北海、37度目の代表＝高校野球
第98回全国高校野球選手権の地方大会は22日、南北海道で決勝が行われ、北海が札幌
日大を7—2で破り、2年連続37度目の代表となった。北海が持つ全国選手権の歴代最
多出場記録を更新した。
北海は八回までに7点をリード。九回の札幌日大の反撃を2点に抑え、大西が完投し
た。
宇良60キロ差制して９勝目「いい相撲が取れた」
＜大相撲名古屋場所＞◇１３日目◇２２日◇愛知県体育館
西十両８枚目の宇良（２４＝木瀬）が、同７枚目の朝弁慶（２７＝高砂）を破り、
９勝目を挙げた。
立ち合いで低く当たって相手の体を起こすと、最後は右を差して、左で渡し込み、
詰めを緩めず寄り切った。身長で１７センチ、体重で６０キロも上回る相手に完勝し
「いい相撲が取れたと思います」と納得。これまで同様に連敗も回避し「連敗しなか
ったのは、良かったと思います」とうなずいた。
竜勢、７戦全勝で幕下優勝「集中もしていました。自信もありました」
◆大相撲名古屋場所１３日目（２２日・愛知県体育館）
大相撲名古屋場所１３日目は２２日、愛知県体育館で行われ、西幕下４４枚目・竜
勢（３０）＝鏡山＝が西８枚目・山口（２７）＝宮城野＝を寄り切りで破り７戦全勝
。幕下優勝を決めた。立ち合いは左四つ。すぐに巻き替えて得意の右四つから一気に
勝負を決めた。「今場所は気持ち悪いぐらい調子がいいです。集中もしていました。
自信もありました」と大粒の汗の中で最高の笑顔を見せた。
鏡山親方（元関脇・多賀竜）の長男。２００３年春場所でデビューしてから１３年
目で手にした初めての優勝。最近は食事の改善とプロテインの摂取、さらにトレーニ
ングジムに通うなどして体重を１０キロ以上も増やした。鏡山部屋には力士が２人（
竜勢と鏡桜、ともに幕下）しかいないため名古屋入りしてからは部屋で基礎運動を繰
り返し、伊勢ノ海部屋や陸奥部屋に出稽古に出かけた。「立ち合いや脇が開いてしま
う課題はありますが、目標は上（十両）に上がることです」と気を引き締めていた。