微熱はあるものの、問題はなさそうだったので
11時ごろに初投与が始まりました。
部屋は4人部屋だったのですが、私含めて
3人が乳がんの術前化学療法一回目でした。
ちなみにもう一人の前日からウンウン言っていた
おばあさんは別の部屋に窓際のベットががあいてる
との事で移動されていきました。
看護士さんが気を使ってくれたのかな?
その方がいなくなったのでちょっと他の方と話しやすく
なって、「ドキドキするね~」と少し話せたのが
気持ちが落ち着いて良かったです。
アブラキサンはアレルギー反応が出にくいとの事で
副作用止めのステロイド等は特に点滴せずに
始めにルート確認のための生理食塩水を少しやって
その後アブラキサン様、終わりにまた生食を流して
賞味30分ちょっとで終了。
他の2人は別の点滴らしくもう少し長い時間でした。
私は朝から家から持ってきた小説を読んでたので
終わってからも続きを読んでました。
点滴後すぐに昼食が出たんだけど、冷やすと薬が
回りにくいって聞いてたのにいきなり温かいお茶を
飲んだら口がピリピリ。
慌てて冷たいお茶を口に含んだりしてたら治りました。
少し、手先がピリピリする感じとお腹がごろごろする
感じがあったけど、それ以外は特に問題なし!!
結局持ってきた小説は読み終わって、病院においてあった
本を読みまくり。夜にはテレビでやっていた映画もばっちり
観てなんだか入院生活は何年かぶりに休息を得た
ようでした。
ちなみに読んだ本&映画
「KAGEROU」 (鈴木智宏 …名前自信なく…水嶋ヒロだね)
「KYOKO」 (何だかよく分からないけど古い漫画)
「同級生」 (東野圭吾)
「八日目の蝉」
そうだよ、私子供ができる前は読書が趣味って感じで
沢山読んでたのに、今は雑誌ばっかりで全然読んで
なかったけど、やっぱり本が好きだったんだって
再確認できました。
ミステリーは面白いよね~。
そういえばうちの1歳8か月の息子と初めて離れて寝た
んだけど、自分の事で精いっぱい(遊ぶの含めて)
で電話するの忘れてたと思い、夕方に実家に電話。
…といっても病棟の窓から実家の屋根が見えそうな位
近い距離なんだけどね。
子供達は楽しく修学旅行気分でお泊りしているようです。
なんだよ、ちょっと涙ぐんだのは私だけかい
息子は私と話してるのに相変わらずアンパンマーンって叫んでたし
娘は幼稚園でジャガイモ掘りに行ったらしく
それをおばあちゃんがポテトサラダにしてくれたって
嬉しそうに話してくれました。
いつもの子供の声…。
涙が出ちゃったなぁ(読書に夢中で電話するの忘れてた割にね)
そんなこんなで初抗がん剤は特に症状もなく次の日の朝
無事に退院。
合計8クールの一回目!
まだまだこれからが治療の本番だけど心で負けずに
頑張っていきまっしょい!
~どうでもよい追記~
同じ病室の方にまたもや
「まだ若いのに大変だね。20代なんでしょ?」
ってまた言われちゃった~
実際はそんな若く見えるわけじゃないと思うんだけど
うれしや~。