魔法をみたい | malle店主の話

魔法をみたい

今年もサッカーヨーロッパCL決勝の

組み合わせが決まった。


バルセロナ(スペイン)VSアーセナル(イングランド)


攻撃的なチーム同士の対戦となった。

両チームとも絶対的なエースをかかえている。

バルサはロナウジーニョ、アーセナルはアンリである。

この二人ホント凄い!!

プロの選手が素人相手にならできるプレーを

プロ、しかも一流のプロ相手にやってしまう。

注目せずにはいられない。


組織サッカーが一般の中で唯一自由を与えられている

選手である。

サッカーを知らない人が見てみ楽しめるプレーを簡単にする。

現代サッカーでしかも最高峰であれだけ遊び心あるプレーが

できる二人はやはり特別な存在だ。


この両選手のプレーは魔法である。

時間が止まるのだ。

これにはしかっりとした理由がある。

もちろん彼らには二人、多い時は三人マークがつく。

しかし彼らは上手すぎるので相手はうかつに

飛び込めない。そしてボールを自在に

操りトリックプレーや美技で相手を翻弄する。

自然と相手選手の足が止まり動けなくなる。

二、三人が彼らに付いているため彼らのチームメートに

フリーの選手が自然と増える。そう彼らが二、三人の足を

止めている間にフリーの選手が攻めあがる時間とスペースを

作ってくれるのだ。そこえ効果的なパスを出したり、

ドリブルで自らシュートに行ったりする。これが時間が止まる

正体なのだがどのチームもわかっていながら止められない。

実際試合を観ていると彼らの美技に見惚れて足が止まっている

ように観えてしまう。だから魔法にかかるなんて表現が

良く使われるのだと思う。美技自体魔法だけどね。



個人技で状況を打開すると言われているけど

この二チームは彼らの打開を前提に戦術が練られている。

彼らにボールが渡ったらチームメートが

どう動くかパターンがいくつもあるのだろう。

そーでないとあの連携はできない。絶対にパスが

来るとわかっていないとあのフォローの動きはできないし

物凄く練習してパターン化しないとノールックパスなんて出せない。

あのノールックパスを見ると組織練習と個人技の融合だなぁと思う。


よく彼らが戦術というがそのとおりなんだなと思う今日この頃であった。

とにかくサッカーわかんない人も決勝は観てもらいたい。

下手すると試合の内容はワールドカップより面白いから。

眠くならないし。


バルサにかんしてはロナウジーニョ以外もそーと-個人技レベル高い

ので別に好きではないが試合は観ていて楽しい。

アーセナルの勢いがどこまで持つか・・・・。


あれ??決勝はいつだっけ?