九州に台風接近中
各地の被害が大きくなりませんように。
地震で被災した地域に二次災害がありませんように


今日も血小板の輸血がありました。
おかげさまで白血球は増え始めたようです!
ありがとうございますm(_ _)m


〜この前からの続き〜
婦人科でパートナーと今後のこと話し合ってね〜と言われて。
いつも『病院でこんなこと言われたー』なんて話はしてたんですけどね。

今回は先生から言われた、
ただでさえ人より条件が厳しいし、
年齢も30代半ばだし、
不妊治療を考えるなら早い方がいいことを伝える。

「うん、うん」って聞いてるけど。
それだけ?何か考えてる?
彼は肝心のところで何を考えてるか分かりません‥‥orz


子どもを持てるかどうか分からないと知ったとき、
無性に親になりたくなった。


彼に子どものいない人生を歩ませるかもしれないと思ったとき、
何とかしなくちゃ、出来ることをしなくちゃと思った。


子ども連れに自然と目がいく。


『この人も親になれてるのに』


友だちから結婚、妊娠、出産、家を建てたとかの嬉しい報告がある。


『みんな簡単に手に入れているものが私にはひとつも手に入らない』


嬉しいのに、羨ましくて羨ましくて仕方なくなる。


結婚のこともいっぱい悩んだ。

彼女ががんって彼はどう思ってるんだろう。
「結婚はないな」と思いつつ、
見捨てるのは後味が悪いから私から離れていくのを待っているんじゃないか。
身を引いた方がいいんじゃないか。


彼の親だったら?
息子のお嫁さんががんサバイバーだったら?
子どもが出来ないかもと知ったら?
普通の人と普通の結婚をして欲しいと思ってるはずだ。


考えれば考えるほど堕ちていく。


あぁ、私は心までがんに冒されてたんだなと今なら分かる。


そして段々、道を誤り始める。


子どもが欲しいから結婚したいのか。
結婚がしたいのか。
彼と一緒にいたいのか。


答えは上記全てだったんだけど、
彼にプレッシャーをかけることになる。


『私はお医者さんから出産したいなら早い方がいいって言われてるから、
もう7年一緒にいるし、
将来のこと考えてくれてるならそろそろ答えを出そう。
決断しないなら他の人探さなきゃいけないし』

こんな感じのことを言った。
今思うと上からだし、ホントに可愛くない嫌な女。。。

子どもを持つなら早いほうがいいのは私の都合。
7年一緒にいたからってのも私の都合。
適齢期だと思ってるのも私の都合。


だけど、記念日が来るたび、
お互いの誕生日を祝うたび、
どこか旅行先で素敵な景色を見たとき、
一緒に見るテレビで素敵なプロポーズを見たとき、
毎回期待してはがっかりして
ひとりで舞い上がったことに後悔して
勝手にどんどん疲れていった。


久しぶりに会う友達からは
「子ども生むなら早い方がいいよー!
りんが彼を待たせてるんでしょ?」
と言われ
『そんなことないよ。まぁお互いのんびり屋だからそのうちかな〜』なんてもう嘘付かせないで。


そして煮え切らない態度に勝手に我慢ならなくなって、
結果、お別れすることにしました。

『私とのことそんなにちゃんと考えてないんでしょ?じゃあ終わりだね』

って、はっきり否定も引き止めもしない彼を置いて、
さっさと立ち去って終わり。


あー、あっけなかった。
7年一緒にいてこんな簡単に終わるんだ。
ずっと悩んできたこの時間って何だったんだろう。

そう思って、その日は妙に高揚してた。
『ついに言ったった!一歩進んだんだ!』

そう思ったのは一晩だけでしたけどね

〜続きます〜

今日は血小板が少ないので、
輸血がありました(・ω・)

ありがとうございますm(_ _)m


さて、再発してからのCHASER療法ですが、
想像していたよりも副作用は最小に抑えられて順調でした。

吐きまくった日もあったけど
自家移植もスムーズでした。
ビビりまくったのが良かったのかもしれません(笑)
その後は嘘みたいに元気で最短で退院!


