今日は起業コンサルティングのマンスリー会員様の
月1回の個別コンサルティングでした。
昨年春から
ブランドを作って売れる商品を作る方法を教える
個別コンサルティングを行っていますが、
私の本業同様お菓子で起業したい方もいらっしゃれば、
お菓子以外の食品で起業したい方、
食べ物はあくまでツールの一つという位置づけで
コンテンツ起業したい方など
いろいろな方のコンサルティングを行ってきました。
こちらのクライアントは
アパレル系のブランドを立ち上げたいという方。
ご自身が長くライフワークとして携わってきたことと
ご自身のアイデンティティそのものを商品に落とし込んで、
この先長く続けていけるビジネスの柱の
ひとつを立ち上げるための
お手伝いをしています。
アパレル業界でものづくりを経験すると、
インテリア雑貨や食品など別の分野でも
その方法論が生かせるので、
ものづくりをしたい方には
ぜひ会社勤めをして経験することをおすすめしたいのですが、
20代でしたら未経験でも飛び込めますが、
30代、40代になって未経験で
企業のものづくり部門に就職するのは
至難の業。
でも、やり方さえわかってしまえば
未経験で起業することはもちろん可能。
そこで、未経験の方でもチャレンジできるように
私の経験とそこから導いた法則を
お伝えしています。
今日の面談では、
いよいよリサーチも大詰めという段階に来たので、
発売までの今後の流れや取り組みを
整理してお伝えしました。
来月の面談時にはまとめに入り、
いよいよものづくりに実際に着手します。
ずっと続けていくライフワークを起業するときに
ノウハウよりももっともっともっと必要なのは、
モチベーションの源泉となる『想い』です。
1.なぜそれをしたいのか?
2.それは自分がしなくてはならないのか?
3.それをしなかったらどうなるのか?
これらの質問を自分に対して何度も何度も問いかけて、
しっかりとした明確な答えを持てていると
ビジネスを立ち上げて走り続けられる力が
発揮できると思うのです。
個人コンサルをしていて成果につながらないケースは
この2番目と3番目の問いかけとその答えが
圧倒的に弱いと思います。
なので、課題も進まないし、途中でやめてしまいます。
自分じゃなくてもできる、
自分じゃない人がすでに同じテーマでうまくいっているので、
自分がやる意味に確信が持てない、
それをしなくても他の仕事があるので生きていける、
などなど、がんばらなくても支障がないので
ちょっとボタンがうまくかからないと
そこで手放してしまうのです。
ちなみに、責めているわけではありません。
私も現在進行形でそういう部分はありますし、
この個人向けコンサルティング事業については
アクセルとブレーキを交互に踏みっぱなしですから。
でも、アクセルを踏んでやってみて
「違う」とわかったらブレーキをかけて、
わかったことを基に
次はどうやってみようかと常に考えています。
やってみてうまくいかなかった結果、
手放すことも良いことだと思っています。
手放せるということは、あなたがやらなくてもいいことからです。
あなたの貴重な時間と、お金などのリソースは
本当にやりたいことを見つけるために、
そして見つかったときのために
温存しておきましょう。
でも、そのときに本当に実力を発揮できるかどうかは
どれだけ「筋肉」が付いているかによります。
集中力、精神力、素直力、計画力、実行力、などなどの力を出すには
それぞれ筋肉が必要です。
なので、経験としてやれるところまでとことんやってみて、
これらの筋肉を鍛えておくのはとても大事です。
乗りかかった船、
ちょっと違うかなーと思っても、
せっかくコンサルを付けたり学びの場で時間を過ごすなら
とことんがんばってみることをお勧めします。
教わったことを実際にちゃんと実践の場でやってみないまま
寝かせていても、
やりたい気持ちがある以上、
ずーっとそこで足踏みし続けるだけです。
今日面談したクライアントは
すでに何年も自分のビジネスを続けてきた方なので、
課題もきちんと自主的にやって提出して
前に進み続けていますし、
いろんな筋肉をすでに持っているしなやかさを
いつも感じさせてくれます。
新しいビジネスの柱の立ち上げも
自分の意志でがんばれると思います。
そんな彼女でも、
やっぱり他にがんばっている人の姿を見るのは
励みになるはず。
そこで、今日はこちらの本もお勧めしました↓
『自分で「始めた」女たち』
グレース・ボニー著
アメリカで起業したスモールビジネスオーナーや
フリーランスで活躍する女性たちに取材をしたもの。
私もこれまで度々、他の活躍する人のストーリーを見聞きして
元気をもらってきましたが、
そんなストーリーがぎゅっと詰まった本。
海を渡った遠いところで
自分のように起業家精神を持って
がんばっている人の存在を知ることは
何より励みになります。