鈴鹿でセバスチャン・ヴェッテルがレッドブルレーシングを離脱することを発表以来予想されていたことが発表されましたね。
 フェルナンド・アロンソのフェラーリよりの今シーズンいっぱいでの離脱です。

 ランキング2位になること5年間で3回、そのうち2回は最終戦までチャンピオンを争っていました。この5シーズンでシーズンを通してフェラーリのマシンが最速でなかったのにこの成績を上げられていたのは彼のドライバーとしての能力ですね。

 2010年、フェラーリ入りして初めてのシーズンです。
 シーズン終盤レッドブルの二人、マクラーレンの二人とチャンピオン争いをしていました。アブダビでウェバーのカバーに行った隙にヴェッテルに優勝されてしまいチャンピオンを逃しました。





 2011年はエキゾーストブローイングでフェラーリは後れをとり、エキゾーストブローイングが禁止されたイギリスGPで唯一の勝利を挙げます。






 2012年はF2012の開発が開幕の時点でかなり遅れていましたが、雨のマレーシアGPで奇跡の勝利!ライバル達にトラブルが相次いだため中盤までチャンピオンシップをリードも、ベルギーGPと日本GPでのスタート直後のリタイアが痛かったですね。




 2013年はこの年の序盤戦でのフェラーリは最速のマシンだったと思います。タイヤ構造のシーズン途中変更により失速し、結果としてレッドブルの独走を許してしまいました。




 そして最後の2014年です。パワーユニットの開発でメルセデスに遅れをとり絶望的なシーズンでした。そんな中でのハイライトがハンガリーGPでした。思い切ったタイヤ戦術によりトップを走るも、・・・・、リカルドに逆転優勝を許してしまいました。ハミルトンがあそこでリカルドに抜かれなければ、・・・・。

 


 来年はマクラーレンホンダとの噂がありますが、マクラーレンのドライバー発表は12月1日以降とのことですので、アブダビテストでのマクラーレンホンダのできを見てみてから決断するのでしょうね。納得できるパフォーマンスでなければ1年浪人もあると思います。