おイモ掘りの日(6歳の私)
私は「動物狂い」です。
昔、ムツゴロウさんのところに就職しようと思っていた位、動物好きなんですよ。
(しかし、動物王国はみんな内輪で結婚すると聞いてやめた)
嫌いな動物
*蝶々&蛾
*かたつむり&ナメクジ
好きな動物
上記以外
小学校1年生の秋、
パンツが見えそうなくらい短いスカートとランドセル(うちの方は田舎なので公立でも制服でした)姿の私。。
あの頃は「バックプリント」のおパンツが流行っててん!
でも、その上からブルマをはくことでちょっとだけお姉さんな気分になってた私。。
その日は「サツマイモ掘り」でした。
スーパーの袋がおイモさんの重みで私の華奢な腕にくい込むが、
お母ちゃんのお手伝いのおつかい気分で得意気やった。
道路の白線の上をこだわって歩きながら、道しるべの白線が足元に無くなった。。
「上級生のお姉さん達はここからあそこの白線までジャンプ出来るんやけどなあ。。。」
・・・挑戦してみようと視線を上げたその時
「!!!!」
悲しかった。
夢中やった。
白線渡りとかどうでもよくなった。
涙が出た。
お母ちゃんに早くコレを渡さな!!
おイモさんの重たい袋に重心を取られながらも、めっちゃ走ってん!
お母ちゃんは、泣いてる私と、袋の中のおイモさんのおまけにびっくりしてはった。
どろんこまみれになりながら、
花壇の隅にお山を作る。
お母ちゃんに、かまぼこの板をもらった。
マッキーのマジックは雨にもにじまないって知ってた。
・・・「すずめさんのおはか」・・・
その後、数年間、花壇が小動物のお墓だらけになっていったが、
お母ちゃんはそんな私を「優しい子」って言ってくれてました。