ばーば
あたし
もんちゃん
mamでありながらも娘であるあたし。
今日入社2日め。ミーティンング参加による突如の1時間半の残業。 もちろんばーばに電話を一本入れたら、「大丈夫よ。もんはだいじょぶだから、しっかりやってらっしゃい。」と応えてくれたので、終わった時には、走って自宅まで帰った。(あ、会社は自宅から走って5分、実家までは車で10分す)!!!!!
自宅に着いてすぐに車に乗る・・・前に、米を炊飯器にセットして、洗濯もん入れて、若干のおかずの用意して、迎えに行った。 黄信号は強引にいった!!
そして着いた実家で、もんちゃんはごはんを食べていた。食べ終わっていた。は??こんなことってあるか・・・ そんな気持ちになったから、「もんちゃん何食べたの?」とママに聞いた。
ママ 「いまごはん食べ終わったのよ。」
あたし 「え?ごはん食べさせとくって電話で言ったっけ??」
ママ 「・・・もうそんな言い方されるなら、これから朝早くても夜遅くても何にもしないわっ!!!!!全部やってみなさいっ!!!!家に帰って洒落たごはんでも作ればっ!!」 と声を震わせてキレた。 金切り声は幼い頃から聞きなれているが、もんちゃんの前でするのにはずっと嫌だった・・・あたしもずっと嫌だと思っていたから。 あたしは金切声ではキレたことがない。
それからあたしも、走って帰ってきたこと。 もちろん、もんちゃんとごはんを食べたくて用意してきたこと。電話で食べさせると言ってほしかったこと。 ひとこと足りないのはお互いだったからキレるなということ。
しかし、ママは最後まで折れなかった。(これも慣れてるが・・) 車で迎えに来たから、車で帰るか送ってもらわなければいけない。 でももううんざりだ。 感謝してるキモチがこんな風になるなんて!! もんちゃんと一緒にごはん食べるのを当たり前に用意することが、あたしの役割だとも思っていたし。
ママと共用の車の鍵は玄関に返して、「じゃーねー。」と言ってそっけなく、もんちゃんに靴を履かせた。 とりあえずママが出てきた。 もんちゃんいるしね・・・・
玄関を下りてすぐある車を素通りした時、ママは何も言わなかった。 あたしもそれ以上なにも言わなかった。 もんちゃんも何も言わなかった。 そしてしばらく歩いた所のスーパーからタクシーに乗り
820円で自宅まで帰った。
きっと、ママは言い過ぎたと思っているだろうか?
二度と面倒なんか見るもんかと思っているだろうか?
あたしは、ママではないあたしから卒業しつつあることを、あたしのママに認めてほしい。 そうしなければ、あたしのママは、ママであるあたしを受け入れて、支えることなんてできないんだから。 気に入らないことや、認めるのが悔しいところだって、あたしに対して思っているはず。 ヒトは完璧じゃない。 本当にそうなんだ。 誰だって。
羨ましいと思っているあの人のことだって。 完璧じゃないんだから。
千手観音は救える対象をどのような定義に位置付けているのだろう。 混沌としたこのもやもやを救ってほしいんですけど。