おかえり | * + * + maki 曜日 + * + *

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今日も美塾。明日も美塾。

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大震災から半年経とうとしています。




昨日、 津波を受けて 傷んでしまい メンテナンスに出していた 家具達が


きれいになって もどってきました。



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大地震 発生


尋常ではない 揺れの中、 


とにかく目に付く物をまとめ 避難しようとした際、


すべてを持って出られるわけではなく、




『きっともどってくるから・・・ よろしく頼むね・・』 と 家具達に言い残して 家を出たのでした。




幾日かして、



家さえも残っているかどうかわからないまま 向かったあの日。





車やコンテナ、どこの家の物か分らない物が流れ着いてひっかかり、


かき分けて、


やっとの思い


残っていた家の 割れた ガラス窓から中に入ると



どろだらけになった中に、残っていてくれた家具達。






大人4人でやっと持てる程重いキャビネットが 


きっと浮き上がったのでしょうね。





設置場所から大分移動してひっくり返っていました。


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中にしまっていた物は、期待していませんでしたが、


軽い側が浮いたのか、濡れなかったものが出てきました。



夫が大事にしていたカメラなんかは、全く無傷で残っておりました。





引き出し半分は 泥や塩水を吸ったからか、


ガチガチに開かなくなってしまってしまい、

しばらくの間、 


お世話になっていた避難先の倉庫で 乾かしても びくともしなかったです。



浮いたといえば、


壁には2m位、浸水した跡が残っていたのですが、


ベットとソファーも浮いたようで、


布団や


上にとっさに置いた物、


3/11にブログに載せたクッションも濡れずに生きていたのは意外でした。






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部屋があの日、どんな風に津波が押し寄せ 引いて行ったか・・・


確かめる術はないですが、


もどってきた家具達が、その中でじっと耐えてくれたかと思うと、


「ホントにありがとうね」 としか いいようがありません。






しみとなって痕が残っていますが
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漂白し、同じような色でウレタン塗装をすれば、何もなかったかのように きれいにも出来るとのことでしたが、


この木の風合いが失われて 全く別物になってしまうのがいやだったので 




あえて、木の持ち味を残して頂くことにしました。



ゆっくり これから 時間をかけて磨いて行きながら

一緒にまた暮らしていこうと思います。