シニアの脳と身体の健康運動指導士 石井です

シニアの脳と身体の健康運動指導士 石井です

こころ・からだ・すこやか体操企画 代表 石井誠のブログ。
脳と身体を元気にする楽しい運動指導のことから、何気ない日常まで‥。



高齢者の脳と身体の健康運動指導士

こころ・からだ・すこやか体操企画 石井です

 

あべのハルカス近鉄百貨店本店にて月2回
【ハルカスで脳と身体をうごかす】という脳活性化エクササイズ『シナプソロジー®』体験レッスンを行っています

 

認知機能低下を防ぐエクササイズで

高齢者にとっては

●言語流暢性向上

●判断機能実行機能向上

●記憶機能の向上

などの効果が実証されています

詳しくはシナプソロジー®研究所HP

 

『脳は元気ですか?』とご参加の皆様に聞くと大概『う~~ん、ちょっと~~~』と苦笑い

(つかみです)

 

皆様にとっては脳を元気にしたいのは普段の生活で脳の機能が低下しての気になることや不都合を感じているから、だと思われます。

 

例えば

■買い物に行ってお店に入った時に何を買うのか思い出せない

■足元に障害物が有ったり、急に目の前に人が横切った時に、とっさに身体が反応せずにぶつかる、転倒してしまう

■今日1日、やる事がある(はず)が、段取りを考えるのが億劫

などなど

 

日常生活で脳が機能的に働くことで、動作の機能向上につながります。

また、身体をうごかしながら脳も意識して働かせることが、普段の生活【歩きながら●●する】【家事を複数同時進行する】がより機能的に快適になりますよね。

 

脳活性化【シナプソロジー®】は、動きは簡単で途中で難しくなったり激しくならず、五感や言葉を考えるなどの脳への刺激を変えることで脳を活性化します。

今回の体験レッスンは、動き自体も脳にアプローチして、様々な脳への刺激を楽しんでいただきました。

★指導者の動きを真似したり、しなかったり

★参加者同士ペアになり二人で息を合わせて一つの動作を行う

★道具を使ってその道具の扱いに身体の動きを合わせる

この様な動作を行う事で、空間認知を働かせ、一度に複数の動作を意識させ(注意機能)、参加者間のコミュニケーションを引き出します

『今日の動き、とても楽しかったわ~』

『凄く身体が動いて、息が上がったわ~~(^O^)』

『時々間違ったりするけど、それも楽しかったわ』

 

脳へ様々な刺激を入れる【シナプソロジー®】を体験しながら学び、

動きも脳に刺激を入れながら脳活性化レッスンのヒントを学ぶ講習会を

5月5日に実施します。

 

いきいき・のびのび健康づくり協会主催

シナプソロジー®フェスタin大阪

5月5日(日)新大阪にて
私は、介護予防教室で活用できるシナプソロジー®を使った脳活性化のクラスづくりのヒントの中で

このノウハウをお伝えします。

 

シナプソロジー®を学んだ方も、そうでなくてご興味がある方も、ご参加いただけます。

 

リアルで参加者同士でコミュニケーションを取って、息を合わせて、空間を感じながらの

楽しい動作で脳を活性化する学びに是非ご参加くださいね。

詳細はこちら

お申し込みページはこちら

なお、一般の方やレッスンを楽しみたい!と言う方は

あべのハルカスで行われている体験レッスンにもどうぞお越しください

詳しくはこちら

 

 

 

動画を見ながら18分間、脳と身体の健康体操。

今回は脳活性化【シナプソロジー】1種目と姿勢改善が期待できる胸や背中のストレッチ

またまた、後出しのじゃんけんですが、
季節感を味わいながら【分かったているのに、出来ない、でも楽しい!】という気分を味わってください。

その後は、胸や背中などを呼吸に合わせて気持ちよくストレッチ、姿勢改善に繋げましょう。

こころ・からだ・すこやか体操企画HPもご覧ください。
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今回は2月に伺った穴水町での活動に再び参加いたしました。

現地に泊まっての1泊2日の活動です。

 

29年前の経験から、何か役に立てられることは無いか…と思っての

先月から参加しているボランティア活動。

 

それ以外にも理由がありました。

 

仕事などの日常の活動の中で誰かの役に立っている事で自分の居場所がある‥と

感じることが少なくて、それを満たしたい、という気持ちが。

 

今思えば奥深くにあったような気がします。

 

