またまたお久ぶりのブログとなってしまいました。

ここ数日色んな事があって、書きたい事がたくさんありすぎて頭の中でまとめられませんでした。

今もだけど、とりあえず書いてみます。

 

ブログを開始した理由は、今までダイエットばかりしてきて摂食障害にまでなって、それを治す方法を見つけて、同じように苦しんでいる人にも読んでもらいたい・・・でしたが、結局私は過食嘔吐・運動強迫から脱出しただけで、本来の自分のあるべき体重に戻すことは今もできていません。

 

ダイエットと言えば、世の中にたくさんあります。

物心ついた頃からぽっちゃりで、家族にもバカにされる毎日で、絶対痩せたい気持ちだけを強く抱いていままで40年以上生きてきました。

自分がこれは痩せるかもしれないと思った事は全て試してきました。

 

りんごダイエットから始まり、ジム、自宅筋トレ、水泳、食事制限、ナイシトール、アメリカの変なドリンク、座薬、痩せるお茶・・・あげればきりがありません。

 

実際に体重を落とすことができたのは、やはり食事制限(カロリー制限)だったので、私はすっかりとカロリー信者になり、摂取カロリーさえ抑えれば痩せられると信じていました。

しかし一時的に痩せる事はできても、減少した体重を定着させることに成功できたことはありませんでした。

 

何度もカロリー制限→10キロ程度痩せる→リバウンドを繰り返しました。

やる度に制限しなければならないカロリーが多くなりました。

最終的には毎日三食サラダを小鉢一杯だけ食べ、息子に授乳する事でしか痩せられないほど、私の体はカロリー制限に免疫ができていたような状態でした。

息子の授乳は永遠には続かないし、私は当時54㎏まで痩せた体重を維持する為に断乳後はプールに通い、通える日は毎日通い、1時間半程度ぶっとうしで泳いでいました。

それでも体重は増えていき、ついに60キロを超えた時に、これは筋トレが足りないとジムに通い始め、右足股関節を痛めて運動ができなくなってしまいまた。私はその時に心が折れてしまい、本当にどうすればいいかわからなくなってしまいました。

その時に出会った本に(以前のブログ参照)、食事制限をしているから太ると知り、カロリー制限のし過ぎで万年ストレスに侵されている脳疲労からの肥満も考えられると知りました。

私はその日から、今までやってきた事を全て手放して、食べました。飲みました。運動もやめました。

なるべく好きな事だけをして生活しました。

おいしい物を心ゆくまでいただくという、今までない充実感で毎日が凄く満たされていました。

でもあっと言う間に80キロを超えてしまいました。

 

体重やカロリーといった数字に惑わされないように、考えない、見ないという生活をしてきたけれど、身長161㎝、体重85㎏という体型で生きる事も、やはり毎日が辛くて辛くてたまりませんでした。

 

リンパマッサージや漢方にも手を出したり、禁酒して筋トレを開始したり、色んな事をしました。

でもダイエットをしようとすればするほど体重が更に増えて、最終的に計った時は90㎏近くになっていました。

 

ダイエットしても増える、普通に食べても太る、もうどうしようもないと、もう半分諦めモードで生活をしていたのです。

 

しかし先日素晴らしい本に出会いました。

その本のおかげで自分がなぜ太っているか、どうやったら痩せるかという事がハッキリとわかりました。

しかしまだ痩せ始めたばかり、結果が出なくては皆さまにお伝えする事は無意味です。

 

人が太る原因は様々なのです。

なのに対処法と言えば「カロリー制限と運動」のみ。

誰がどんな生活をおくり、どんな原因で太っていまったかは関係なくそうアドバイスされる。

そのアドバイスこそが間違いだったし、「カロリー制限と運動」で太ってきた私にはそれが痩せる方法でないことは随分前から分かっていました。ではどうすれば痩せるのか?

 

ストレスで太る人もいます。(ストレスによる過食ではなくストレスホルモンで太ります)

人間の体は人工的に造られた本来食べ物ではない食品添加物(食べ物を美味しそうに見せ、美味しいと感じ、保存期間を長くする為の薬品等)をうまく消化できないのに過剰摂取して太る人もいます。

ゼロキロカロリー脂肪ゼロ食品ほど太ります。

などなど、まだ私たちが知らない太る原因がいくつもこの世の中には隠れているのです。

 

どれだけの人が、自分の「太る原因」を見出した上で対処しているのでしょうか。

それは万人共通の方法で対処できるでしょうか?

そんなはずがありません。

 

カロリー制限して、体重を一時的に落とす事ができても、ほとんどの人がリバウンドするのは何故か?

