アルビ発足一年目・・・なかなか勝てない
とんでもない守備で、野球できない私でも「え~うそ~」と思うようなプレー続出
でも、弱いチームの応援に慣れていた?ので、それでも楽しかった
いつか優勝するとき喜びは半端じゃないから
お気に入りの選手はいず、チームを、みんなを応援していた
そんな中で、ある日ピカッと光るものが・・・・
それが、7月に入団した古市隼人選手でした
球場の真ん中で、俊敏に球にくらいついていく姿に釘付けになってました
初めて声をかけたのは、シーズン終盤
城山球場の試合前の練習中、スタンドから
「古市君頑張って!!」
振り向いた古市君は、誰だろうという顔をしてましたけど・・・
ホーム最終戦五十公野でのナイターの試合終了後
役目を果たし疲れたボールたちが、スタンドのファンにサービスで投げ込まれた
私は、受けることが出来なかったけれど、そばにいた方が二つ拾っていて一つくださった
そのボールに、古市君からサインをもらい、
来シーズンを楽しみに思う気持ちが膨らんだ
2年目兄の入団に伴い、登録名が隼人に変わる
4月には、月間MVPをもらった
その時のコメント「バッティングは水物なので・・・」
本当に水物だった^^;
でもその時も自分は守備が売り、守備でチームに貢献したいと言っていた
自分は守備の人、守備に対するプライドが高かったと思う
前期は優勝を決めた美山の試合まで、全試合フル出場・・・アルビでは彼だけだった
ところが、最終戦では、優勝が決まっていたので、控えの選手達がメインで出場
古市君は、ブルペンキャッチャーをやっていた・・・出場はなかった
出たかったと思う
そんな古市君に試練の時がやってきた
後期はスタメンから外されることも多く
出場しても、残念な走塁で、スタンドのサポーターがらブーイングも浴びせられた
チームが勝ってうれしい時も、古市君が出てない試合は、心から喜べなかったような気がする
地区CSで群馬が優勝が決めた試合・・・彼に守備でミスがでた
試合終了後、悔し泣きしていた彼をみて、
『強くなる、ぜったい強くなる』そう思った
3年目の春球場にもどってきた古市君は、やはりたくましくなっていた
背番号は62から6番に・・・6番といえば大好きなショートNo.でも、彼は、サードにコンバート
開幕戦ではソロホームランを打ち、その1点が勝利を決めた
春先は調子がいいのかな(^_-)
その開幕戦で日報さんが初ホームランは誰?当たった方には抽選でサイン入りの写真を額に入れてプレゼントというのをやっていた
もちろん一番人気は青木さん
隼人と書いたのは少数だったらしく、見事、写真をいただき、我が家の玄関に飾ってあります
日報さんも彼が打つとは思っていなかったらしく、写真は、ホームに帰ってきた姿でしたo( _ _ )o
練習もがんばっているみたいだし
ちょっと行動も大人になったような気がした
安心して試合を楽しむことが出来た
4年目確かに守備は光っている
でも、もっとうまくなれる・・・努力すれば
同じ年の仲間がたくさん入団して楽しそうだった
前期の終わりごろから、大好きなショートにもどってきた
やっぱり古市隼人には、ショートが良く似合う
5年目ショートでのびのびやっていたが、シーズン途中からスタメンを外れるようになる
何が原因か分らないが(なんとなくは分る^_^;)、
腐らず、自分で努力してポジションつかんでほしかった
そして、その年古市隼人はアルビBCを去ることになった
同じリーグの信濃グランセローズへの移籍なので、また、彼のプレーする姿を見ることが出来る
前向きな選択だったのだろうが、私の気持ちは複雑だった
相当な覚悟がなければ、どこへ行っても同じだと思った
今シーズン、なぜか、信濃戦をなかなか見ることができなかった
避けてたわけではないが・・・
雨で中止・・・振り替え平日デー
とか、旅行の予定が入っていたりとか
ようやく信濃のハヤトを見られたのは、6月12日だった
別なユニ姿はなんか認めたくない気持ちあったけど
でも、プレーする姿見られてやっぱりうれしかった
10月5日信濃球団退団発表
内野手 ハヤト〔古市 隼人〕 背番号51 理由:任意引退
とうとう発表になりました
もう、球場を走り回る姿みられないのですね
精一杯やったのだと、完全燃焼したのだと、そう思おう
古市君が去った今シーズンのアルビBCは、リーグ優勝に今王手をかけている
本当は、その中に彼の姿をみていたかったな
私のアルビ応援の第一章は、古市隼人と共にあった
今シーズンは第一章と、第二章の間で、自分の気持ちも宙ぶらりんでいたような気がする
古市隼人の引退を受け止めて、第二章の始まり!
大好きなアルビBCをこれからも応援していこう
古市君も新しいスタートラインに立ち、前向きに未来に向かっていっているのだと思います
BCで得た力できっと新しい世界でも、頑張っていくのだと信じています
お疲れ様・・・ありがとう