健脳体操サークルや介護予防などの高齢者指導では、

参加者の皆様に寄り添う事を心掛けて、それが伝わり、
私がお伝えしたい身体を動かすこと+心も動かすことの大切さをご理解・共感されていて

皆様がそれを求めている=皆様のお役に立てられている、と感じていますが。

 

それ以外の現場で、上記が伝わらない、伝えられない、求められない場所で指導しての

モヤモヤ感、物足りさなさ、寂しさを感じていました。その感じる度合いが増していた時期。
(お客様からのリクエストややり取りでそう感じることもありました)

割り切って指導すればいいだけの事ですが。

 

今回のボランティア活動を行う中で、

他の参加者の皆さんと共有し、周り全てに寄り添い、行く先々の方の為に動いて、

お役に立てられていると感じる
その度合いの大きさに心身が充実したのを感じました。

そして、自分が満たされる、居場所があると強く感じたのです。

それは、2月の初回、先々週の2回目と回を追うごとに強く感じています。

 

(前置きが長くなりました)

そして3回目の今回

 

1日目は朝に金沢駅前に集合、そこから穴水町へ向かいます。

活動内容は今まで一緒で、災害により発生したごみの搬出と処分場への運搬

5~6名のチームで被災されたお宅へ伺い、

使えなくなった家財道具や家具、家電など、壊れた灯篭やブロック塀、それらを

仕分けして、軽トラなどに積み、町の中心部の集積処分場に運びます。

 

奥に台所にある冷蔵庫や2階にある大きなタンスやソファなど、

依頼主の方や住まわれている方(ご高齢の方が多い)ではどうにも動かせないものを

必要に応じて分解したりしながら、男手数名で力作業で運び出します。

 

依頼主の方にとっては、大切な・思い出の詰まったもの。

処分するものとはいえ、そこは気持ちの配慮は持ち続けながらの作業です。

 

でも、被災された皆様は、多分私らの想像をはるかに超える様々なお気持ちになられているとは思いますが、

処分という段階になると、そこは前を向いてきっぱりとお家の中の様子に立ち向かわれている、というのを感じます。
何か心の奥深くの強いもの、と感じずにはいられませんでした。

 

1日目の作業を終え、穴水町の町はずれにあるベースキャンプへ。

 

廃校の校舎内に一人ずつテントを張ってその中で寝泊まりします。

水道やガスは通っていません。トイレは外に設置された仮設トイレです。

テント内では持参した寝袋にくるまって寝ます。

 

当時は気温5℃無かったと思います。

体育館(テントが張られている)内には被災地の高校生書道部の皆様が描いた力強いメッセージ。

 

夜は各々が自由に消灯まで過ごします。

私は開放された教室(食事や歓談場所)で、他の参加者の方と少しお話して交流を楽しみました

 

朝は近くを散歩、朝靄の中の能登の内海がとても幻想的で綺麗でした。

 

2日目も同じように、被災された依頼主のお宅に向かい、災害ごみの搬出・運搬作業に当たりました。

2日間で5件の作業を担当しましたが、全ての案件でリーダーをさせて頂きました。

 

依頼主の方とコミュニケーションを取って、ボランティアセンターの方とも連絡を取り、

依頼書に基づいて作業の手順や段取りを皆で決めて、時間配分を考える。

チームの皆様の中には、アウトドア経験が豊富でロープの扱いに長けた方やこのようなボランティア経験が豊富で

被災ごみについて詳しい方、家具等の分解などで工具の扱いに慣れた方など、頼りになる方ばかりで、

チームお一人お一人が協力し合っての作業が出来た事に感謝です。

 

2日目が終わり、少し空き時間が出来ましたので、近くの神社と穴水駅へ

 

 

穴水駅は4月初旬の再会に向けて先月よりは修復が進んでいましたが、神社は先月と変わらずでした。

 

金沢駅に戻るバスをボランティアセンターの方が見送りをしてくれ、とても心温まります。

 

 

お昼はそのバスの中でおにぎり。心地よい疲労感の体に染みわたります。

 

 

同じ穴水町で活動したメンバーの皆様での記念撮影。

チーム活動で、ベースキャンプで一緒に過ごした皆様との時間と経験はとても貴重です。

 

 

バスの車窓からは能登の穏やかな明るい内海と、ボラ待ち櫓を眺めます。

 

 

金沢駅帰着後に同じチームの方とその夜、晩御飯に繰り出しました。

今回の活動の事や、それぞれの仕事のことなど‥楽しい交流の時間となりました。

 

 

そして、再び穴水町で一緒に活動し、今度は穴水町のお店で晩御飯を食べましょう、と。