今日は、婦人科の診察&MRIの検査でした。



先週、明らかに見えた腫瘍から採取して組織診に出していた結果を聞きに行きました。

その前にMRIで撮影をしてから診察に行きました。


もう先週は、CTと血液検査、今日はMRIの撮影をしてから診察と

着実に手術などへ向けての準備と思われる検査が目白押しだったので

正直私は、子宮がんと告知されるのはほぼ間違いないだろうと思っていきました。


今日は、たぶんがんと告知されるだろうと思い、オットにも付き添ってもらいました。








MRIが終わって診察が始まると先生から、子宮頸がんと告知されました。

あぁ、やっぱりねって言う感じでした。

私は、そちらよりも転移などしていないかどうかの方が気になって仕方ありませんでした。


そのあと先生から、子宮頸がんでも腺癌というタイプだと説明を受けました。

腺癌は、予後が余りよろしくないという噂。

そして放射線治療も効きにくいという。

だけれども、今のところ他への転移もなく、完治の見込みもあるということ。

(ただしリンパ転移は、わからないので、検査結果のみでの判断ですが・・・)

2cmとまだ小さい段階(らしい)なので、早く手術をすれば他へ移る可能性も低くなること。

そして気になるところの乳がんとの関係性は、無いということでした。

肺や肝臓などのほかの臓器への転移(脳は、除く)が無いということは

乳がんでの転移も今のところ発見されていないということにつながるので

それも少し安心しました。


手術は、始めの話では、部分切除でという話でしたが

乳がんでホルモン療法をしているということ

3人の子供に恵まれたこと

完治を目標とすること

などなどを考慮して、ほぼ全摘出することになりました。

子宮は、今のところ何ともないのですが、頸がんは子宮体がんや卵巣がんで再発しやすいこと。

(特に乳がんをやっていると卵巣がんになりやすい。ホルモン療法の副作用では、体がんですが。)

子宮と頸部の境目に出来ていて、とてもデリケートな場所だということ。

乳がんでホルモン療法をしているので、卵巣は女性ホルモンを分泌するので

逆に無いほうが、卵巣がんの予防や乳がんでの女性ホルモンでの再発防止の働きにも良いのではないか?

そんなこともあり、頸部を少し残す形で、頸部(一部)、子宮、卵巣、リンパ郭清をすることになりました。

手術時間は、大きな手術になるので、約5時間かかるそうです。


先生も言っていましたが、まだ子供を産んだことが無い方や、まだ欲しいと思っている方だと

子宮や卵巣を残す形で手術をする場合が多いが

その分、再発などのリスクが高くなること。

再発をしたときは、今よりも条件が悪くなってしまうことなどがある。

3人の子供にも恵まれているし、乳がんという病気もしている。

未来のことを考えると、この方法が一番いいと思うと先生は、おっしゃってました。


私も再発のリスクが高くなるぐらいなら、子宮はもう無くてもいいとこの1週間で考えていました。

幸い私は、3人の子供たちに恵まれて幸せですし、もう出産も考えてなかったので

卵巣もという話を聞いたときは、ちょっとビックリしましたが、

乳がんでホルモン受容体陽性の私には、そんな方法も有りかな?と思いました。

実際、婦人科の先生曰く、乳がんの治療で手術の時に卵巣の摘出を依頼されることも少なくないとか。

ホルモン受容体陽性だと、卵巣から分泌される女性ホルモンによって、がん細胞が悪さをしてしまうことがあるため

それを防ぐためとか、後はその後の治療を楽にするためとか色々な理由があるのかもしれませんが

そのような方法を取られる方もいらっしゃるとか。


子宮がなくなってしまうことに抵抗がないと言ったら嘘になってしまいますが

意外と私は、未練はないです。

全適することによって、更年期障害がもれなく一生つきまといますが

今も薬でなっていて体験済みなので

これが一生続くのは、大変だけれど、上手く付き合っていく自信はある!!