治療期間は全部で4ヶ月。
そしてそのあと2ヶ月で仕事復帰。
当初の予定通りちょうど半年の休業です。


ところで、先生からは、
抗がん剤治療後も生理が普通に戻れば
理論上は妊娠は可能だと言われていましたが、
初発R-CHOP後は戻った生理が、
再発CHASER後は戻りませんでした。

徐々に戻ることもあると言われたのでのんびり待ちましたが、
移植から1年戻らなかったので婦人科を紹介してもらうことにしました。

自分はもう子どもが持てないのかなと悩んだりもしましたが、
それにしても出来ることはやっとかないと後悔しそうだったので。


今のがん治療はただ治すだけでなく
予後、患者が生きていく生活の質を上げる=Quality of life クオリティ・オブ・ライフという考え方が広まっているようです。

主治医からも『治して終わりじゃないからね!』と言ってもらえて嬉しかった笑い泣き


婦人科で検査したところ、
子宮は全く問題ナシ。

卵巣に卵胞も見えるとのこと。

自然妊娠は難しいかもしれないけど、
とりあえず薬で生理をもどしてリズムを整えることから始めることになりました。

「あとは、パートナーとどこまでやるのかしっかり話し合ってね」って。。。

そもそもまだ結婚どころか婚約もしてないんだけど。。。

〜続きます〜

今日は十五夜ですねお団子
熊本はうっすら雲がかかっているようです曇り

昨日から白血球が1000をきったので、
ナマモノが禁止されて
むやみに出歩くなと言われてますショボーン

そしてヘモグロビンの値も低いので
今日は輸血がありました。

どこかの誰かに助けて頂いています。
ありがとうm(_ _)m


さて、再発が分かってからの話です。

失意には違いないのですが、
そうかもしれないそうかもしれないと思っているうちはツラいのですが、
確定してしまえば割と肝が座るもんです。

だって向かうしかないから。

諦めるなんて選択肢はないですから。



入院してすぐ医師との治療方針の話。

あ、基本的に私は初発の時、再発の時、再再発の時、入院してからも、ひとりで話を聞くようにしてました。

ご家族を〜とか言われると、
重病なんだとドキドキしませんか?

最初からそうなので、
今では主治医もまず私に全部話してくれます。


で、話を戻して治療方針の話。

再発したということは、
前回の治療ではがんが死滅させられなかったということなので、
CHASER(救援)療法をするとのこと。

前回の治療よりはるかに強い治療で、
寛解を得られたら大量化学療法と
自家末梢血幹細胞移植(自家移植)を行いましょうとのこと。

このどちらも再発の場合には割と標準的な治療なので、
前例もたくさんあると聞き少しホッとする。

ただ、大量化学療法の致死量の抗がん剤ってその言葉だけ聞くとかなり滅入る。

もちろん、薬を投与し何もしなければ死に至るってことなので、
それをさせないために自家移植するんですけどね。

そして気になっていた、
前回、少しでも早く治療開始するために見送った、
卵子凍結のことを聞きました。

そんなに大量の抗がん剤を投与するのだから
将来の不妊が心配なので、
今からでも卵子の凍結が可能かと。

答えはNOでした。

卵子の凍結保存は、
抗がん剤の治療を全くしてない状態でするものなんだそうなんです。

あ、そっかー
だめなんだー

って、なんか変なこと聞いたような気になってあっさり引き下がってしまいましたが、
気になる方はもっと聞かれることをお勧めします。

どうしても!って言えば出来たのかしら?
そういう決まりなのかしら?

まぁ、CHASER療法をしてからも、
出産された方はいらっしゃるそうですよ。


私はそちらに賭けようと思いました。

〜長くなるのでまた〜

小出しにしてすみません。
気持ちの整理をしながらなので夜しか書きにくいのですが、
思いのほか堪えるのです。。。
続けて書きますのでお許しくださいね。