#251 例によって阿刀田寛。 | ダイビング&バイシクル!
たまたまジブンが見かけたことを、「知ってる?知ってる?」といいふらすだけのこのblog。

今日もそんなカンジです^^;





なにしろ今日は日本vsオランダ戦。



地上波とBSではもう特番を放送していますね。キックオフは20:30なのに(笑)



でもでも相手は世界4位。





大失点をしないでいかに小さい傷口で90分をまとめるかが日本の今日のポイントでしょう。






サッカーとゆーと、ワタクシは日経の阿刀田寛記者の記事がアタマに浮かびます。



彼の豊富なボキャブラリー、比喩、視点は特筆モノ。




サッカー記事とゆーよりは短編小説を読んでいるようなリズムの良さがたまらないです。




なんでこんな記者が日経なんかに(失礼)いるのかと思ってしまいます。




その評判の高さは「阿刀田寛」でググるだけでたくさんヒットするサイトがあることでもおわかりになると思います。



ちなみにワタクシのblogも(今日のこの記事も)でてきますです(照)。



ちなみに作家の阿刀田高サンは彼のお父さんです。



残念ながら彼の記事は紙媒体でしか読めません(>_<)



だもんで、今日の朝刊に掲載されていた彼の署名記事の一節をここにご紹介。




(前略)

時代をまたいで伝説的なアタッカーを輩出し続けるオランダ。

(中略)

リーチ、スピード、スキルを備えた1トップのファンベルシー。

右足シュートが強烈極まるトップ下のスナイダー。

両のウイングも多士済々で、負傷が癒えたスピード王のロッペンに頑張り屋のカイト、

黒人特有のバネが末恐ろしいエリア...。



だが、数え上げても気がめいるだけだ。

ファンベルシーがすごいといっても、足が3本あるわけではない。

守備陣は各人の対策を講じるよりも縦のクサビを断ち、中央部をセメントで固めるようにして、靴1足分のスペースも与えないことに一意専心取り組むべきだろう。


(中略)

FWの岡崎は「前へ前へ前へ」と念仏のように繰り返す。

同じ芸風の矢野ともども、ゴールハンターとしてはオランダのFWには数歩を譲るが、盾を両手に突進する彼ら「ボールハンター」たちをうまく用いれば、意外な形でチャンスが訪れるかもしれない。


そして、不遇をかこつ中村俊。

(中略)

そのフリーキックは一攫千金の希望をはらんでいる。







ワタクシもきっと今日はノドが痛くなると思います(汗)




90分間希望を与え続けてくれるようなゲームを見せてほしいと念じています。