性大事!!

裏地付きのファスナーポーチの作り方は色々あるのですが、今回は「返し口から布を返す」ということをしないように作っています。

これには理由があって、実はアルミシートを返し口から裏返そうと力を加えると、ミシン目から破れて来やすいのです。

返し口を裏地側に作ってしまった時はおそらく最悪で、力のかかる返し口端部分から十中八九破れて来ると思います…。

よっぽど大きな返し口なら大丈夫でしょうが、素材の性質上「布を返す」というのはあまりおすすめできません。

(例のごとく失敗経験者ですから…)


100均のアルミシートだし、手作りということで念のため保冷性の実験をしてみたのですが、効果はバツグンでした!

安心してお昼のお弁当が食べられますよ!

お好みのランチバッグを持ちたい方は、ぜひ作ってみてください!!


ぽちっと応援お願いします♪

にほんブログ村