私はある映画を気に入ると必ず、ここの部分はぜひ俳優の演技を見てもらいたいという箇所がでてきます。今日ご紹介する映画もそんなひとつ
「身代金-RANSOM-」です。

あらすじ
気鋭の航空会社を経営するトムは、妻と息子の3人家族で幸せなセレブ生活を送っていた。しかしそんなトムから金を脅し取ろうとするものがある日、家族の外出先で息子ショーンを誘拐する。警察に届出をしたトムは犯人からの身代金要求に対し「支払う」という約束をし警察が裏で犯人逮捕を画策する中みずから受け渡しを行う。しかし、警察は犯人を取り逃がし犯人もまた身代金の受け取りに失敗する。
犯人を取り逃がした警察を信用できなくなったトムは犯人が要求した身代金200万ドルを懸賞金に賭けるという強烈な挑戦状を叩きつける。果たしてトムは無事に息子を助け出すことができるのだろうか・・・犯人は身代金を脅し取ることができるのだろうか・・・

主人公にアクションでそれまで定評のあったメル・ギブソンを配した意欲作。今ではアクションもドラマも演じ分けることができる名優といっても過言ではないメルは、この映画で初めてドラマを演じる能力を開花させたのではないかと私は思っている。この映画で特に見て頂きたい部分は、犯人との鬼気迫る電話やり取りを行うシーン。
ここでメルは「怒り・動揺・悲しみ」の全てを表現してくれている。もし吹き替えが好きな映画好きの方がこの映画を見ているときでも、せめてこのシーンだけはオリジナル音声に切り替えてメルの声を聴いて欲しい。
「give me by my son」この一言を放つメルに私は打ち震える。


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ジェネオン エンタテインメント
身代金

台風1号できちゃいましたねぇ。今年も暑い夏がやってくるのかと思うと、夏→怪談→ゾンビっ!と想像してしまうのは私だけでしょうか?そんな訳で、私がゾンビ好きになった決定打になった
「ナイトオブザリビングデッド/死霊創世記」を本日はご案内します。

あらすじ
ある日、兄と墓参りに来ていたバーバラは突然現れたゾンビに襲われることになり、兄はバーバラを助けようと犠牲になる。バーバラは近くの民家に助けを求めるが中はゾンビと成り果てた住人しかいなかった。周りを見渡すとゾンビが至る所に歩き出しバーバラは恐怖に怯える。
そこへ町から逃げてきた黒人青年ベンが、ガソリンを求めてガス欠を起こしながら突っ込んでくる。2人はとりあえず民家に立て篭もるが、同様に逃げてきた人々が3人・4人・・・
ゾンビとのこう着状態が続く中、意を決して数人が決死隊となって付近のガソリンスタンドへ給油を試みるが、ゾンビの家への進入を許してしまい・・・

この映画はゲームソフト「バイオハザード」の洋館の雰囲気、主人公バーバラの設定などに多大な影響を与えたと思われるシーンが多数登場します。
また、黒人青年ベンはホラー映画界の大杉連と私が勝手に思っているトニー・トッドが演じており、ゾンビにタックルを仕掛けたり、「素手でも戦える!」と豪語するなど大活躍で嬉しくなってしまいます。
トニーはホラー映画だけではなく実は「ザ・ロック(ニコラス・ケイジ/ショーン・コネリー主演)」にも悪役として登場しています。(ザ・ロックでの悪役っぷりも正義を微塵も感じさせない熱演っぷりです)
また、この映画の結末は、誰しも色々と考えさせられる内容で非常に哲学的なものを感じるのも特徴です。


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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記

なんだかモヤモヤして気分が下向きだなぁ。ってときは、今日紹介する「アメージング・ハイウェイ60」がお勧めです。X-MENのサイクロプス役で知られるジェームス・マースデンが主人公の青年ニールを爽やかに演じ、ニールをハイウェイへといざなう不思議な紳士役?を名優ゲイリー・オールドマンがこれまたすがすがしく熱演してくれます。

あらすじ
青年ニールが住む町には、誕生日に1回だけ願いを叶えてくれる伝説の存在、紳士グランドがいた。グランドは全ての人の願いを叶えてくれる訳ではなく、自分の気に入った人間にだけ願いを聞くチャンスを与えるという。ニールはふとしたことからグランドに気に入られ、「人生の答え」という大きな願いを叶えるため存在しないとされるハイウェイ60号線を目指し父親からプレゼントされたコンバーチブルカーに乗って一人旅にでる。ハイウェイにはさまざまな願いをもった人々がニールの車にヒッチハイクし、出会いと別れを繰り返す。やがて、ニールが出会った「人生の答え」とは・・・

非常に単純なロードムービーだが登場する人々が個性的でかつ印象深い。画のもつ味にも嫌味が無く心地よく心のドアをノックしてくれるので満たされない気分の時に元気がでると思います。


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アメージング・ハイウェイ60

マッキョLifeは、ソフトウェアやサイトの解説を趣旨にして作っていたブログですが、このたびジャンルを変え生まれ変わりました。ってことで、そんな新生マッキョLifeが1回目にご紹介する映画は「摩天楼はバラ色に」です!

