2016年最後のマルカフェ美術部。
第十三回は、STILL LIFE!
「マルカフェで静物を描いてみよう」の回。
副部長KazuTabuさんのご提案「STILL LIFE」。描いてみたいモチーフを持ち寄り、好きなものを、好きなように描いてみましょう。ということで、年内最終開催日でした。
描きたいものを持ち寄る、というご発案に、テーブルに積まれたのは……懐中時計、カメラ、帽子、風呂敷、コーヒーカップ、りんご、みかん、観葉植物、そして、恐竜にドラゴンボール! 一つを描いてもいいし、全体を描いてもいい、鉛筆でもいいし、ペンでも、筆でも、色を使ってもいい、と、なんでもありの、90分。
卓上ライトを用いることで、より深い陰影を演出しました。
それぞれに、
好きな角度で、
好きなものを描いていきます。
素材も形もまるで異なる品々。
混沌の森を見事に描いていくKazuTabuさんは魔法使いのようでした。
指先が汚れるのも厭わず、夢中になれる時間はいいものですね。
全員の作品は、こちら。
(撮影:Mami NAKANO)
湯気立つカップにまるくつやつやと美味しそうな画面、筆ペンと修正液で版画のような迫力の画面、きちりと測って組み立てられたかのような、カメラのある精緻な画面、今にも動き出しそうな恐竜と、何故か合致してしまったマスター×マルカの粗雑な恐竜…?!
偶然にも一致してしまったあたまと首から下(きもちわるい
)。
![バンザイ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ts/tsumegaeru/2471086.gif)
一方で、信じられないほどドラマティックなKazu先生のノート。
何もないと思い込んでいるところにもちゃんと何かある、ということ、見ているつもり、では、その実何も見えていないのだということ、などをひしと突きつけられ、「外側の形にも気をつけている」という言葉に、ネガティブ/ポジティブスペースの捉え方について、よくよく考えさせられました。深い。
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おひるごはんには、おでん、根菜のサラダ、焼き芋(べにあずま☓安納芋)に、差し入れにいただいたみかんなど。
実家の味そのまま、の、マルカ特製おでん。
合間には、棕櫚展作品鑑賞や意見交換など。
終始、おだやかであたたかな一日でありました。
ご参加の皆様、ありがとうございました!
【概要】
●日時 12月5日(月)12:00-13:30(制作)/13:30‐15:00(講評)
●場所 Malu Cafe (マルカフェ)
●内容 「静物画を描いてみようの会」
マルカフェ美術部では、とにかく描くことをたのしむ、を第一に、制作そのものを本気でおもしろがれる場としてお集まりいただいています。プロアマ問わず、絵を描くことを一緒にたのしめる方なら、どなたでも大歓迎です。ご興味のある回に、ぜひご参加くださいね。次回は、初の「墨絵」に挑戦!です。
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【今後の予定】
●11月27日(日)-12月25日(日)マルカフェ文藝部「棕櫚」展2016開催
●12月5日(月) 第十二回マルカフェ美術部
●12月17日(土) マルカフェライブ×保利太一企画第五弾!
●12月25日(日) 終日貸切/年内営業終了
●1月30日(月) 第十三回マルカフェ美術部
よくあるご質問(Q&A)は、コチラです。
金土日の週末カフェ(営業時間 11:00-17:00)