昨日インスタグラムでこのミニカーを取り上げますと宣言していたミニカーです。僕的には鈴鹿サーキットのサウンドオブエンジンの目玉の一つと思っているフェラーリ312T2です。

 

 ダンロップコーナーを抜けてくるイメージで撮影してみました。

 

 

 

 1974年にフェラーリドライバーに抜擢されたラウダは、1974年のマシン312B3で徹底的にフィオラノサーキットでテストドライブを行いアンダーステア傾向を改善し、この312Tの開発につなげます。

 

 

 

 

 筆記体のドライバーロゴがいいですね。

 

 

 312Tの心臓部、180度V型12気筒エンジンです。このエンジンを水平対向12気筒といわれることがありますが、正確には180度V型12気筒エンジンです。

 

 

 水平対向エンジンと180度V型エンジンはピストンの動き方が違います。水平対向エンジンは左右のバンクのピストンが同時に内側外側に移動するのに対して、180度V12エンジンは左右のバンクで内外に移動するのが全く逆になります。

 

 

 この312Tシリーズで面白いと思うのがこのリアブレーキディスクの配置ですね。アップライト内でなくギアボックス近くには位置されていることですね。

 

 

 

 1976年のスペインGPよりこの背が高いインダクションボックスが禁止されるので実質この312Tで見納めとなります。

 

 

 

 最後にもう一度、お手製サーキットでの写真を。