今年はF1マシンの走行がRA272しかないのかと思っていましたが、この展示は圧巻でした。模型作りの参考資料としてゆっくり撮影してきました。

 かなり豪華な写真です。すべて当時のMarlboroのロゴのまま保存してあるというのがいいですね。こういうMarlboroのロゴの微妙な位置というのが模型作りで大切になります。



 まずは1台目。1988年ホンダとマクラーレンのジョイント1号車で、アイルトン・セナが初栄冠に輝いたマシンです。Honda Marboro McLaren MP4/4。


 続いて、NA回帰元年である1989年のチャンピオンマシンであるHonda Marboro McLaren MP4/5です。アラン・プロストのチャンピオンマシンです。ちなみにこのマシンは日本GPとオーストラリアGPだけで使用されたシャシーになります。あのプロストとセナがシケインでぶつかったマシンです。



 日本がF1ブームだった1990年のマシンです。Honda Marboro McLaren MP4/5B。この年もプロストとセナの接触がありましたね。週刊ジャンプがスポンサーについています。



 1991年の鈴鹿ウィニングマシンであるHonda Marboro McLaren MP4/6です。この年からホンダのエンジンはV12になります。とても長いノーズが印象的です。ゲルハルト・ベルガーのマシンです。



 第2期ホンダF1の最終マシンです。1992年のHonda Marboro McLaren MP4/7です。ハイテク武装したウィリアムズ・ルノーにチャンピオンを奪われる形になってしまいましたが最終レースでかって終わらせるあたりがさすがです。アイルトン・セナのマシンです。