 

あらすじ

田舎から希望を胸にニューヨークに出てきたマイケルJが、希望とは裏腹にやっぱ就職できずに親戚のおっさんの大会社に転がり込む。しかし、転がり込んだものの与えられた仕事が社内手紙配送屋(メールボーイ)で不満。ひょんな思いつきから会社の重役になりすますしうま~く親戚のおっさんの愛人(秘書)をゲッツしようと悪戦苦闘するが・・・

 

まーこれでもかってほどの100%ベタなサクセスストーリーな訳ですが、この映画の一番の見所は「ボゥボゥ・・・チキチキ~♪」という曲が流れだす部分の親戚のおっさんの奥さん(叔母さん)との微エロなシーンだ。叔母さんがなんとも言えないエロス醸しだしているのがなぜだか「志村けんのバカ殿」を見ているような平和な艶があって見ていて良かったという感慨にふけることができる。

「ボゥボゥ・・・チキチキ~♪」のBGMはクライマックスのあたりにも登場しまるで「ドリフ大爆笑」を見ているかのようなカメラアングルと相まってノスタルジックな雰囲気にさせてくれる。

総評するとすれば、古きよきエロス&ドタバタコメディーとしてぜひ小学生の子供とお父さんで視聴して欲しい一品である。



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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に


 

Word VBA Tips Vol.2

前回に続いてWordマクロVBAの第2弾だ。このマクロは前回紹介した選択文字列の両端にカッコを挿入するの進化版。

一番のポイントは選択箇所を決まった文字数分避けて再選択させる部分だ。マイクロソフト公式のTipsを調べて攻略したがかなりわかりにくいので苦労した、もし後続に続く方がいたときのために公開しておきます。

 

-マクロの目的-

特定の選択した文字列の両端に半角2文字分(トータル4文字)を挿入しそののち挿入した最初と最後の半角1文字分ずつを最初の選択範囲に加え囲み線をいれる。

 

実行例)

実行前: 筆者が言いたいそのとは何をさしているか?

実行後: 筆者が言いたい  その  とは何をさしているか?

※WORDがインストールされていないPCでは正常に表示されない可能性があります。

 

では、種明かしを注釈付でプログラムを記載しておくのでご参考に・・・

 

Sub □囲み()

'

' □囲み Macro

' 記録日 2005/XX/XX 記録者 マッキョ

'

' 選択文字列数の格納場所を宣言

 Dim X As Integer

' 選択文字列範囲の一時格納場所を宣言

  Dim Wrange1 As Range

' 選択文字列を文字列型として格納する場所を宣言

 Dim sentaku As String

' 囲み線用の選択開始位置の格納場所を宣言

 Dim kaisi As Integer

' 選択文字列の使用を宣言

 Set Wrange1 = ActiveDocument.Range(Start:=Selection.Start, End:=Selection.End)

' 整合を取るため再度格納

 sentaku = Wrange1

 

' 文字列の長さを取得

 X = CInt(Len(sentaku))

' 囲み線用の選択開始位置を格納

 kaisi = X + 3

' 最初の半角空白の挿入場所に移動

 Selection.MoveLeft unit:=wdCharacter, Count:=1

' 半角空白2字の挿入を実行

 Selection.TypeText Text:="□□ "(本当は□部分は空白です)

' 最後の半角空白の挿入場所に移動

 Selection.MoveRight unit:=wdCharacter, Count:=X

' 半角空白2字の挿入を実行

 Selection.TypeText Text:="□□"(本当は□部分は空白です)

' 囲み線の選択開始位置に移動

 Selection.MoveLeft unit:=wdCharacter, Count:=kaisi

' 囲み線の選択範囲をセット(F8で拡張子最後にESCならマクロでも作れる)

 Selection.Extend

 Selection.MoveRight unit:=wdCharacter, Count:=X + 2

 Selection.EscapeKey

' 囲み線の実行

 With Selection.Font.Borders(1)

 If .LineStyle = wdLineStyleNone Then

 .LineStyle = Options.DefaultBorderLineStyle

 .LineWidth = Options.DefaultBorderLineWidth

 .Color = Options.DefaultBorderColor

 Else

 .LineStyle = wdLineStyleNone

 End If

 End With

End Sub

 

ヒントとして一つ付け加えるなら、マクロ操作中にF8(拡張)を使用すれば命令として範囲選択はさせることができる。あとはその間隔をCount命令でなく変数によって操作すれば、まあ、CとかVBとか何でもいいから言語をちょっとでもかじったことがある人なら誰でも自由にコントロールできるはずだ。