それは人間がそういう風にできているからです。

意志が弱いからではありません。

 

運動で落とせる体重も限られています。

運動を止めれば、元に戻ります。

 

それは自身の設定体重に戻す人間の当たり前の機能です。

肥満はこの設定体重が高くなってしまった事から起こります。

では設定体重を元に戻すにはどうすればいいか?

 

今後のダイエットは、自分がなぜ太っているのか、本当の理由を探ることから始めてみませんか。

 

この世には食べないのに太っている人がたくさんいます。

それは太りやすい遺伝だけではありません。

近い将来必ず、肥満がこの世から消える日がくると私は確信しています。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

皆さま、またしてもご無沙汰しておりました。

いかがお過ごしでしょうか?

 

表題とは関係ありませんが今朝、私の故郷、北大阪で大地震がありました。

電話が繋がりにくく、父と連絡が取れるまで時間がかかりましたが、みんな無事でした。

 

学校へ既に登校してしまった子供達が無事か心配、という親友。

自分の身体は大丈夫でも、外で何が起こっているか?自分の家族や周囲の状況が大丈夫かどうかわからない・・・

 

そんな話でした。

高校時代に阪神大震災を経験しましたが、その時より強い揺れを感じたと父が言っていました。

遠く離れて暮らしていると、ただニュースを見て無事を祈る事しかできず、歯がゆい思いです。

これ以上の被害が出ない事を、祈るばかりです。

 

 

さて、過食嘔吐をやめてから丸二年が経ちました。

あれから一度も過食嘔吐をすることもなく、お腹が空いたら食べて、お腹がいっぱいになったら止める。お腹が減っていない時には食べない、というシンプルな方法で、摂食障害を治す努力をしてきました。

 

最近は、お酒がほとんど飲めなくなって、すぐにお腹がいっぱいになるようになりました。

間食は元々、ご飯を美味しく食べたいからという理由でしない主義なんですが、小腹が減ったら無理せず何かを口に放り込む、なんてこともできるようになってきました。

体重は、長い間計らずにいます。

そして運動も、少し子供たちと遊ぶ程度。

随分とゆるい生活に慣れてきました。

何故かカフェインを摂取する気にならず、よく日中眠たくなるのですが、可能であればお昼寝もして、極力ストレスのない生活をしています。

 

でもやっぱり時々、痩せたいなぁ・・・

また食べないダイエットしてみようかな・・・

 

考えちゃいます。

でも折角ここまで順調にきたから、これから自分のホメオスタシスを取り戻して、しかるべき体重に落ち着くまで、なんとかやっていきたいものです。

人によっては完治まで10年かかるといいます。

それを考えるとまだたったの2年です。

最近ようやく、食欲が満たされてきたからお酒を飲みたい欲求が落ちてきたんだなぁと感じます。

すごくゆっくりだけど、自分の中で変化が起きているのがわかります。

 

摂食障害だった方が完治されたブログをよく見ます。

7年かかった人、10年かかった人、それぞれですが、「治った」という方のブログを読むと、また続ける勇気になるし、希望になります。

私も少しでも、摂食障害を乗り越えたい方の力になれれば、と思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました照れ

 

皆さん、ご無沙汰しております。タコかすたーどです。

 

随分長い間、ブログをお休みしておりました。

「タコかすたーどは結局どうなった?」

「上げ止まりがきて、そろそろ痩せたかな?」

なんて・・・・・誰も特に思ってませんね(笑)

 

このブログを、摂食障害で苦しむ方への希望になるようにしたくて、

「次に書く時は、上げ止まりがきて痩せましたよ♪」という報告にしたかったんです。

 

でももう一年近く経ってしまい・・・

まだ全然痩せていません。

相変らず体重を測っていないので、上げ止まりがきたのかも定かではありません。

 

この一年、毎日同じような考えの繰り返しでした。

ここに書いても、誰の役にも立たないような、ぐるぐる同じことの繰り返しです。

 

やっぱり私は、痩せられないんだ。

摂食障害で痩せられない体を作り上げてしまったんだ。

毎日のように、友人やその辺の知らない人にも

「私はたくさん食べるから太ってるんじゃないんです。病気なんです。」と打ち明ける夢を見ます。

 

どうしてこんなにいつまでたっても太ったままなんだろう?

何か他に原因があるんじゃないだろうか?

 

そんなことの繰り返しです。

 

食生活は?というと、今はたくさん食べる日もあればそうでない日もあります。

でも基本的に一日三食。

外食で出てくるような一人前を食べれるかちょっと残すか?くらいの量。

間食は一切しません。

甘い物は一切食べません。

夜はお酒を飲む場合は炭水化物を抜いてます。

 

多分、一般的な女性の食生活じゃないでしょうか?

