マルカフェ文藝部「えんにち」/収録作品概要2 | ●Malu Cafe●

●Malu Cafe●

はじめまして、Malu Cafe(マルカフエ)です

マルカフェ文藝部「えんにち」/収録作品概要2

「えん」 (「えんにち」上巻)は、コチラ
「にち」 (「えんにち」下巻)

コルク銃で狙うのは、一攫千金か幻か、それともあいつの額の真ん中か。
超展開!「射的」屋台の物語。最終電車が出た頃にひっそりと暖簾のかかるちいさなラーメン屋台。耳を傾ける男たちに、いわくありげな店主が、ぽつりぽつりと屋台の秘密を語り始めると…。マルカフェ切ってのストーリーテラー石川友助最新作は、男のロマンと悲哀の詰まった、ハードボイルド(?)な作品に仕上がっています。

ひとしきり踏ん張って、ようやく一息ついて。すっかりくたびれてしまった「わたし」が、たくさんの懐かしさに触れていく中で、いつしか「わたし」を取り戻す。ヤマガラの引く御神籤のお告げは、あたらしい人生にそっと寄り添う魔法の言葉。ちいさなしあわせをみつけたら、ためらわずに飛び込んでいく勇気を与えてくれるような作品です。マルカフェ文藝部作品には今回初参加、くりまるさんによる本作は「絶対移動中」次号新作の後日譚でもあるのだとか。どうぞあわせておたのしみください。

「青空ピンポン」が帰って来ました!ピンポン師匠とひざを交えるのは、人見知りの親分さん。現在ではほとんど見なくなってしまった「ふろくや」を、雰囲気たっぷりに描いています。「いか/浦島亭小天楽の通夜(「おすし」収録作品)」ファンには、たまらないネタもしっかり仕込まれていて、涙と笑いに満ち満ちた、なかぎり節全開の魅力の短編小説。必読の一本です。

●「お面/燭陰の面」 津川智宏
「山海経に曰、鍾山の神を燭陰といふ身のたけ千里、そのかたち人面龍身にして赤色なりと鍾山は北海の地なり深夜にそっと浮かび上がる(『今昔百鬼拾遺』「燭陰」)」。深夜にお面を売る店に、夜な夜なあらわれる燭陰と遭遇してしまったら……。おそらくここは「人魚町」。余韻の残る魅惑的な本作は、津川智宏氏による最新作!!

発刊 2015年5月1日(予定)
企画 マルカフェ文藝部
編集 中川マルカ

●●●●

「えんにち」作品は本編8作品に加え、
なかの真実さんによる装丁画も、必見です。


ARTな「お面」三部作!
本誌はもちろん、装丁画制作の過程を綴った、なかの真実さんブログも合わせてぜひご覧くださいね。ラフづくりから清書へ、色付や色調補正などいくつかの工程について写真付きでご紹介くださった貴重な記録。普段なかなか目にすることのない作業の様子は、たいへん興味深く、丁寧な仕事ぶりには目を見張るものがあります。この、ARTな「お面」シリーズ作品は、本装丁画「ひょっとこ」「おかめ」、津川智宏「燭影の面(漫画)」に加え、デザイナーオカザキトモノリ氏による、「めんにち」でもおたのしみいただけます

●●●●

営業時間内外、ご予約・貸切随時お承りしています
よくあるご質問(Q&A)一覧はコチラです

【今後の予定】
4月11日(土) 終日貸切
4月12日(日) 終日貸切(13時~WS/16時~MBC#009)
4月19日(日) 17時~MBC#010
4月30日(木) 終日貸切
5月1日(金),2日(土),3日(日) おやすみ
5月4日(月祝) 第二十回文学フリマ東京 出店

ペタしてね
金土日の週末カフェ(営業時間 11:00-17:00)
Malu Cafe/マルカフェ
〒145-0073 大田区北嶺町37-2
TEL/FAX:03-6425-8951
MAIL:chef@malucafe.com
東急池上線「御嶽山駅」より徒歩2分/「多摩川駅」より徒歩17分