出雲から上京してきた父に、
何が食べたいか尋ねたところ、
「お寿司」とのことだったので、

父の誕生日(2月4日)祝いを兼ねて、

恵比寿松栄さんにお邪魔したのですが、

父と外食するなんて、
未だかつてないことですから、
思いっきり奮発して、

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握り以外にも、
美味しいところを盛り込んだお任せコースを頂いてました。


江戸前ならではの仕事ぶりがよーく伺えるお料理ばかりでしたが、

例えば、

「毛蟹」は、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-image


職人さんが、

丁寧に殻を取り、


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とても食べやすいかたちで提供して下さったり、


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穴子も、

笹で包んで蒸し焼き状態にして、



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2種類の食べ方で楽しませてくれたり…。


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「ブリ」は、

かまの部分を、

シンプルに塩焼きして下さったのですが、



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脂ののり具合、

絶好調でした。


うちの店 も、

今月は、


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「焼きブリ大根」をお出ししてますが、


このブリ大根も、

最強傑作だと自負してます(*^_^*)



それにしても、


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握り寿司含め、

どこをどうとっても、

職人ワザが光る逸品ばかりの『松栄』さんでしたが、


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特に、

「イクラと雲丹のミニミニ丼寿司」は、


父曰く、

「こんなうまいもん初めて食べた」と、

感激の絶頂でした。


同席していた叔父も、

「どれも人生初…。やっぱり違う…。感無量で、言葉にならない」

との言葉を頂きました。


こんなに喜んでもらえるなんて、


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作り手さんはもちろん、
お寿司達も嬉しいでしょうね。


私も幸せでしたが、

35歳にもなって、

父を連れて、まともに外食したことがない親不孝娘だったので、

ようやくほんのちょっと大人になった気分です。


しかし、

やはり『松栄』さんは、


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「マグロ」もぴか一です。


食の世界に入ってから、

何度か極上マグロを食べているはずですが、


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感動がやまないほどの美しい味わいでした。


さらに、


「かんぴょう」大好き人間の私は、

お寿司屋さんに行くと、

〆に「かんぴょう巻き」を食べるのですが、


大将に、

かんぴょう好きだと伝えると、


「かんぴょう巻き」の前に、


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つまみで出して下さいました。


お客さんが絶えない理由のひとつは、

こういった「人を喜ばせたい」というサービス精神にもあるんでしょうね。


ありがとうございます。。。



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※またまた今月の『園山』料理になりますが、

「豚の角煮入りロールキャベツ」にも、「かんぴょう」を抜擢してます。




おつまみのかんぴょうを食べ終えたところで、


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「わさび入りかんぴょう巻き」を出して下さいましたが、


私は、

どこのお寿司屋さんに行っても、


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決まって、

「かんぴょう巻き」には、


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「お味噌汁」を頼んで、

「かんぴょう巻き」と合わせて頂きます。



今回の『松栄』さんのお味噌汁の中身は、

私達親子の生まれ育った島根の「宍道湖の蜆」でした。


父談によると(ホントかウソか分からないのですが。苦笑)、


「昨今の宍道湖は、キレイになりすぎて、蜆がなかなかとれなくなった」


とのこと。


でも、

誇るべき故郷の特産品ですから、

蜆にも、まだまだ島根代表として、頑張ってほしいものです。


蜆に、

「おまえも頑張れ」って言われてる気がしたので(*^_^*)、

私も頑張らねばですが…。


今回は、

母が仕事にまみれて、東京に来れなかったので、

次回こそ、

両親共々、おいしいごはん屋さんに連れていけるように、

頑張るしかないですね。


そう考えると、

また頑張る楽しみが増えました(^^)