 

しかし私は昨年11月に、信じられないくらいの咳が出るようになって病院に行くことになってしまいました。

そこで、体重を測られてしまったのです。

 

私は体重計を見ないようにしました。

たくさん上着も着たままだったけどおかまいなしに乗って、ずっと天を仰いでいました。

無事に体重を見ずに済んだのに、看護師さんがカルテをもって問診に来て、それでチラリと自分の体重が見えてしまったんです。

そこには「8△、△kg」と書いてありました。

 

摂食障害に気付いて治そうと思う直前に最後に測った時が64Kgでしたので、吐くのを止めてから20Kgくらい増えてることになります。

まぁ、息子を妊娠していた時も84Kgまで体重増えましたから、それくらいあるだろうとは思っていました。

でもショックでした。

その辺の男性より優に重いやん。。。て。

 

普通の人のように食べていたら、80Kg以上になる体質。。。

どうしてこんな体にしてしまったんだろうか・・・

また拒食に戻ってでも痩せたい。

でも絶対過食嘔吐はしたくない。

またあの辛い日々に戻るか?

 

何度もそう思いました。

これだから体重を測ってはいけないのです。

まだ、病気だ・・・

私は思いました。

 

でも、拒食をしてダイエットに励もうとしても、心の叫びが聞こえてきます。

「拒食で痩せても、また元に戻るよ!

戻らない為に過食嘔吐しちゃうよ!

健康になるって決めたよね!」って。

 

私は、普通の人になりたい。

普通の人みたいに、お腹が空いたら食べて、お腹いっぱいになったら「ごちそうさま」と満足感と共に言いたい。

たったそれだけの望みを叶えるために、約二年もこの太った体と向き合ってきました。

今までの努力が水の泡になることも、また昔のように人に言えないような行為を繰り返すのも、絶対に嫌だと。

 

長い間病気に気付けなった。

物心ついた頃から食欲は私の敵でした。

仲直りをするのに時間がかかるのは当たり前です。

私の脳と体が「もう二度と飢餓状態は来ないんだ」と理解するまで。

「こんなに脂肪を蓄えなくても、もう飢餓状態は来ないんだ」と理解するまで。

 

11月に「せき喘息」を患い、1月には大流行していたインフルエンザにもなりました。

 

ご飯が全然食べられない日がありました。

 

それは、私にとって初めての経験でした。

 

今まで、熱で寝込もうが腹痛だろうが頭痛だろうが、「食欲がなくて食べられない」を経験したことがなかったんです。

私はどこまで食い意地が張ってるんだ!どんだけ丈夫な胃腸してんだ!

そう思っていました。

 

でもそれは今思えば、「飢餓状態」だったからです。

いつもお腹が空いていて、いつも栄養が足りてなくて、自分が決めた一日に食べていい量くらいは摂取しないといけない本能が食欲を突き動かしていました。

どんなに体調が悪くても。。。

 

毎日食欲を満たしていたら、一日くらい体調が悪くて食べられなくてもなんともないはずです。

逆に言えば、お正月に少々食べ過ぎたところで体重が増加して戻らないなんてこともないのです。

 

私が欲しいのはそんな体です。

 

痩せたり、太ったりして好奇の目にさらされたり、

ちょっと食べたら太ったと大騒ぎするような

そんな体はもういらない。

 

普通に、生きる為に、健康に食べたいんです。

 

私は、痩せる事よりも、それを優先したい。

 

こんな風に、ぐるぐる毎日同じ思考を繰り返していました。

 

でも昨日久しぶりに他の方のブログを読んで、書く勇気を貰いました。

その方も子供の頃から悩んでいて、摂食障害の回復期にあって、体重が増えていたけど2年半で上げ止まりがきたと書いていました。

 

私は、回復期に入って今年の6月でやっと2年です。

患った期間が長ければ長いほど、上げ止まりがくるのに時間がかかるでしょう。

それはさっきも書いたように、散々痛めつけた自分の身体と「仲直り」する時間がそれだけ必要なのです。

 

家族と美味しいものを食べて、毎日が食卓が笑顔だから、

私は太っていてもこの幸せをもう手放したくありません。

 

そう思って先々週、勇気を出して健康診断にも行きました。

体重計に乗った時は、また天を仰いで免れました。

検査結果異常無し。

BMIがどうのとかメタボがどうのも言われませんでした。

健康的に食べて、検査結果が良好だったからだと思います。

 

毎日食べて吐いていた頃、診断結果はどうだったでしょうか?

怖くて行けませんでした。

 

私は思います。

私が健康であること、私の愛する人達が健康であること、それが一番大切です。

健康は自慢していいんです。

痩せていても、不健康であってはいけないのです。