韓国は、僕にとって何だったか。「ネットとホスピタリティ」 | One! 

韓国は、僕にとって何だったか。「ネットとホスピタリティ」

新年度~~~~!桜!
ようこそ、1年坊。な四月!

ブログ書いてないなぁ~~~。
Twitterはじめてから、書かなくなりますね。

備忘録的なメモとか必要なくなるし、
(Evernoteも割とイイし)
ちょっとした考えなら、TLに流した方が、
みんなの意見もインタラクティブに集まるので楽しいので。

でも、長文を書かないのは危険だと思い、
少し前の韓国旅行をば。

まぁ~旅行としては、お疲れさん会的な要素が大きかったので、
食って呑んでバカやって、観光した。
ってのが大きな要素ですが・・・。

少し気づきをメモとして残そうかと思います。
なので、このエントリ、韓国の「旅」なはずが・・・
非常に仕事的です、失礼。

では、その仕事的な気づきを、まとめると2点。

(日本は後発者優位とか言ってるけど)
「デジタルサイネージを含むネットインフラは韓国が超圧倒している。」

(日本はホスピタリティの国とか言ってるけど)
「インフラによるホスピタリティの実現こそ、観光には必要である。」

とある先輩のブログで拝見した。
日本は「スタティック」な状況にある。
ってのを、ものすごくリアルに感じた。

まぁ、よくありがちな
「若者が外国行たら、カルチャーショック受けて帰ってきた。」
みたいに受け取っていただいて結構ですw

でも、僕らが今後、モノヅクリ国家だとか、
観光戦略だぁとか言うなら、
少しだけこの想いを共有したいと考えています。

最初は、
「デジタルサイネージを含むネットインフラは韓国が超圧倒している。」
みたいなところを簡単に紹介します。

まず、これ。
One! 
インタラクティブサイネージって、
呼んだ方が適当だと思う。
バス停にあるサイネージで、
バス情報をタッチパネルで調べている。
そして、見て・・・子供がいとも簡単に使ってるんです。

あと、これ以外に「i」って書いてあるサイネージは、
そこからメールが送れるようになっていて、
どこにいるか場所を伝えられる。
これだけで、僕は十分ビビりました。

商業施設は、これ。
$One! 
左がタッチ式の施設案内。
一瞬でお店の場所とか分かります。
セール情報もメニューも載っている。
右ではCMが流れます。

みんな、こんな感じで使ってます。
$One! 

Yokoso!JapanのCMも。
One! 
「最近、中国とか韓国の人多いよね~。」
とか言ってる場合じゃない。
彼らは重要なマーケットだし、
何より、こっちに来るのは、
過去のタイムマシンに乗ってる気分かもしれない・・・。

もちろん、駅ホームにも。
One! 

僕がビックリしたのはこれ。
これ見て、各所にあるサイネージとのネットワーク連動を想像し、
「日本って、ホスピタリティあるの?」って思いました。
One! 
韓国、中国、日本語、英語で、電車の切符を買えるんです。
しかも音声案内付き。
もちろん、日本も英語なら買えるし、
多言語も電鉄各社で対応してる。
万博のおかげで、名古屋地下鉄は4カ国語のアナウンスがある。

でも、日本は、こういうコンセプトからの
ネットインフラによる統一的な対応を実施していない。
特に東京で、さらに東名阪になれば、足並みはバラバラ。

ソウル以外をちゃんと回ってないので、
そこまで言及できないが、
言葉が分からないアジアの一国に来たとき、
「人とのふれあいという」ソフトに近い部分の
ホスピタリティも、スゴく重要。
そういう面では、ホテル、観光施設、ショッピング施設に入れば、
日本もちゃんとホスピタリティあると思う。
(彼らは商売だし。ターゲットにしてるし。)

ただ言語の壁がある限り、やはりハードだと思う。
人が一人、言葉を介さなくても、
安心して旅行できる環境整備は、
確実にインフラ的な対応が必要。

もちろん、切符売り場を韓国と同じにしようって話じゃない。

デジタルサイネージを含むネットインフラとホスピタリティが、
融合しないと、現代的な観光ホスピタリティは生まれないと思う。

先に挙げた2つの気づき。

「デジタルサイネージを含むネットインフラは韓国が圧倒している。」

「インフラによるホスピタリティの実現こそ、観光には必要である。」

この二つを、特にパブリックサービスを提供する企業が、
率先して進めないと、観光立国はないんじゃないかなと思う。

いや、京都にど~っとサイネージって話じゃないですよ。
ネットインフラでオンラインな環境を観光用に作るってコト。

そうすることで、メーカーだってある程度潤うし、
広告的なデジタルサイネージ元年を迎えられる。
と最後は蛇足的に思いました。

理想は、
でっかいiPad。
そこに、カスタマーサービスとして、
置く。

広告は追加的要素で、サービスプラットフォームを作る。

韓国は、それをサムスン、LG、鉄道会社を、
中心に進めているなぁ。
少子化が日本より早く人口が少ない国だから、
内需は観光だっていうのは、
既に韓国政府が実施したんだろうな。

この2点をうまくフィードバックして、
自分の仕事に役立てられないかなって思ってます。

あぁ~、韓国、スゴシ!
サムスンとかの力もビシビシ感じられ、
また一緒に行った先生が、
10数年、日本企業とサムスン、LGとの交流を図り、
分析・研究を行っていた人で、
歴史的な経緯を聞け、刺激的だった。

でもね・・・暗い話ばかりでもなく、
COOL!JAPAN!は、あります!
バクマン!韓国版!
$One! 
本屋で、みんな、食い入るように、日本の漫画を読んでました。
しかも、韓国は、座り読みなのね。

ちなみに、僕は韓国の方のような、
薄い感じの美人が好きです。
チェジウ、キムヨナとか。
日本だと木村佳乃とか松嶋菜々子もジャンルとしては、
同じ気がするんですが。
※最後は、ウルセーヨで流してくださいw

最後は、キムヨナちゃんと、はぁ~。
楽しく刺激的な旅行でした。
One! 

少しだけ、ご飯の話。
僕が、一番気に入ったのは!
前述の先生に連れて行ってもらった
「カンジャンケジャン」最高!
$One! 


追記
観光のためにサイネージとかネットインフラ作るんじゃねぇよ。
って批判が来そうなんで、追記。

観光=旅
とは、本質的に「ハレ」であり「非日常」である。
つまりは購買意欲も高ければ、モチベーションも高い。
ライフスタイルとして高揚感のあるとき。

その状態にある生活者において、
ネットインフラとホスピタリティが呼応し、
生活者の利益となれば、
日常的な生活においても、
有益になるのではないか。

異常時に対応できるオペレーションがあれば、
平常時に有効活用できる。

GPSが軍需だというが、
その部分は、既存のソフトウェアのサービスに、
生きている。と同じかと。