びろう葉帽子の下で
わたしのベッドの枕の上には、いつも3冊くらい本を置いていて、そのうち1冊は去年の夏に買った、
山尾三省の「びろう葉帽子の下で」という詩集です
神田に生まれ、早稲田大学を中退し、ネパールを1年間巡礼。
家族と屋久島の廃村に移住し、耕し、詩を詠んで暮らしていた詩人で、まだ幼かった息子さんたちの成長や、奥さまとの会話、屋久島の大自然の中で生活をし、感じたことを詠まれた詩集です

ベッドに入った暗闇の中、枕元に置いているオレンジ色の光のライトだけを点けて、寝る前に少しだけ、5分くらいだけ読む

こんな時間がたまらなく好き
テレビや雑誌でしか見たことないけど、屋久島の森や、情景が浮かんできそうな詩に出会うと、1日が浄化して締めくくれそうな気がするんですよね
屋久島、いつか行きたい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山
山尾三省
夕方
何かに追われて 山に入った
山で ひとかかえほどの椎の木を 二本伐り倒した
向かいの山にはまだ陽が当たっているが
こちらの山はもう夕闇が濃い
柔らかな山の土に腰をおろして ゆっくりと煙草を吸った
何故かこの時
心の底から山が好きになった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真は、3・4年前、沖縄に行ったときに自分へのお土産で買ったシーサーで~い
山尾三省の「びろう葉帽子の下で」という詩集です

神田に生まれ、早稲田大学を中退し、ネパールを1年間巡礼。
家族と屋久島の廃村に移住し、耕し、詩を詠んで暮らしていた詩人で、まだ幼かった息子さんたちの成長や、奥さまとの会話、屋久島の大自然の中で生活をし、感じたことを詠まれた詩集です


ベッドに入った暗闇の中、枕元に置いているオレンジ色の光のライトだけを点けて、寝る前に少しだけ、5分くらいだけ読む


こんな時間がたまらなく好き
テレビや雑誌でしか見たことないけど、屋久島の森や、情景が浮かんできそうな詩に出会うと、1日が浄化して締めくくれそうな気がするんですよね
屋久島、いつか行きたい

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山
山尾三省
夕方
何かに追われて 山に入った
山で ひとかかえほどの椎の木を 二本伐り倒した
向かいの山にはまだ陽が当たっているが
こちらの山はもう夕闇が濃い
柔らかな山の土に腰をおろして ゆっくりと煙草を吸った
何故かこの時
心の底から山が好きになった
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写真は、3・4年前、沖縄に行ったときに自分へのお土産で買ったシーサーで~い
