ボンジョールノ♪
標高3,827mのプーノの町で1泊して、本日は朝からクスコへ移動です。
出発前に心配していた高山病に苦しむ事無くココまで来れましたが、私の体にはある異変が・・・。
鏡を見て「うわっ!なにこれっ!顔がでっかいっ!!」…。
普段から、まぁ、ちょっと大き目かなと自覚している顔が、更に1.3倍位に膨れちゃってるんです。
「私の顔!大きくない?」って尋ねると「うん、大きいね」と主人にもはっきり分かる位のむくみ様です。
昨夜眠っている時に、後ろ頭にジワジワッと痛みも感じていたし・・・これはひょっとして恐れていた高山病?
顔のむくみが高山病と関係があるのかどうかは不明ですが、あの頭痛は間違いなく軽い高山病なんじゃないかと・・・。
ひとまず、朝には頭痛も治まったので、早い朝食を食べて6時20分にホテルをバタバタとチェックアウト。
タクシーでバスターミナル(Terminal Terrestre)まで移動(10ソル)して、Inca Expressのカウンターでチェックイン。
※プーノのバスターミナルではターミナル使用料が必要です。金額は忘れちゃったけど。
インカ・エクスプレスは、プーノ⇔クスコ間を途中観光しながら移動する人気の観光バスなんです。
ルートはこんな感じ↑。1人50$ プーノ06,50発/クスコ17.50着 ※逆ルートも有
昼食のビュッフェ込み/博物館や教会の入場料は別途。
主人が絶対的信頼を寄せるガイドブック「ロンリー・プラネット」でもおススメの観光バスです。
ちなみに「Cruz del Sur」のバスで移動した場合は、所要時間6時間半 95ソル。
Cruz del Surのバスの方がゆったり座れて快適ですが、せっかくならインカ・エクスプレスで観光地にも停まりながら移動した方が楽しいんじゃないかと。
それぞれの観光地での滞在時間がかなり短いのは残念ですが、ガイドさんの話も興味深いしおススメ。
プーノの町を後にして、2時間位でプカラ(PUKARA)に到着。
紀元前500年-紀元後200年に、この地にはプカラ文明が栄えていたそうで、遺跡もあるそうですが復元/整備はされていないそうです。
このワンちゃんの後ろに写る岩の下の辺りに遺跡はあるそうですが・・・時間が無くて私達は見ていません。
ここでは、プカラ文明の博物館を見学します。
写真撮影禁止だったので、写真はありません。
とっても小さな博物館ですが、彫刻の素晴らしい石板/石像や陶器等をみる事ができます。
次にバスでやって来たのは、標高4,335mのLa Raya (ラ・ラヤ峠)。
白く雪を頂く6,000ⅿ級の山々がすぐ近くに見えます。
プーノとクスコを結ぶ鉄道の線路↑ この鉄道は世界中の鉄道ファンに人気なんじゃないかしら?
この辺りは景色が抜群に美しいので、列車での旅も素敵なんじゃないかと。
この鉄道は、有名なオリエント急行等を運営するイギリスの会社とペルーの合資会社が運営
しているってガイドさんは言っていたと思います。
PERURAILのサイトで予約もできるみたいです。
チラッと料金を見てみたんだけど、ひとり200$位かな?
ラ・ラヤ峠には、お土産を売る地元の人達もたくさん。
アルパカと一緒に「写真はいかが?」って営業していた可愛い女の子。
ペルーでは写真1枚1ソルが通常料金かな?写真を撮る前に金額は要確認。
峠を超えて、小さな村のレストランで昼食です。
えっ!こんな小さな村にこんな立派なレストラン?!ってちょっと驚いちゃったツアー客御用達のレストラン。
ビュッフェのお料理はどれも美味しかったけど、特にスープが気に入りました♪
ペルーのスープ、とっても美味しい!
再びバスで移動です。
本当~に車窓の景色が美しいっ!
こんな標高の高い所にフラミンゴが生息しているんですね~。↑フラミンゴ達
ペルーの自然の美しさに感激しながら写真を撮っている内に、バスはラクチ(RAQHI)に到着。
ココでは「Temple of Wiracocha」を見学します。
↓コレ、神殿の外壁かな?って勝手に想像してましたけど、ガイドさんの説明によると、神殿の内部中央を支える壁だったみたいですよ。
こう見るとちょっとイメージできるかな?
この壁をから両側に屋根が伸びて、両脇も石柱で支える感じです。
こんな説明じゃ分からないかぁ・・・。
インカでは、石組が精巧である程神聖で重要な場所だったそうなので、この美しい石組を見てもココが特別な場所だった事が想像できますね。
神殿の奥に広がる住居スペース↓
ココで暮らせたのは、一部の裕福層でこの場所は石壁で守られていたんですって。
インカ時代の神殿は、残念な事に破壊されて教会の土台に使われたりして、石組しか残らないものが殆どなんだけど、ここの神殿は石組の上の石壁も見られて大変見応えのある遺跡でした。
遺跡の外には、お約束の観光客用のマーケット。
中に入って「んまぁ~♪」…・
現在暮らしているイタリアには、もっと立派で歴史ある教会がたくさんあって、教会には全く反応しない私達夫婦ですが、あら、これは一見の価値あるかも。
写真撮影禁止なので、写真が無いのでどう説明したら良いのか分かりませんけども。
壁のフレスコ画も素晴らしいし、細部まで丁寧に造られていて、とにかくため息が出る様な味わいのある教会です。
これにて、本日の観光は終了!
駆け足で急かされながらの観光でしたが、十分楽しめました♪
インカ・エキスプレスのバスは、クスコの町の中でも観光客が集まる中心部から少し離れた場所で停車。
ここからは、タクシーでそれぞれの宿泊先に移動です。
タクシーの運転手と値段交渉してアルマス広場に近いホテルまでお願いしました。
相場は20ソルみたいだけど、私達の運転手は「10ソルでいい!」と・・・。
タクシーの運ちゃんもちゃっかりしていて、私達2人の他にあと2人を乗せて出発。
運転中も明日からの観光ツアーの勧誘に余念がありません。
まぁ、安くすむならタクシーをシェアするのは全然かまいませんけど。
この日から4泊予約をしているのは、クスコの中心アルマス広場に徒歩1分ととっても近い小さなホテル。「Hostal El Triunfo」 ツイン1泊朝食付き53€。
※ホテルの入口は、観光客に絵画を売ってるお店です。
豪華さとか味わいとかは全く感じないカジュアルなホテルですが、使い易い収納もあって、無料で自由に使えるパソコンも1台ロビーにあるし、コカ茶等も自由に飲めるのも有難い。
WiFiも問題ないし、朝食ビュッフェも普通に美味しい。
クスコの中では、お洒落なレストラン等も近くにある良いエリア。
夜も静かで主人は大変このホテルを気に入っていました。
バスルームはシャワーのみ。
アルマス広場に建つ大聖堂の後ろ姿がホテルの窓から見えます。
私達の部屋からは残念ながら隣の屋根しか見えませんでしたけど、部屋タイプによってはお部屋の窓からこんな景色もみえるので、予約の時には「大聖堂の見える部屋」ってリクエストしてみると良いかも。
さて、すっかり陽も沈んだクスコの街ですが…。
アルマス広場に行ってみよ~!
おおおおぉ~♡綺麗~
すんごい、いい感じですよ、クスコ。
つづく