といった感じです(笑)

たぶん更年期障害の症状がでても、女性ホルモン関係の薬は、乳がんがあるので使えないと思うし。

これで、リュープリンとかの高い注射とかしなくなってくれればなお良しなのですが・・・

ついでに肝臓の数値も下がってくれるとありがたいのですが・・・

逆に、私の子宮に感謝しています。

3人+1人(流産経験1回あり)の子供たちをこの中で育てて無事に産んであげられたのは

この子宮があったおかげだから。

無事に産んであげられなかった子もいたし、2人目不妊に悩んでいたこともあったけれど

でも、結果的に3人の子供に恵まれたのは、本当に幸せなことなんだと子宮がんになって改めて思いました。

子宮がんになってしまった人の中には、子供を授かる前に全摘しなくてはいけなくなってしまった方もたくさんいると思います。

そんな方々に比べれば、私の全摘なんて幸せな方です。

乳がんも全敵と言われていたけれど、抗がん剤のおかげで温存できたし。

2ヶ所にがんが出来たけれど、ある意味私は、付いているのかもしれない。

今は、そう思っています。



今私が不安なのは・・・手術前の2日間の絶食に耐えられるかです(笑)

乳がんの時の前日の21時から絶食でも耐えるのに大変だったのに

丸2日絶食になる今回は、他の方がご飯を食べているところを見て耐えられるのかが心配です。



手術の日程も丁度10月1日が空いていたらしく

私は、とっとと手術をしたかったので、半ばオットを強引に言いくるめてこの日にしました。

入院は、2日間の絶食があるため、1週間前ぐらいから入院して欲しいと言われましたが、

母が来る都合やオットの仕事の休みの関係で26日の水曜日からにしてもらいました。

27日か28日に手術の詳しい説明や同意書にサインをすることになったのですが

オットの仕事のこともあるのでどちらかに決めてもらおうと思い、オットに

「どっちのほうがいい?」と聞くと

返答がないオット。

「お~い、聞いてる?」と聞くと、ハッと我に帰った様子。

オイオイ、子宮がんになって子宮全適するのは、私ですから。

思わず、「大丈夫、聞いてなかったでしょ。先生からの説明27と28日どっちがいい?」

と、聞くと先生の方から「27日だったら午前中でも大丈夫ですから27日にしますか?」と言ってくださり

27日の午前中という、余りすることのない時間で決まりました。

多分、テキパキと日程を決めてしまう患者に押されているオットを見て

先生が不憫に思ってくださったのかもしれません・・・



入院の日程は、1週間後と予想よりちょっと早かったですが

まぁ、早く手術してもらえることになったのも運がいいのかもしれません。


入院、手術の日程も決まり、昨日は色んなところへ連絡&お願いをするのに大変でした。

もう病院の帰り途中から、帰ってきてまで電話で報告&お願いをしていました。

乳がんの時も大変だったけれど、今回もこれまた大変でした。

でも、誰に話して誰に黙っておこうとかも乳がんでわかっていたので

今回は、連絡もスムーズにできて数時間で終わりましたが・・・(それでも数時間かかった。)




母にがんの報告と入院&退院後の子供たちのお世話をお願いするために電話したときに

オットが手術の翌週に野営にでなくてはいけないことを伝えると

「え!!だって前にそうかもしれないって言っていたときに、オットが

30日ぐらいなら休みが取れるって言ってたじゃない。1ヶ月間休まないの?」


あのね、お母さん。

そんなに休んだら、いくら公務員とはいえ仕事なくなって無職になってしまいますよ。

確かに30日ぐらいなら休みが取れるっていっていたけれど

連続でお休みするのではなく、そのぐらいの日数分なら代休や有休が残っているから

休みが取れたら休めるよっていうだけで・・・

一応ああ見えて、オットも幹部なので

1ヶ月丸々休めるのは、自分が病気になって手術などをすることになった時ぐらいだと私は思っていたので

元々連続1ヶ月お休みをもらうことはないだろうと思っていたけれど

母の感覚では、ちがかったんだね。

オットもその電話を横で聞いていたので、母への発言は、気をつけようと言っていましたが・・・


果たして、入院している1ヶ月間も家のことと子供たちの面倒を見ることができるのか、それも不安です。


入院まで1週間切ってしまったので、今日から入院に必要な物を買いに行ったりと大忙しになりそうです。